あなたの家にも、貰ったきりの紅茶や好みでない紅茶が眠っていませんか?
そんな紅茶たちを、海外サイトでは「15 Wonderful Uses for Tea」(日本語訳はこちら)で活用しようとあるけど、文化の違いか、実際に試すには少々ためらうものが多い。
では、日本の紅茶好きは、余った紅茶や好みでない紅茶をどんな風に飲んだり活用しているの?
自分の経験や頂いたコメント等から、まとめてみました。
1.水出しにする
水出しとは、適当なポットに茶葉と水を入れて(一般的には水1リットル当たり茶葉6~10gが推奨されることが多い。私は茶葉20g近く使う)、冷蔵庫で一晩置くだけというお手軽な紅茶の入れ方。
お湯で入れると好みでない茶葉も、水出しにすると味が劇的に変わることが多いため、試してみる価値がある。
また、一回に消費される茶葉の量が多いのもいい。
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉(フレーバードティーも好み次第で向いている)
●1回に消費する茶葉の量:6~20g(水1リットル当たり)
※ただ、水出しにしてもやはりおいしくない茶葉も相当数ある。
●1回に消費する茶葉の量:6~20g(水1リットル当たり)
※ただ、水出しにしてもやはりおいしくない茶葉も相当数ある。
2.豚の紅茶煮に使う
豚の紅茶煮とはこのレシピのように(リンク先は私がお気に入りのもの)、鍋に豚のかたまり肉+水+紅茶(10g程度)+生姜等を入れて煮込み、調味料を合わせるという簡単でおいしいレシピ。
実際に作るまでは肉に紅茶のにおいが残るのでは?と心配だったけど、紅茶のにおいは全くない。
紅茶は肉の味にコクを与えるものとなっている。
時間はかかるけど、手軽で親しみやすい味だし、紅茶も10gくらい一気に消費できるのでおすすめ。
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉
●1回に消費する茶葉の量:約10g(水1リットル当たり)
※香りがついている紅茶(アールグレイ等)は使えないので注意。
●1回に消費する茶葉の量:約10g(水1リットル当たり)
※香りがついている紅茶(アールグレイ等)は使えないので注意。
3.他の茶葉と混ぜて飲む
好きな紅茶と嫌いな紅茶をブレンドして飲むという手もある。
この場合、混ぜて飲むなら、好きな紅茶に嫌いな紅茶を少しだけ入れるのがいいと思う。
ちなみに、好きな紅茶と嫌いな紅茶を半々でブレンドして玉砕したのは私。
早く嫌いな紅茶を減らしたかったので…
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉(好みによってはフレーバードティーもあり)
●1回に消費する茶葉の量:少量(1人分)
●1回に消費する茶葉の量:少量(1人分)
4.お菓子を作る際に紅茶を混ぜ込む
よくある紅茶の消費方法。
そこで、紅茶プリンや紅茶クッキー等で何度か試してみた。
結論は、「混ぜる紅茶が嫌いな香りだと、ほぼ失敗する」「紅茶の香りが嫌いな上に食品系でない場合(アールグレイ等)は、100%失敗する」です…。
ノンフレーバーの紅茶の場合は、成功率(つまり普通に食べられるものができる確率)が上がると思う。
特に茶葉を直接混ぜ込むタイプのレシピなら成功率も高いのでは?と予想している。
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉
●1回に消費する茶葉の量:約4~6g(2~3人分)
●1回に消費する茶葉の量:約4~6g(2~3人分)
5.セパレートティーにして飲む
セパレートティーとは、紅茶とグレープフルーツの果汁で二層にするアレンジティーの一種。
レシピ例はこちら。
セパレートティーは、リンク先のレシピを見ても分かるように、茶葉を約30g(2人分)と大量に使う。
しかも、グレープフルーツと大量に投入する砂糖が紅茶のまずさを緩和してくれて、かなり飲みやすくなる。
難点はノンフレーバーにしか使えないことと、きれいに作るには練習が必要なこと。
私がセパレートティーが作れるようになるには1年かかっている(その記録はこちら)。
でも、セパレートに失敗しても味に影響はない。
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉
●1回に消費する茶葉の量:約30g(2人分)
●1回に消費する茶葉の量:約30g(2人分)
6.ミルクティーにして飲む
鍋で作るミルクティーの場合(私のレシピはこちら。通常のレシピはもう少し水が多い)、使う茶葉が通常の2倍になる。
アイスミルクティーの場合、この記事紹介しているアイスミルクティーの作り方や、このレシピを見ると分かるように、茶葉を30g(2人分)と大量に使う。
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉
●1回に消費する茶葉の量:ミルクティーの場合は約5g(1人分)、アイスミルクティーの場合は約30g(2人分)
※ミルクティーは好みによってはフレーバードティーも使えるけど、アイスミルクティーにはノンフレーバーの紅茶しか使えない。
●1回に消費する茶葉の量:ミルクティーの場合は約5g(1人分)、アイスミルクティーの場合は約30g(2人分)
※ミルクティーは好みによってはフレーバードティーも使えるけど、アイスミルクティーにはノンフレーバーの紅茶しか使えない。
7.茶香炉に入れる
ノンフレーバーの紅茶・中国茶・緑茶の消費方法としては最適とのこと。
特に中国茶、緑茶には使えるらしい。
このブログにいただいたコメントによると、「緑茶はお茶屋さんの店先のような香ばしい香りがしますし、中国茶はほのかに甘みがある良い香りですよ」とのこと。
でも、フレーバードティーには使わない方がいいそうです。
そうですよね…。
ポイント
●向いている茶葉:ノンフレーバーの茶葉
●1回に消費する茶葉の量:数g
●1回に消費する茶葉の量:数g
8.靴箱の消臭剤にする
紅茶は靴箱の消臭剤として、すばらしい切れ味を発揮する。
一番向いているのは、芳香剤みたいな人工的な強い香りのアールグレイ。
次に向いているのは、ノンフレーバーの紅茶。
甘くないスパイシー系の香りの紅茶(ルピシアのASIA等)も向いている。
該当する紅茶があったら、いらない缶や箱に茶葉を入れて試してみてください。
向いていないのは、アップルのような甘い香りの紅茶。
甘い香りと靴箱と靴のじめっとしたにおいが混ざり、靴箱を開ける度に大ダメージをくらいます。
絶対にやめた方がいいです…。
ポイント
●向いている茶葉:香りのきついアールグレイ
●1回に消費する茶葉の量:数g~(靴箱の広さと好みによる)
●1回に消費する茶葉の量:数g~(靴箱の広さと好みによる)
9.風呂の入浴剤にする
紅茶の活用方法としてよくあげられる方法だけど、浴槽に茶渋が付くためやめた方がいいらしい。
私はカップに付いた茶渋ですら落とすのが面倒なのに、浴槽なんて!と思ってしまい、未だ試していない。
後片付けが大変そう…。
ポイント
●向いている茶葉:好みのものをどうぞ。
●1回に消費する茶葉の量:?g
●1回に消費する茶葉の量:?g
最後に
私の紅茶の在庫は結構あり、中には好みでない紅茶もある。
そんな紅茶たちをどう使い切るか、あれこれ挑戦し時にはアドバイスも頂いてきました。
このまとめは、そんな経験とアドバイスの集大成。
あなたの家の眠っている紅茶達も、有効に活用されますように。
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