今日は大阪市立東洋陶磁美術館に行ってきました。
「鼻煙壺(びえんこ)1000展」を見るためです。
新幹線代とか何だかんだで3万円近く使うことになるので
行こうか行くまいか、今朝まで迷っっていたんだけど、
こういう展覧会を今後見る機会はそう無いと思って
すごく思い切って行ってきました。
鼻煙壺というのは中国で流行した、
嗅ぎタバコを入れるためのもので、
ほとんどがてのひらに乗るくらいのちっちゃなビンなのです。
この展覧会は収集家の方が寄贈したもので
本当に1000個以上展示されていました。
こんなにたくさんの鼻煙壺を1度に見るのはもちろん初めて。
その美しさには感動です
例えば、綺麗なピンク色のガラスの上を白いガラスで被い、
それを削って桃の樹を彫り込んである、
とっても綺麗なものがありました。
名前は「桃ガラス桃被せ桃樹文鼻煙壺」。
桃ガラス・・・。想像しただけでも何か素敵でしょ。
私が鼻煙壺を集めだしてからまだ数年。
今日見たような素晴らしいものは高価で手がでないけど、
骨董市なんかでふとかわいい鼻煙壺を見つけたりします。
しかも何とか買えるお値段で。
これからもそういうの、ちょこちょこ買っていこうと思います。
美術館の近くにある公会堂とか図書館とか、
明治、大正の時代に建てられたものが残っていて
レトロで重厚な建物がとても素敵でした。
やっぱり大阪って歴史がある街なのね・・・。
大阪をとんぼ返りして、かなりもったいなかったけど、
好きなものが見れて、めちゃめちゃ幸せな1日でした