ふくしま日記

食べ歩き、ワイン、などなど。
仙台、札幌、大阪、東京。

pancotei@福島

2007年01月31日 | 和食
聖天通りのpancoteiで晩餐。
地元でも有名なお店なのに、実はいくのは初めて。ガラス張りの店内は外から見えるよりも奥が深い。カウンターだけかと思っておりましたが、奥にテーブル席がありました。
串揚げは軽い仕上がりで、翌日も胃にもたれることはないです。創作風の串が多いせいか、店内は女性ばかり。華やかです。

ワインの品揃えも豊富で、3,000円~5,000円のラインが充実。今回飲んだのは

○Toques et Clochers Limoux Terroir Autan 2001 Sieur D'arques
●Gigondas 2005 Edmond Burle
●Cabernet Sauvignion 2003 Paul Cluver

昔よくやまやで買っていたシュールダルク、これは上級キュヴェです。濃いですね。林檎というよりは花梨、肉厚ですが酸が効いているので下品ではない。串揚げに妙にあいます。魚にも肉にもあう、今回のイチオシ。ビュルルはローヌに疎い私でも知っている造り手ですが、ちょっと野暮ったい感じ。ローヌのワインは作り手やセパージュによって、同じアペラシオンでもかなり違うので苦手です。最後のカベルネは南アフリカ産。樽が効いていてヴァニラを感じます。濃い目ながらも渋みは無し。美味しいのですが、やはりシュールダルクですね、今回は。

Montagny Les Burnins 1998 Chateau de Cary Potet

2007年01月28日 | ワイン
珍しくも自宅で飲んだ10年物のモンタニー。無名の造り手、アペラシオンはモンタニーということであればモチベーションはあまり無いのが普通ですが、購入したショップで勧められたので、どんなものかと。シャロネーゼの白は何年ぶりかなあ?
色は淡いゴールド。味わいは最初の一口が甘い!トロピカルフルーツ、焼き林檎の甘さともいえますが、インパクト大。でも構造的には奥深くないかな・・。やや単調か。酸は弱いです。インパクトの強さはニューワールドのシャルドネのようだったんですが。時間が経って、バランスがよくなって来ましたが、やや平板か。これはヴィンテージ(98の白はあまり評価していません)のせいか、アペラシオンのせいか。期待が大きすぎたかな?

弘屋のワイン

2007年01月25日 | ワイン
このお店のワインリストはなかなか秀逸です。
グラスの白を飲んだ後はこんな感じで。

●Beaune clos des Couchereaux 1978 Domaine Louis Jadot
●Providence Private Reserve 1997

ジャドはグレートヴィンテージ1978年のドメーヌもの。まだ若々しい果実味もあったので一気に開くかと思いきや、比較的おとなしいまま終了。きれいな熟成、柔らかいワイン。プロヴィデンスは最近話題に上がらないなあ、と思いながら飲んでみると、青臭さの無いきれいなワイン。優しいですな。NZはピノノワールばかり飲んでいましたが、これは世評に違わぬいいワイン。
そのあともグラスでボジョレーを飲んだり・・。飲みすぎですな・・。

弘屋@北新地

2007年01月24日 | フランス料理
北新地の弘屋で晩餐。
およそフレンチのお店とは思えないビルの中にありました。入店するとき緊張したなあ。食べたものはこんな感じで。

・牡蠣のゼリー寄せ、香草添え
・百合根とトリュフ、ソース失念
・フォアグラのポワレ
・冷たいカッペリーニ、鮪と海老のせ
・豚肉の・・  ああ、よくわからない・・

少しづつ出してくれるのが日本人としてはうれしいところ。店内の
緩い感じも親しみやすいです。百合根の食感、香草の存在感。フォアグラも少しなのがありがたい。バランスがいいですね。これでワインの品揃えが素晴らしいのが堪りませんな。

初淡路のワイン

2007年01月22日 | ワイン
鮨を食べつつ飲んでいたのはこのワイン。

◎Beaumont Des Crayeres Grand Prestige Brut NV
○Chassagne-Montrachet les Caillerets 1997 Marc Morey

クレイエールは色気は無いですが、堅実な美味しさ。大手メゾンのNVを買うよりはお買い得感がありますが、値上がりするそうなので今後はどうかな・・。
コートドボーヌにはたくさんあるモレ家の一つ、マルク・モレ。あまり人気がないような気もしますが、初めてブルゴーニュに行ったときに勧められて買った思い出があるので、バックヴィンテージを購入してみました。色はキレイなゴールド、ピークと言ってもいいのでは。ただ、ちょっと奥行きが無いというか、やや単調な感じが。ちょっとコンディションが悪いのか。もう一本あるので、数ヵ月後に試してみます。

新年初淡路

2007年01月21日 | 和食
新年初めての千成さん。周りのお客さんは妙齢の女性ばかりで吃驚です。女性に人気があるのかな。

突き出しに続いては、こんな感じで。
・鯛
・鮑
・くえを軽く炙って
・赤貝
・青柳
・蕪蒸し??
・焼きわかさぎ
・焼きトマト、焼きさつまいも
・鮑の肝
・軽く炙ったメジ

握ってもらって
・さより
・中とろ
・海老
・軽く炙った鯖
・ブリ
・煮蛤
・小肌
・白子
・煮牡蠣
・玉子

いつもよりは食べていないかな?今回はメジが良かったですね。あと白子は今回が一番旨かった!煮牡蠣もなかなかです。
今回はちょっと飲みすぎだったかなあ。

ビアリッツ

2007年01月16日 | 2006バスク・リヨン旅行
ビアリッツ駅は思ったよりもまったく小さな駅で、日本のかなり田舎の駅と同じような感じで・・。ここは高級リゾート地ではなかったのか??

駅から空港に向かい、レンタカーを借りる予定にしていたのだが・・。タクシー乗り場にタクシーは無く、インフォメーションは閉鎖されている。バス乗り場はあるのだが、バスは空港には行かないようだ。ここでタクシーを待ち続けるべきか、それとも何か他に方法が・・。

と思っていたら、フランス人の親切なおじさん登場。過去の経験で、こういう人は悪気無くとんでもないことをすると頭ではわかっているのだが・・。

おじさん「TGVに乗るのか?」
tamuyasu「いや、空港に行きたい。でもタクシーいないね。」
おじさん「ああ、大丈夫。こっちに来なさい。ここをまっすぐ行って。あそこを右に曲がって。坂道だけど、10分で着くから。」

確かに地図で見る限り、距離的には近い。メルシームッシュー、って感じでその通りに歩き出す。右折すると結構急な坂だが距離は短いようだ。スーツケースを押しながら登っていく。まあ、これくらいなら問題ないな、と思っていたら、そこから先の歩道は舗装されていなかった・・・。仕方なく、20Kgのスーツケースをよいしょよいしょと運ぶ羽目に・・。空港に着いたら、駅を出てから30分経っていました。疲れた・・。

やっと着いた空港でレンタカーの手続き。空港ではイングランド人も見かける。ボルドーでおこなわれるチャンピオンズリーグの試合を見るために、ライアンエアで来ているようだ。さて僕は車に乗って贅沢なランチにGo!ってはずだったんですが・・・。

Bourgogne Pinot Noir 2002 Robert Sirugue

2007年01月15日 | ワイン
新年会その2で、埼玉の浦和の友人宅へ。持ち込んだのがこのワイン。

バランスがいいですね、安いワインにありがちな、酸っぱい感じや、too muchなジャミーな感じが無い。キレイなワインです。値段なりとも言えますが。脂っこいものには、あわないかな。シュルグの上級キュヴェ、誰か飲ませてくれませんか(笑)。

この後、浦和の飲み屋をハシゴ。バー→焼酎バー→居酒屋。浦和の夜は奥が深いですな。

手打ちそば菊谷@石神井公園

2007年01月14日 | 蕎麦
東京の蕎麦屋がすごいと思うのは、このお店のように住宅街にもなかなかいいお店があること。このお店の若い店主は、脱サラして地元で開業しているとのことです。オススメにしたがって、「利き蕎麦」を食すことに。
2種類のもり蕎麦が楽しめる利き蕎麦ですが、同時に供するのではなく1枚づつ供されるのは、この順番で食べろ、ということなのでしょう。1枚目の栃木の益子産の蕎麦は繊細で清々しい。食べるほどに食欲がわくような味わい。2枚目の福井の大野産はもっちりとしていて歯応えがある。美味しいです。

店内は、入り口に石臼がある以外はそれほど凝っているとは思いませんが、なんかいい感じなのです。住宅街の蕎麦屋にしては値段は安くはないですが、その価値はあると思います。お勧め。いい店です。

新年会のワイン

2007年01月13日 | ワイン
新年会で飲んだワイン。干支のワインも・・。

●Morey-saint-Denis 1er Cru VV 2002/Hubert Lignier
●Marcassin Pinot Noir Marcassin Vineyard 1998
●Pats & Hall Pinot Noir Pisoni Vineyard 1999
●Cargasacchi Pinot Noir Cargasacchi Vineyard
●Moondara Pinot Noir Sanba Side 1999
●Ch.Pichon Longeville Baron 1998
○Meursault Les Narvaux 1983/Maison Leroy

やっぱりマーカッシンですかねえ。上品で骨格がしっかりしている感じで。値段はともかく、素晴らしいワイン。今年は年初からいいもん飲んでしまった!リニエのモレサンドニ、今飲んでも美味しいけれども、10年後も楽しみ。これはいいね。自分が持ち込んだのはムーンダラ、購入当時は構造が緩く感じたものの、今飲むと上品に仕上がっている。予想以上の出来。珍しくニューワールドピノが多かった会でしたが、皆上品な出来でよかった。今年はいいワインをもっともっと飲みたいものだ(笑)。