私には行きつけ?の喫茶店がある。
実家の最寄り駅の前にある某チェーン店だ。
この喫茶店は年に一~二回ほどしか行かない。
しかし、行く相手は常に同じだ。
小学校以来の友人である。
二人とも頼むメニューもほぼ同じだ。
お茶請けはその時々で変わるが、飲み物は大抵友人はロイヤルミルクティー、私はアイスカフェオレだ。
注文したものを抱えて席に着くと、二人ともまず飲み物に口をつける。
そして、顔を見合わせてにやりとする。
「ひさしぶり。」「本当だね。」
一言二言挨拶を交わすと、後は怒涛のお互いの近況報告に入る。
短くても三時間は話す。
そして会わなかった半年から一年の歳月を埋めていく。
お互いの進路報告、就職報告、資格合格、結婚報告、私の妊娠出産報告、全てこの喫茶店で話したことだ。
別の場所でそのチェーンの喫茶店に入ると、行きつけの店と同じコーヒーと煙草の入り混じったにおいが私を迎える。
そのにおいに友人を思い出し、今頃何をしているのだろうと思う。
そろそろ話がたまってくる頃だ。
近々会わないと、五~六時間は話し続ける羽目になりかねない。
※画像はhare's photoさんからお借りしています。
ステキなお話ですねー。
お友達とは本当にいい関係を続けてらっしゃるんですね。
ぎんぐさんの文章は、いつもその光景が思い浮かびます。
私もテーブルについて話に加わりたくなります(笑)
いらっしゃいませ!
コメントをありがとうございます。
鋭い!
そう、アイスティーではなくてアイスカフェオレなのです。
アイスなのは私が猫舌だからなのですが、なぜアイスティーでないかというとおいしくないからなのです(笑)。
ここのアイスティーは最初から薄くて美味しくなく、しゃべっているうちに氷で薄まって更にまずくなってしまうのです。
そこであれこれ試した後、アイスカフェオレが一番という結論に達したのでした(笑)。
体力勝負な感もあるこの会合(?)ですが、家が近ければモヨコさんもお誘いしたいところです。
最近は二人ともかつてほどの勢い(話す時間の長さとか、飲み物の注文数とか)がなくなってきました。
落ち着いてきたというより、多分年のせい・・・。
とほほ。