岸和田城

菊花大会開催中とちらっと見て、岸和田城で見た事があるので
天気もいいし、暇やし、行ってみました。
あれっ　どこにもそれらしいものが無い？？　何かの事情で中止かも・・・
久しぶりのお城です。
　　　　　　　　
内に入ってみました。
　　　　　　　　
国の名勝八陣の庭（枯山水庭園）の周りの松の大木が根っこから倒れていました。
　　　　　　　　
台風の影響です。庭園は立ち入り禁止。
あちこちロープが張られ、入れない所があります。

帰ってよく調べたら、菊花展は岸城神社で開催中でした。
何でも早とちりの私の悪い癖でした

鹿の角切り（奈良）

１０月６日～８日の３日間、春日大社の近く「鹿苑角切り場」で行われます。
秋の発情期を迎えた雄鹿は気が荒く、互いに突きあって死傷したり、
人が危害を受けたりするのを防ぐため、江戸時代に始めたと言われています。
　　　　　　　　
芝生の場内は二階片側が観覧席で、階段状になっています。
開始直前に入ったので、最上階で立ち見でした。
　　　　　　　　
観覧席のはずれにある建物で、来賓および関係者代表が神主のお祓いを受けます。
この建物の下が鹿の追い込み口です。
　　　　　　　　
勢子と呼ばれる人たちが赤旗を持って、立派な角の雄鹿を三頭場内に追い込みます。
　　　　　　　　
すごいスピードで場内を走り回る鹿に、「十字」と言う道具をつけたロープを投げ、
角に引っかかったら少しずつ柱に巻き付けて引き寄せ、身動き出来なくなったら
勢子４,５人で押さえ込みます。
　　　　　　　　
芝生にはござを敷き、枕も置き、４人で抱えて寝かせます。
　　　　　　　　
興奮した鹿に、神官役が水を含ませ、静かになったらノコギリで角を切り落とします。
　　　　　　　　
終わったら勢子がいっせいに離れ、鹿は猛然と出口から走り去ります。
鹿も人も傷つかないよう、素早く、手際よく三頭とも終わりました。
　　　　　　　　
切り取った角と［十字」です。