ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

かつての紅茶の入れ方

2005年01月17日 | お茶のある風景(読み物)

私が紅茶を入れ始めたきっかけは、数年前に頂いたまま
戸棚のこやしになっていた「メリオール」だ。
(一番最初の記事を参照)
このメリオールは単品で頂いたのではなく、実は茶葉とセットになっていた。
フォートナム&メイソン社のスタンダードな普通の紅茶とアールグレイである。

このおしゃれなプレゼントを見たときは本当に嬉しかった。
しかし、ずっと紅茶はティーバッグで飲んできたため、紅茶の茶葉での贈り物にはとまどったのも事実だ。
入れ方が検討もつかない。
メリオールも説明書がないため使い方がさっぱりわからない。
当時はインターネットに接続できる環境もなかった。

思い余った私は、茶こしに茶葉を適当に放り込み、上からポットのお湯をどぼどぼかけるという暴挙に出た。
自分でもこんなのは紅茶の正しい入れ方ではないだろうと感じていたが、
「メリオールの使い方など紅茶を入れる人なら常識ですわ」と言わんばかりに説明書を付けないメーカーの方が悪いのだ。
紅茶ってハードルが高いなあと釈然としない思いで、茶こしで入れた紅茶を飲んでいた。
味は特に印象に残っていないので、いつも飲んでいるティーバッグのものと変わらなかったのではと思う。
・・・今思えば、こんな入れ方でティーバッグと変わらない味を出したフォートナム&メイソンってすごい。

ちなみにスタンダードな方は名前を忘れ、アールグレイの方は名前を覚えているのは理由がある。
缶の外からでも分かるとても強烈な匂いで、飲もうか飲むまいか長いこと悩んでいたからだ。
紅茶を多少飲むようになって分かったが、この会社のアールグレイは二種類あり
一つがとてもスモーキーで個性的なのだそうだ。
私の頂いた方は普通のアールグレイなのだろうけど、強烈な匂いだったという記憶しかない以上気になるところだ。
今度、思い切って買って確かめてみようかなあ。


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