ふくしま日記

食べ歩き、ワイン、などなど。
仙台、札幌、大阪、東京。

またまた西天満で

2009年03月22日 | フランス料理
今年は花粉症が酷いですねえ。マスクは嫌いなのですが、今年はさすがに使っています。最近のマスクは進化していますねえ。文明開化って感じです。

さて、西天満のアキュイールで晩餐。新しいメートル・ド・テルのO氏もいい感じです。この日は週末とあって満席。
食べたものはこんな感じで。

・新玉葱のロワイヤル

前回うかがったときは南京のロワイヤルでしたが、今回は季節柄新玉葱で。甘みがあって、温かいのがありがたい。

・ヘーゼルナッツオイルでコンフィにした桜鱒とクレソンのサラダ

シャンパーニュに相性よし。

・鮑とアワビ茸のグリエと香川県産ホワイトアスパラガス

食感が微妙に違うのが面白い。茸好きにはたまらない一品。

・フォアグラと筍のロッシーニ トリュフコンソメのスープ

後からスープを注ぐやり方で。スープは最後の一滴まで飲みましたぞ。

・まなガツオ


・沖縄県産琉華豚のロースのロティ

最近の豚肉はもっと赤い色合いのものが多いのですが、これはきれいに白い豚肉。豚肉がメインに出るようになったのは何時頃からか?なんて話をしながら完食。

・くるみとマスカルポーネをサンドしたブリー・ド・モー


・日向夏とアーモンドのエスプーマ、北海道産山羊乳のアイスクリーム

日向夏、春っぽくていいですね。アイスクリームは前回ほど酸味がなかったです。

・ショコラとオレンジのコンビネーション

なぜ屹立しているのか(笑)。

・ミニャ


ワインはこんな感じで。

◎Fidele Ex Brut / Vouette et Sorbee
●Vosne-Romanee Aux Reignots 1985 Buchard
●Grands Echezeaux 1986 Rene Angel
●Barbaresco 1990 Gaja

ヴェット・エ・ソルベは初体験。ジャックセロスの弟子で、ビオを実践しているようです。濃いなあ、と思っていたらブランドノワールだったんですね。
ブシャールのオー・レニョは、ラ・ロマネに隣接するいい畑。コント・リジェ・ベレールから葡萄を購入しているようで。エキス分が強い感じで、まだまだ若々しい。ルネエンジェルは最初は全く香りがたたず、「こりゃダメだ・・」と思ったのですが、時間が経つにつれていい感じに。ギリギリ飲み頃、という感じでしょうか。ガヤは十分美味しいと思ったのですが、持ち主からは状態が良くない、とのお言葉。流石持ち主は厳しいご意見です。

中津のマンションで

2009年03月21日 | ワイン
中津のマンションの一室でやっているレストランでのワイン会。友達のうちに遊びに来たような感じですね。料理も気の効いた賄いって感じでホ-ムパーティー風。

・小松菜のピュレで和えた 海老・帆立・ホワイトアスパラ コンフィした金柑添え

正直、あまり好みの味ではなかったりして。小松菜のピュレかあ。

・自家製ハムと牛脛肉・豚耳・若牛蒡のテリーヌとサラダ

こういうゼラチン質のテリーヌに弱いのです。ハムもいいけど、テリーヌシルヴプレ!

・牛スジ肉の煮込み

スジの煮込みも好物なんですが、これは牛蒡の香りがいいアクセント。牛蒡はいいねえ。

・柔らか鶏胸肉のマスタード風味 クレソン添え

定番料理のようですね。山盛りのクレソンとドレッシングの相性良し。写っていませんが、鶏肉もちゃんとありますよ。

・サーモンと野菜の煮込み

こういう素朴な料理いいですね。赤ワインでも問題ないです。

・豚肩ロースのロティ マデラソース

ちょっと脂分が足りないかな。

・杏仁アイス

実は今回一番のお気に入り。

ワインはこんな感じで。

◎Cuvee Palmer d'Or 1997 Nicolas Feuillatte
○Meursault Le Poruzot Dessus 1994 Remi Jobard
○Meursault Charmes 1990 Francois Jobard
○Meursault Charmes 1986 Francois Jobard
●Corton 1990 Clos Frantin
●Corton Clos Rognet 1989 Meo-Camuzet
●Corton-Pougets 1988 Jadot
●Le Corton 1971 Buchard

パルムドールは濃いですね。焼き林檎のような味わい。泡が繊細。
レミジョバールはかなり力強い。とても94年とは思えないパワフルさ。焼き栗のようなイメージはなく、フレッシュな感じで。
フランソワジョバールはそれに対してマロングラッセ風。やはりというべきか、90年の方が果実が力強い。でも全体的には両方とも上品な仕上がり。パワーよりはエレガンスか。
ここからはコルトンの飲み比べ。クロフランタンは果実がしっかりしていて、まさに90年。メオはかなり柔らかい舌触り。アペラシオンを感じさせるようなクセがなく、万人受けする味わい。以前95年を飲んだときも同じように感じたのだが、これは造り手の個性なのか。ジャドは妖しい魅力がプンプンと。力強く、非常に魅力的なワイン。この段階ではこれが一番と思っていましたが、ブシャールの71年は流石。良年の古酒にはやはりかないませんね。
この後、食後酒にブルゴーニュのラタフィアをいただいて終了。ラタフィアは初体験でしたが、なかなか面白いですね。


京都でオヤジがフラフラと

2009年03月18日 | オヤジの修学旅行
  

不定期開催のオヤジの修学旅行。今回は京都編です。オヤジ3人でマスクしながら観光というのも不思議なもんです。

今回は新撰組ゆかりの旧前川邸、壬生寺からスタート。旧前川邸も少ししか入れないので全体像はよくわからず・・。壬生寺では、売店に三橋美智也の「ああ新撰組」のカセットテープが売っております・・。21世紀にカセットって・・(爆)。
特に新鮮組には思い入れも無いのですが、女子のグループなんぞも観光していたりして人気があるようです。

昼食後、嵐電で広隆寺に移動。大きいです。観光客が少なく感じますが、敷地面積が広いからそう感じるのでしょう。桜の時期にはすごいんだろうなあ、と思いつつ敷地内を観光。弥勒菩薩半跏像も見ましたが、中宮寺の方が好みかなあ・・。
この後、徒歩で龍安寺。改修工事中とかで、石庭を見るのも一苦労。石庭、どうもありがたみがよくわかりません。まだまだ煩悩が多いということでしょうか。

  

煩悩が多いので、食べたもののお話。友人曰く、私はワインや食べ物にゼイタクだ!とのこと。まあお互いビンボーだった学生時代からの友人なんで、ごもっともなご意見です。B級グルメ、「ビーグル」が基本だろ!と。ちなみに「ビーグル」の定義は「飲んで食べて5,000円以下。当日予約可」がだそうな。

さて昼食は壬生寺に近い坦々で坦々麺。普通の芝麻醤だけでなく、牛乳でも入れているのか?と思えるような柔らかい味わい。京都勤務の友人曰く、ウィークデーはすごい行列だそうな。確かに万人受けしそうな味わい。帰りに綾小路通烏丸の田中長奈良漬店で奈良漬を購入。店構えだけでも寄る価値あります。
夜は四条烏丸の居酒屋で。女将に勧められるままにいろいろ頼んだら一人8,000円になってしまいました。ビーグルはどうしたんでしょう(爆)。

西天満詣で

2009年03月17日 | 和食
西天満の嘉端で鮨。家庭画報に大きく出ていましたね。

つまみで
・淡路島産鯛の松皮造り2種(肝巻き)、徳島産鯛の松皮造り
・和歌山周参見産 ケンケン鰹  自家製もろみ味噌風
・青森鯵ヶ沢産 やりいか
・愛媛八幡浜産 とり貝
・岩手大船渡産 えぞ鮑
・三重尾鷲産 からすみ

吃驚したのはからすみですね。あまりにも巨大。ネットリと美味しく、「体に悪そうですね~」と失言してしまいました。「なんで体に悪いねん!」と突っ込まれましたが(汗)。

ここから握り。

・長崎壱岐産 本鮪  赤身&中トロ&大トロ
・千葉船橋産 こはだ
・鹿児島出水産 すみいか
・山口県産 車海老
・茨城産 春子
・北海道野付産 小柱
・淡路島産 真鯵
・まぐろづけ
・対馬産 穴子
・玉
・中トロ&大トロ(追加)

いやいや、今回も美味しいです。というか、年内しか営業していないので出来る限り寄らせていただきたいと思っております。

こんなシャンパーニュも飲んでおります。


◎Reflet d'Antan Bereche
なかなかいいですね。ベレッシュは色合いがなんともいえずいいんですよね。

囲炉裏@高知

2009年03月16日 | 和食
高知の囲炉裏で晩餐。「囲炉裏」と書いて「ゆるり」と読みます。ウケ狙いのネーミングかと思いきや、昔は高知では「ゆるり」と読むのが一般的だったそうな。オープンして29年だそうです。携帯画像はブレブレなので、今回は画像無しで。

市内の雑居ビルの2階にあるこのお店、かなりシブいです。中に入ると板の間に囲炉裏が切ってあって、一番手前に和服を着た主が。シブ過ぎます。

高知の川のモノ、山のモノを扱うお店なので鰹のタタキは無いですが、美味しいものがたくさんあります。食べたものはこんな感じで。

・津野山豆腐の冷奴
・セイラン
・土佐ジロー三点焼き
・自然薯
・四万十川の鮎の塩焼き
・山菜ギョーザ

津野山豆腐はすごく硬くて素朴な味わい。
セイランは川海苔のことで、四万十川上流のもの。海に近い汽水のものよりもコクがあります。囲炉裏で軽く炙るといい感じです。
土佐ジローは初めて。モモ肉、胸肉、砂ズリ、精嚢。引き締まっていて味わい深いです。精嚢も上品な白子って感じで。内臓の刺身もメニューには載っているのですが、この日は入荷なし。
鮎は一時間かけて主が囲炉裏で焼いてくれます。香りがすごい!鮎は香魚といわれるのは知っていましたが、今までこんなに香りのする鮎は食べたことが無いなあ。カルチャーショック。
山菜ギューザは紫蘇の葉が皮になっていて、山菜との相性良し。
うーん、何もかもが美味しくて困りますね(笑)。猪汁も興味があったのですが、こちらも注文してから一時間くらいかかるそうです。3月いっぱいですので、今年はご縁が無いかなあ。しかし高知の地酒を飲みながら美味しいものばかりを食べていると幸福ですね。酒飲みには堪らない場所です。

かいだ屋@南国

2009年03月15日 | 和食
 

高知竜馬空港に程近い、かいだ屋で鰻。大阪ではあまり鰻は食べないんですが、なぜか高知に来ると鰻を食べることが多いです。ここの炭火で焼き上げた鰻はなかなか。店頭の謎のセスナ機は健在です。

前回までは鰻丼のご飯の量に圧倒されてしまったので、今回はうな重で。表面はパリっと焼き上がり、中は脂がのっていてジューシー。期待を裏切りません。携帯の画像はブレブレですが、美味しいんですよ(汗)。

久々に京都で

2009年03月14日 | 和食
久々に北山の日出鮓で午餐。

・突き出し

毎度おなじみ。鮑、帆立、平貝。

・お造り

鯛、縞鯵、河豚

・シシャモ


・野菜の天麩羅


お昼なんで、握りにします。なんだっけ?爆


・煮帆立


・口直しに梅茶碗蒸し


・海老の昆布〆

とろけるようで旨い!

・ヅケ


・穴子


・スモーク


・干瓢巻き

ちょっと大きいですね。次回からは半分に切ってもらおう。

・追加で赤貝


・雲丹


○Chablis Les Clos 1987 Vincent Dauvissat

結構期待していたのですが、少しピークは過ぎているようで。ミネラルは感じますが、果実が後退しているかな・・。

清水@西梅田

2009年03月02日 | 和食
 

西梅田、といってもかなり辺鄙な場所に思えますが・・。実は朝日放送が移転してから、結構人の流れがあるそうな。
そのあたりの路地裏の一角にほのかな明かりが。ビルの3階にあるこのお鮨屋さん、予約無しでは絶対に入れないような感じが・・。

意を決して入ると、意外に気さくな若い主。店内はモダンな感じで。食べたものはこんな感じで・・って言いたいところですが、ほとんど記憶の彼方。

温かい白菜を炊いたお通しが出た他は、赤身と〆鯖くらいしか覚えていないような。美味しかったんですが・・。因みに関西の〆鯖は東京に比べると締め方が甘いです。でも関西の方が好みですね。あ、トロも美味しかったです(爆)。

ワインリストは、今どきの凝ったリストで吃驚。お鮨屋さんにしてはシャンパーニュ、白ワインともに充実したリスト。その一方で日本酒は平凡なのが不思議、焼酎は今どきなのですが・・。

◎NV Brut Reserve Bereche
ブルータスで話題になったベレッシュ。なんともいえない、少しだけ赤みがかった色合い。スターターとしては文句なし。ベレッシュを置いているところが、今どきな感じが。

いい感じのお店なのですが、若干敷居が高いのと、社用の方が多いのがちょっと気になる、気が。たまたまかもしれませんが。

某所@高松

2009年03月01日 | 饂飩
今年は花粉が厳しいです。薬は好きではないのですが、やむなく薬のお世話になっております。でも鼻に違和感があるんですよね・・。

さて、高松で饂飩。こちらのお店、チェーン展開しているお店のようです。
うーん・・・いりこのダシがしょっぱ過ぎる・・。自分だけかと思いきや、地元の方も「しょっぱいの~、生姜いれな」と言っておりました。
麺も滑らかさに欠けるし、チクワ天も揚げ過ぎで、チクワの水分が完全に無くなってしまっているではないか~。
値段は安いんですが、これくらいのお値段でも美味しい店はたくさんあるからなあ。残念ながら、今回はハズレ。