軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

8月27日(月)”いじめを見逃さない長野県”をめざす共同メッセージ 110

2012-08-27 08:51:52 | 日記

 

 本日のSHR(ショートホームルーム)で、担任の先生から生徒に対して、「全国でいじめが大変な問題となっていますが、いじめは人間として絶対許されないことです。このたび、長野県知事、長野県教育委員会委員長から、いじめについてのメッセージが出されました。今日はそれを読み合わせしたいと思います」と話してもらい、メッセージを配付し、子ども向けのメッセージの読み合わせを行います。また、「いじめについて知っている人、いじめで悩んでいる人がいたら、一人で抱え込まずに申し出たり、メッセージに書いてある電話番号でも、担任でも、授業担当者でも、相談室の先生でも、誰でもかまわないから相談してください。秘密は守ります」と話をします。さらに、保護者の皆さんあてのメッセージを家に持ち帰り、保護者の皆さんに読んでほしいと伝えます。

 また、松沢教頭から、「安全・安心メール」を通じて、SHR時の実施内容を保護者に伝えることにしています。

 このことについては、日本国憲法の第14条をご覧ください。「法の下の平等」という考え方です。

 第十四条  

  すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

 上記条文は、高校の「現代社会」や「政治・経済」の授業で必ず学習する部分です。中学校の社会科の「公民分野」でも学習していると思います。こうした理念がすべての人に共有されることを改めて切望します。

 なお、「メッセージ」は以下からご覧いただけます。

 http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/support/no_ijime/no_ijime.htm

 さて、本日は、午後から長野市で会議があり、それに間に合うように、少しだけ学校にいたら出かけます。長野市はきっと暑いことでしょう。軽井沢から「下界」に降りると、体もすでに「寒冷地仕様」になっていますので、とても暑く感じます。

 会議の後、講演会も行われます。

 講師の先生は、千葉県市原市の教育長で元千葉県立高校長の白鳥秀幸先生です。今日も、「勉強」してきます。

 校長職に就き、「講演」をうかがう機会が増えてきました。

 4月から、すでに多くの講演をうかがっています。こうした講演をうかがい、自分なりに咀嚼して、学校運営にいかせるように考えることも校長の役目の一つかと思っています。

 以下の写真は、昨日の日曜日、生徒会役員の皆さんが噴煙祭のビデオ撮影に来ていたのを撮影しました。

 それでは行ってきます。

 

☆追伸 8月27日23時

 軽井沢に戻ってまいりました。

 白鳥教育長さんのお話は、自分自身の校長としての在り方を考えさせられると同時に、元気と勇気を頂戴しました。講演の題目の中に「挑戦」という言葉がありましたが、決して忘れてはいけない言葉だと思いました。

 白鳥先生の著作も紹介していただきましたので、さっそく注文して、読んでみようと思っています。

 写真は講演の様子です。