ものぐさグルメの私がいつも人に薦めるのが白扇酒造の三年熟成みりん。これが美味しいんですよ。「えーっ!!みりんって飲めるのォ?」って声が聞こえてきそうですけど、飲めないみりんがまがい物なんですよ。みりんはもともと餅米で造った甘いお酒、料理の調味料にしか使わなくなったのはまだ最近のこと、って私の先輩でもある白扇の社長が言ってましたよ。甘くて美味しいからクラッシュアイスで飲んだりしたら最高ですよ。みりんだと気づく人はほとんどいないくらいです。女性には特に喜ばれます。フランスでは一流レストランのオーナーやソムリエが貴腐ワインと間違えたくらい、美味しくて絶賛されたお酒なんですよ。梅の時期には、わざわざ氷砂糖買ってきて梅酒を造らなくても、甘いから砂糖なんか無くたって、三年みりんの中に梅を漬けておくおくだけで梅酒ならぬ梅みりんが出来ちゃうからスグレモノ。こんなに美味しいのに本物のみりんを造ってるのは、今や日本で数軒しかないとか。とにかく惚れ込んじゃって、うちの会社でもポン酢に三年みりん使っちゃいました。