ヤマハルーター「RTX810のGUIで自力でVPN」のセミナー後記-20121109
こんにちは。匠技術研究所の谷山亮治です。
2012年11月9日(金)は「ヤマハルーター「RTX810のGUIで自力でVPN」」の開催日でした。
今日のセミナーでは、ヤマハより営業技術の川原様、営業で着任したばかりの新人さんが駆けつけてくださいました。
ヤマハ様には第三部として、11月1日にニュースリリースされたヤマハルーターのファミリー機「WLX302」(無線AP)の話題とVLANスイッチSWX2200、ファイヤーウオールFWX120全般の製品コンセプトを実演を交えてご紹介がありました。
(*)前回のセミナーでの川原様の解説の様子
今回は「セミナータイトル改題、テキスト改訂第一回」のセミナーで、講師は私、谷山が努めました。実はテキストは小幅な改定は適宜行っており、先の4月に初版から小幅な改定を行いました。今回の改訂は、この一年間に気付いたこと、時代の変化で加筆が必要なことを反映しています。
大きな改訂内容はRTX810でのdocomo Xi(クロッシィ/クロッシー)の設定方法を追加したことです。RTX810の最新版ファームではdocomo Xiを検出すると自動的に「WAN型」接続が選択されるので、設定が容易になりました。
このように、私たちのセミナーテキストは時代に応じた内容に改訂をしていきます。より判り易くなったと思いますが、少し誤記が残っていたので、早速修正して、次回から反映させます。
今回の参加者の皆様は、初心者1/2、経験者1/2です。演習では全員VPN接続を実現できました。皆さんがヤマハルーターを使って直ぐにネットワークを実装をするとのこと。SWX2200でLANの接続状況の把握が簡単にできることへのご関心が高く、質問を交えながら実演で具体的に見ていただきました。
ルーター経験者の方も「午前の基礎知識で必要な情報が整理できたのですっきりしました!」との感想をいただくことができ、たいへん嬉しい限りです。自力で設定をしている殆どの方が「コピペ設定」だと思います。その場合は、ネットワークを追加、変更すると判らなくなります。ネットワークは一つも同じものはありませんから「コピペで済む範囲」と「コピペの基にある技術的背景が必要となる範囲」があります。当然「見まねでコピペ」をしているのですから、一度体系的にネットワーク構築に必要な知識を知った方が、自分で試行錯誤するより何倍も解決が速いのです。
今回は「個別相談会」もご利用いただきました。ヤマハルーターを使ったネットワーク構築の一部分が上手くいかないということでのご相談でした。一般的なネットワークでは必要としない構成なので、当然情報も無いのですが、ヤマハの川原様を交え解決方針を提示し、「その方針で上司と相談し進めます!」とご納得いただけました。個別相談会ご利用の方にも、たいへん喜んでいただけたので、充実した一日となりすっきりと終わることができました。
ご参加の皆様、ヤマハの皆様、良い一日をありがとうございました。次回も楽しみにしております。
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ヤマハルーターRTX810自力でVPNセミナーのご案内
ヤマハルーター新製品RTX810を使って自力でVPNを構築する方向けのセミナーです。2012年11月20日(火))12月5日(水)12月19日(水)(RTX810付あり)に開講します!。セミナー後に受講者個別に相談もはじめました!
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