夕方ギョレメの洞窟ホテルに着いた。
ここに2泊して、自然と人が作り上げた異形の景観を観る、というよりも体験する、の方が近いかもしれない。
9月12日朝6時、100基近くの熱気球がすでに飛ぶ準備を始めていた。
日の出に合わせて気球は競うように出発する。
奇岩を縫うように飛行する。パイロットの腕の見せ所だ。
思ったより暖かく、微風で最高のコンディションとなった。
奇岩とカラフルな気球の組み合わせは、不思議な感動を呼ぶ。
これも自然と人間が作り上げた異形の景観だ。
谷を抜けると気球は高度を上げていく。
1時間弱の遊覧飛行も終わりに近づいた。
無事着陸のお祝いにシャンパンで乾杯!
トルコに行くと決めた後、事前に糠平湖で熱気球体験をしてきた。
ロープで固定された気球で30mほど上昇しただけだったので、スケールの違う今回の気球にはまだ不安が残っていたが、離陸、ゆっくり旋回しながらの遊覧、そして最もリスクのある着陸もコンディションに恵まれ、実に穏やかに終了し、素晴らしい体験となった。