峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

付録

2010年11月14日 | 
 付録つきの女性雑誌が依然として人気らしい。付録もいろいろ試行錯誤され、やっぱりブランド物のバッグ、ポーチに落ち着いているようだ。書店では“こんなものですよ”という付録の実物がたくさんぶら下がっている。

 高価なブランド品、しかもホンモノが安く千円台で手に入るのは魅力に違いない。欧米の雑誌の“付録商法”を、うまく流用したのかどうか。他人も同じものを持っているというのを無視すれば、買う側のメリットは大きい。売る方も大量にさばけるので、コストダウンがはかれる。かくして、流行はまだまだ…。

 男性向けには同じ手は使えないのだろうか。ブランド好きは男性にもいる。でも、消費動向が基本的に違うので、むずかしいのかもしれない。半世紀以上も前、少年雑誌に工作・摸型品などを主に様々な付録がついていた。時代は変わったが、底に流れる心理には共通したものがある。ふと浮かんだ、懐かしい“付録の思い出”である。
コメント
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