丹波市山南町の宗祐(そうすけ)くん、6月15日生まれ。
「お父さんの名から1字、もらいました。
お産は安産だったと思います。
お料理はいろいろすごかったです。」
健診には、いつもお姉ちゃんが付いて来てきていましたね。
以前からタマル産では、ときどき非常勤の先生に手伝ってもらっています。
本当は私1人でもできるのですが、というか、非常勤の先生が居られても必ず私もバックアップしていますよ。
ところでこの秋は、お産のラッシュなのです。
そこで、来週から毎週、神戸大学から応援に来ていただくことになりましたよ。
この夏から秋だけになるか、その先もずっとかは、まだ未定なのですけれど、
とりあえず忙しい間だけでもです。
タマル産では妊娠10ヶ月の健診が火曜日なので、
予定日超過の妊婦さんや、骨盤位のお母さんなど、リスクの高い妊婦さんは、
火曜日から誘発して、水曜日に産んでもらうことが多いのです。
平日の昼間の方が、他院も輸血できる体制が整っていますし、
人手が多いので、安全性が高いからです。
もちろんタマル産でも、火曜日と水曜日はとくに人員を多めにシフトしているのです。
今度から医師も、火曜日、水曜日は2人体制にして、より安全性を高めるというわけです。
水曜日は予定の帝王切開もしている曜日なのです。
そうは言っても、年に10件ほどで、月に1件ほどなのです。
緊急の帝王切開は、年間でも、わずか数件なのですよ。
大き病院では帝王切開率が高いですから、
タマル産と同じ規模であれば、月に5件は有るところでしょうが。
それで手術も手伝ってもらうことにしますよ。
もうすでに1人のお母さんでは、一緒に手術して、息もピッタリですからね。
最近は不妊症の治療でも、高度不妊治療は他院とタッグを組んでいますしね。
大阪の扇町ARTレディースクリニックの朝倉院長や、
神戸の英ウィメンズクリニックの塩谷院長、
京都では足立病院の畑山院長です。
どの院長も、昔から一緒に仕事をしてきた仲ですからね。しかも同じ頃に開業したのです。
最近の無痛分娩の報道を見ると、無責任な報道がとても多いのです。
無痛分娩の6割は診療所だから、多すぎるとかね。
だって、お産の5割は診療所なのだから、そんなものでしょ。
大きな病院は人手が多いから安全、という意見も有りますが、
実際は、たとえ医師が複数働いている病院だって、夜間は産婦人科医が0人ということも多いですよ。
夜は家で待機して、呼ばれたら出動するのです。
それに対して診療所なら、夜間は必ず1人は居るのですからね。
私が以前勤務していた兵庫県立病院でも、夜間の産婦人科の医師は0人でしたからね。
日本のお産の半分は診療所が扱っていて、しかもとても少ない医師数で頑張っており、
それで支えてきたのですよ。
もし、診療所が全部無くなれば、病院だけになり、医師はこれまでの何倍も必要になりますよ。
ですが、そんなことは不可能なのです。
だから診療所を潰そうなどと考えてはいけないのですよ。
そう、安全にお産できなくなるからです。
だいたい、お産で生命を落とすのは、診療所ではなくて、多くは病院なのですからね。
もちろん診療所では危険になれば、大病院に搬送するからなのですが、
それでも大病院でも救えないものは救えないのです。
もしお産のすべてが大病院に集中したとしても、母体死亡率は減らないのでしょう。
みなさん、うそっぱちだらけの報道に、騙されてはいけませんよ。
ですが、こう毎日、にせの報道を流されてはね。
医療不信や、政治不信を助長するばかりですね。
外来で診る患者さんも、初めから疑いの目で見る患者さんが多くなりましたよ。
それで、セカンドオピニオンだとか、転院が流行るのです。
今日も1人、不妊外来の患者さんが治療の途中で転院されました。
1回目の治療で、化学的妊娠まで行ったところなのですが。
もうちょっと頑張れば、保存的な治療で妊娠されたでしょうに、残念ですよ。
お互い信頼し合った方が、結果が良くなるということは確かです。
「お父さんの名から1字、もらいました。
お産は安産だったと思います。
お料理はいろいろすごかったです。」
健診には、いつもお姉ちゃんが付いて来てきていましたね。
以前からタマル産では、ときどき非常勤の先生に手伝ってもらっています。
本当は私1人でもできるのですが、というか、非常勤の先生が居られても必ず私もバックアップしていますよ。
ところでこの秋は、お産のラッシュなのです。
そこで、来週から毎週、神戸大学から応援に来ていただくことになりましたよ。
この夏から秋だけになるか、その先もずっとかは、まだ未定なのですけれど、
とりあえず忙しい間だけでもです。
タマル産では妊娠10ヶ月の健診が火曜日なので、
予定日超過の妊婦さんや、骨盤位のお母さんなど、リスクの高い妊婦さんは、
火曜日から誘発して、水曜日に産んでもらうことが多いのです。
平日の昼間の方が、他院も輸血できる体制が整っていますし、
人手が多いので、安全性が高いからです。
もちろんタマル産でも、火曜日と水曜日はとくに人員を多めにシフトしているのです。
今度から医師も、火曜日、水曜日は2人体制にして、より安全性を高めるというわけです。
水曜日は予定の帝王切開もしている曜日なのです。
そうは言っても、年に10件ほどで、月に1件ほどなのです。
緊急の帝王切開は、年間でも、わずか数件なのですよ。
大き病院では帝王切開率が高いですから、
タマル産と同じ規模であれば、月に5件は有るところでしょうが。
それで手術も手伝ってもらうことにしますよ。
もうすでに1人のお母さんでは、一緒に手術して、息もピッタリですからね。
最近は不妊症の治療でも、高度不妊治療は他院とタッグを組んでいますしね。
大阪の扇町ARTレディースクリニックの朝倉院長や、
神戸の英ウィメンズクリニックの塩谷院長、
京都では足立病院の畑山院長です。
どの院長も、昔から一緒に仕事をしてきた仲ですからね。しかも同じ頃に開業したのです。
最近の無痛分娩の報道を見ると、無責任な報道がとても多いのです。
無痛分娩の6割は診療所だから、多すぎるとかね。
だって、お産の5割は診療所なのだから、そんなものでしょ。
大きな病院は人手が多いから安全、という意見も有りますが、
実際は、たとえ医師が複数働いている病院だって、夜間は産婦人科医が0人ということも多いですよ。
夜は家で待機して、呼ばれたら出動するのです。
それに対して診療所なら、夜間は必ず1人は居るのですからね。
私が以前勤務していた兵庫県立病院でも、夜間の産婦人科の医師は0人でしたからね。
日本のお産の半分は診療所が扱っていて、しかもとても少ない医師数で頑張っており、
それで支えてきたのですよ。
もし、診療所が全部無くなれば、病院だけになり、医師はこれまでの何倍も必要になりますよ。
ですが、そんなことは不可能なのです。
だから診療所を潰そうなどと考えてはいけないのですよ。
そう、安全にお産できなくなるからです。
だいたい、お産で生命を落とすのは、診療所ではなくて、多くは病院なのですからね。
もちろん診療所では危険になれば、大病院に搬送するからなのですが、
それでも大病院でも救えないものは救えないのです。
もしお産のすべてが大病院に集中したとしても、母体死亡率は減らないのでしょう。
みなさん、うそっぱちだらけの報道に、騙されてはいけませんよ。
ですが、こう毎日、にせの報道を流されてはね。
医療不信や、政治不信を助長するばかりですね。
外来で診る患者さんも、初めから疑いの目で見る患者さんが多くなりましたよ。
それで、セカンドオピニオンだとか、転院が流行るのです。
今日も1人、不妊外来の患者さんが治療の途中で転院されました。
1回目の治療で、化学的妊娠まで行ったところなのですが。
もうちょっと頑張れば、保存的な治療で妊娠されたでしょうに、残念ですよ。
お互い信頼し合った方が、結果が良くなるということは確かです。