ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

面白茶会に参加してきた!(前編)

2012年05月15日 | 紅茶関係のイベントレポ
5月7日。
いつものようにtwitterのタイムラインをチェックしていると、こんなつぶやきが目に止まった。



ティーブレンダーの熊崎俊太郎さん(@amazingcafe)によるつぶやき。
続けて以下のつぶやきが。




読んでいるだけでわくわく。
これは是非、参加してみたい!
そこで、つぶやきのとおりに予約メールを送ったところ、程なく熊崎さんから予約完了のメールが届いた。
わくわくしながら読むと、こんな一文が。

会場はフランスの家具や雑貨を扱うショップ&カフェです。恐れ入りますが、少しだけおしゃれして、お越しいただければ幸いです。お店の雰囲気は、ホームページをご覧くださいませ。

ドレスコードだ!
ツイッターでもちゃんとつぶやかれていたので知っていたけど、やっぱりドレスコードがある!
それから当日までの悩みは「服をどうしよう」「スーツで行ったら浮くだろうし」「ドレスを着たら絶対変だし」と、そればかり。
ドレスコードでこんなに悩むなんて何年ぶりかな。楽しかった。

お茶会が始まるまで

会場は代々木上原にある「ティアラス カフェ」
閑静な住宅街にあり、フランスからの家具や雑貨を扱うカフェが併設されている。
HPを見ると分かるけど、外観からしておしゃれ。

こういうお店にあまり入ったことがないため、どきどきしつつそーっと足を踏み入れ(不審者だよ)、入り口にいたお店の人に聞いてみた。

私「あああああの、おおおおお茶会に」

慣れない閑静な住宅街&オサレ空間に圧倒されてかみまくってしまった…。


お茶会の会場に入った!

会場に入ると、プログラム(というかレジュメ?)と、ツイッターでもつぶやかれていた「謎土産」が手渡された。

渡されたプログラムには、本日のメニューとと共にこんな言葉が。
本日はお越しいただき、ありがとうございます。
「面白尽く」の精神で、紅茶と戯れるひとときを。

では、今回のオダイモクでございます。

◇ダージリンイベントの悩み…口福vs腹痛
◇ファーストフラッシュダージリン(FFD)狂騒
◇そんなにアリガタイか?でも宣伝必須だ!
◇きちんと向き合い、茶葉を活かしきる努力を。

このプログラムと謎土産(「2012 FFD マーガレットホープEX」、「ふつうにおいしいニルギリOP」、「ヴァリアシオン」)で、私のテンションは上がりまくり。
何が始まるんだろう!というわくわく感と、帰ってからのお楽しみが手元にあるどきどき感。
うおお、楽しみだー。



ウェルカムフレーバー/ファーストフラッシュ・ブレンド




最初はファーストフラッシュのブレンド。
画像を見ても分かるとおり、ほんのひとなめ程度の量。
だけど、これが「ファーストフラッシュを凝縮したんですか?」と思うくらいの味の濃さ。
濃い緑茶って苦みも香りも強いけど、ちょうどあんな感じ。
これ、タルボ茶園のロット違いのブレンドとのこと。
単一茶園のブレンドなんて初めて飲んだかも。

テイスティング/オークションサンプル2種




キャッスルトン茶園とマーガレッツホープ茶園のサンプルを飲み比べて、どちらがどちらか当てるというもの。
写真のテイスティングカップから、各自に添えられたスプーンで紅茶をすくい、少しずつ飲んでみるというスタイル。
熊崎さんのメーカー勤務時代の話や、オークションブローカーの話を聞きつつなので、楽しい。

この時、紅茶だけではなく水も添えられたのだけど、入っているグラスも綺麗だったので思わずぱちり。
会場にはテーブルが3つあったけど、テーブル毎にグラスの形が違うのが面白かった。
(会場のティアラス カフェさんで買えるとのこと)



メインその1/ファーストフラッシュ・マーガレッツホープ茶園(硬度変更)




写真右が硬度30の水で入れたマーガレッツホープ茶園のファーストフラッシュ、写真左が硬度60の水で入れたマーガレッツホープ茶園のファーストフラッシュだけど…。
見た目もそっくり(少し硬度60の方が色が濃いかな)だし、味もそっくり!
私にはよく分からないです…。

それより、この時印象的だったのが、熊崎さんのこの言葉。

(熊崎さんが入れている最中のコーヒーサーバーを高く持ち上げて見せつつ)
「このポットには、まだ上に浮かんでいる茶葉がありますね。ということは、まだ味が出るんです。味が出きった茶葉は下に沈みますので」

今までそんなことを意識したことがなかった。
今度から、茶葉が浮かんでいるか沈んでいるか意識して入れよう。
味が出きっていない紅茶を飲むなんて、勿体ないものね。


お菓子登場




ここでお茶会のもう一つのお楽しみ、タルトとキッシュが登場。
写真ではわからないけど、かなりボリュームがある。
今回のダージリンに合わせ、熊崎さんとティアラス カフェのオーナーさんが選ばれたとのこと。
左からカボチャのキッシュ/オレンジタルト/ダークチェリータルト/キーライムタルト/バナナタルト。

どれもおいしかったけど、私が感動したのはキーライムタルトとダージリンの相性の良さ。
一緒に食べると、好みのアールグレイを飲んだような後味が楽しめる。
紅茶と食べ物の相性の良さって、こんなのもあるんだなー。

メインその2/ファーストフラッシュ・マーガレッツホープ茶園(温度変更)

100度と80度のお湯で入れたキャッスルトン茶園のダージリンの飲み比べ。
写真がないのは、ダージリンの味より熊崎さんの話に聞き入っていたから。
以下、熊崎さんのお話の一部。

「ダージリンのファーストフラッシュは一度は買って飲んでみて欲しいです。ファーストフラッシュによって、紅茶の世界が広がりますので。」

「ダージリンは、同じ季節の物を(1つではなく)最低2つは買ってください。2つ買って飲むことで味がよく分かり、来年の同じ季節のダージリンを買う楽しみができます。」

「ワインの場合、時期が早い物が人気ですが(例:ボジョレーヌーボー)、紅茶に早ければ早い方がいいことを求めないで下さい。紅茶の場合、早ければ早い方がいいなんてことになりますと、まだ味も香りも熟していない早摘み過ぎるものがやってきてしまいますので。」

「ダージリンの場合、100度のお湯で入れるより、90度のお湯で入れる方がおいしく入ります(ここは、ここまで言い切っていたか自信がない。「おいしく入ることが多い」だったかも)」


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長くなったので、レポをいったん切ります。
後編は後ほど。


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