たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

恵比寿ガーデンプレイス

2008-11-30 | 都内
『JR恵比寿駅』 と 恵比寿ガーデンプレイス の間には スカイウォーク という動く歩道が設置されているので、雨の日も濡れることなく通行できます。
でもこの歩道がやたら長い。

やっと着いたら、大きなクリスマスツリーが出迎えてくれました。
 

『JR恵比寿駅』 です。  駅に続く細長い筒が スカイウォーク ですが、ちょっと空中に浮いている感じはしますね。


ビール工場の跡地に出来た 水と緑の街 ということで、最初に目に入るのはおしゃれな ビヤステーション の建物です。


デパートもあり、デパートの奥には 恵比寿麦酒記念館 があります。


高さ167メートルの 恵比寿ガーデンプレイスタワー はオフィスビルになっています。
 

バカラ社製、250燈世界最大級のシャンデリアは、来年の1月12日まで飾られているそうです。
 

犬がたくさん散歩しています。
この街って、犬までおしゃれで都会的なんですね。
・・・・・思わず我が家のやんちゃなチャーリーと比べてしまいました。


手前のお城の形をした建物は フレンチレストラン『ジョエル・ロブション』 です。 
11月21日に発売された 『ミシュランガイド東京2009』 では、
三つの星に輝いたそうです。

玉川上水の鳥 エナガ

2008-11-28 | 
昨日今日と冷たい雨が降り、多摩の平地の紅葉もこれでもう終りです。


これからは玉川上水の木もどんどん丸裸になり、野鳥の姿が目立つようになります。
小さな エナガ が群れでやってきて 「ジュリジュリ ジュリジュリ」 とせわしなくおしゃべりを繰り返しています。

行動もせわしなく、枝から枝へと飛び移り、少しもじっとしていません。

狸が死んで

2008-11-26 | 動物
二週間くらい前の話です。
携帯に“いえびと”から電話がかかってきました。

いえびと  「玉川上水沿いの道に狸が死んでるよ。 ブログに載せるだろ?」
私      「え~~~? 私、死体の写真は撮らないわ」

と答えましたが、2時間くらい後にその道を通ったので、恐る恐る確かめてみました。
タヌキは道路の端に横たわっていて、傷も無く綺麗な状態でした。

どうしてここに狸が?  どこから来たの?  野生の狸?  車にぶつかった?
次々疑問がわいてきます。
「ナンマイダ~」 と唱えながら写真を撮り、家に帰ってきました。

私      「結局写真撮っちゃった」
いえびと  「タヌキ寝入りしているみたいだったろ?」


3日くらい経ってからその道を通ったら、狸の姿はありませんでした。
その時点でハッと気がつきました。
「誰かが市役所に連絡して収容してもらったんだわ」

私ったら、私ったら、写真だけ撮ってやるべきこともやらなかった・・・・・
いい歳して情けない。
狸さん、ごめんなさい。  成仏してください。

何で金太郎?

2008-11-24 | 
関越自動車道を花園インターチェンジで降り、秩父方面に向かうと 寄居警察署 があります。
その近くの三角地帯に巨大な像が設置してあるので、通るたびに目を奪われます。

材料は何で作られているのかわからないのですが、とても芸術作品とは考えられない出来だし、何で 金太郎 なのかもわかりません。
熊の胴はやけに長いし鉞(まさかり)は微妙に小っちゃいし。
以前は違う像が立っていたので、時々作り変えていると思います。

まわりに交通標語がちりばめられていますから、交通安全を訴えているのは間違いないと思います。


確かにインパクトありますよ。
金太郎と熊さんの妙にリアルな顔なんか一度見たら脳裏から離れません。

わき見運転 その運転が命を落とす って?
でもね、その巨大さに、ついついあなたの方を見ちゃうんですよ。

延命水

2008-11-21 | お出かけ
お部屋は東と南に窓があり、翌朝目覚めると赤松林に朝日が差し込んでいました。
宿の女将さんの 「ぜひ 延命水 に行ってみてください」 というおすすめを受け、常念岳の登山口に車を走らせました。


常念岳と蝶ガ岳に向かう道は次第に高度を上げ道幅も狭くなり、心細くなった頃 大水沢 という滝が現れました。


沢の向こうに細くて長い真っ白な糸の束が見え、あたりはシンと静まり返っています。

さらに山奥にすすむと やっと 延命水 の看板が目に入りました。
山肌一面から水滴が滴り落ちている様は、下の画像をクリックしてご覧ください。

ペットボトルに残っていた紅茶を一気に飲み干し、延命水 を汲みました。
“いえびと”が 「そんなに長生きしてどうする。 一口飲めば十分だろう」 と言いました。
そうですね。 200年も300年も長生きしてもねえ。
一口飲めば十分です。

と思ったら、なんだ“いえびと”もペットボトルに入れてました。



山荘旅館

2008-11-20 | お出かけ
ネットで建物が素敵な旅館を見つけ電話をしたら 「その日は工事で休業します」 という返事でした。
それでは別の旅館を捜そうと電話を切ろうとしたら 「女将が私の家でよろしければどうぞと言っているのですが。 そこなら値段も安いです」 と言われました。
「へっ?」 と思いましたが、すすめられるままにお願いしました。
“いえびと”に報告すると 「普通の家だろ? 大丈夫か?」 と半信半疑です。

さて当日、ナビの言うとおりならこのあたりと思う場所にそれらしき建物がありません。
あたりは鬱蒼とした森の中。
もう1本隣の狭い道を入っていくと、やっと見つかりました。
が、まわりは赤松だらけの別荘地帯のような場所でした。
またまた“いえびと”が 「大丈夫か?」 とつぶやいています。 


そこは山荘旅館になっていて女将さんはとってもいい人でした。
私たちは俳優の下條正巳さんが生前たびたび宿泊したというお部屋に案内されました。
窓を開けるとこの通り!   赤松林に囲まれています。


宿の近くにある 北アルプス牧場
直売店があり、“いえびと”がソフトクリームを食べました。


「夕食は6時半か7時になります」 と言われたので 安曇野アートヒルズミュージアム というところに行きました。


ガラスの芸術作品をたくさん売っていたので、二人で晩酌をするためのグラスを購入しました。
これで日本酒もワインも焼酎も、ようするに何でも飲んじゃおうと思います。


さて宿に戻り、柔らかな温泉に浸かり、あとは食事を待つばかり・・・・・
ところが7時を過ぎても音沙汰がありません。
またまた“いえびと”の 「大丈夫か?」 が聞こえてきました。
私も 「大丈夫か?」 と思い始めた頃別のお部屋に案内され、女将さんが作ったという懐石料理をいただきました。
このお料理がおいしかったので、ようやく 「大丈夫か?」 から開放されました。

八面大王足湯

2008-11-19 | お出かけ
♬ 曽根原家住宅
古い建物を覗き見するのは結構好きなので、この住宅も覗き見させていただきました。
江戸時代に造られた建物を一旦解体し、出来る限り古材を使って復元したそうです。
建築面積の半分を土間と馬小屋が占めるという独特な造りで、勾配のゆるい板葺きの屋根の上にはたくさんの石が並べられています。
昭和48年に国の重要文化財に指定されています。

所在地  安曇野市穂高有明1632


✤ 安曇野市穂高鐘の鳴る丘集会所
昭和22年から昭和25年までNHKラジオで放送された『鐘の鳴る丘』というドラマは安曇野にある少年院『有明高原寮』がモデルの一つになったということです。

和洋折衷の不思議な建物は、老朽化がすすんだ昭和55年に、穂高郷土資料館の隣に移築復元したものだそうで、今は青少年の研修施設として使われているそうです。


川田正子さんが歌った主題歌の『とんがり帽子』は、子供の頃、いつもラジオから流れていたので、今でもサラサラと歌えます。


✿ 松尾寺薬師堂
昭和34年に国の重要文化財に指定された室町時代末期の築造とされる薬師堂は、これもまた不思議な建物で、軒の出が非常に深い。


屋根の左右に赤鬼の面があり、阿吽の対になっています。
夕日を受けて赤い顔がなお赤く燃えている様はなかなか迫力があります。

❆ 八面大王足湯
穂高温泉の一隅に作られた足湯は、無休、無料です。
八面大王は安曇野に伝わる伝説の主人公で、中央の柱にそれぞれ違う顔で取り付けられ、あたりに睨みをきかせています。

所在地   安曇野市穂高有明7708-11
 

足湯の底には尖った石が並べられていて、ツボ押しの効果があるようです。
“いえびと”が 「ここを2周歩くと健康に効果があるんだよ」 と言いながら、歩き始めました。
でも石が尖っていますから、歩くたびに 「ヒェ~! ヒェ~!」 と悲鳴をあげています。
私もあとから 「ヒェ~! ヒェ~!」 と言いながら歩きました。
一周したところで、二周目に入っている“いえびと”に 「それはどこに書いてあるの?」 と聞いてみました。
「俺が考えた」   ・・・・・え゛~~~~~~?
                      私は一周でやめました。
 

父のはがき絵

2008-11-18 | 人間
父が亡くなったのは、二年前の6月6日でした。
それより5年ほど前に手術した胃癌が別の場所に再発し、数ヶ月の闘病生活の後、86歳で他界しました。
父が亡くなったあと、私自身のために、密かにもうひとつのブログを立ち上げました。
今日まで1日おきに父の残した作品をUPしてきましたので、皆様お気が向きましたらお立ち寄りください。

ふさのはがき絵

父は間違いなく風になりました。
大空を吹き渡っていることを信じることができるようになった今、皆様にご報告申し上げます。

ちびくまさん、今まで黙っていてごめんなさい。


碌山(ろくざん)美術館

2008-11-18 | お出かけ
安曇野には 安曇野アートライン と名付けられた美術館巡りの道があるくらいたくさんの美術館があります。
その中でも 碌山美術館 は安曇野のシンボルともいえるでしょう。


ツタのからまる赤レンガの建物は、テレビなどでも目にする機会が多いですね。


安曇野出身の彫刻家 荻原碌山 の作品などが展示されています。

私にとっては、碌山より本名の荻原守衛のほうが親しみを感じる名前です。
20歳の頃、新宿中村屋の相馬黒光のもとに集った芸術家のことが書かれた本に出会いました。
題名は忘れてしまいましたが、守衛の死を悼んだ高村光太郎の詩とともに強烈に心に残りました。
碌山館の裏にその光太郎の詩碑があり、それを読み終えた時、20歳の私がよみがえってくるような気がしました。


敷地の中の建物は山小屋風で、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

大王わさび農場

2008-11-17 | お出かけ
安曇野にある 大王わさび農場 は、日本一広いわさび田がある観光地です。
以前息子が行ったのは日曜日だったので、団体客も多くとても込んでいたそうですが、この日は平日で人影はまばらでした。


畑のように畝(うね)を作り、ここにわさびの苗を植えるようです。


畝の間の清らかな水の中に セグロセキレイ(背黒鶺鴒) の姿がありました。


私は冷たいお蕎麦、“いえびと”は暖かいお蕎麦をいただきました。
どちらにもすりおろしたばかりのわさびが添えてあり、わさび農場ですから当たり前と言えば当たり前なのですが、嬉しくなりました。
 

傍らを流れる 万水(よろずい)川 の水は清らかで、思わず声をあげるほどの美しさです。

観光雑誌の写真にも登場するスポットですが、想像以上の美しさでした。

二年半前に亡くなった父が残した絵にも、この場所が描かれています。


下の写真は広大なわさび田のほんの一部です。


これ↓も父が残した絵です。
私は今、父が立った場所に立ち、父が見た風景と同じ風景を見ているのです。