情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

ヤマハRTX1200を使ってみる(3):新製品発表会より

2008-10-16 07:06:16 | ヤマハルータ
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。


10月発売開始のヤマハルータRTX1200の機能を試しています。

第参回は「ヤマハRTX1200を使ってみる(3):新製品発表会」ということで、ヤマハルータの総発売元、住商情報システムのヤマハRTX1200の新製品発表会から紹介します。

住商情報システムのRTX1200新製品発表会は東京都内でたいへん多くの参加者の下、開催されました。基調講演でIDC Japanの草野様が「国内ルータ市場最新動向」と題し、SOHOルータ市場の動向分析、RTX1200の市場での位置づけなどのお話がありました。

その後、ヤマハのセッションですが、RTX1200の詳細が発表されました。その資料は、追ってヤマハのホームページで公開されるとのことです。とても盛りだくさんなので、その資料の公開をお待ちください。以下、ユーザがわかりやすいポイントだけ紹介します。

■RTX1200市場出荷開始
2008年10月31日住商情報システム出荷開始となりました。

■RTX1200は三年保障!
RTX1200はヤマハによる三年保障になります。企業向けSOHOルータ分野では画期的なことです。

■ヤマハRTX1200と携帯接続(実働)
会場では、RTX1200のモバイル接続の実働参考展示があり、通信の様子を確認することができました。


左は、筆者です。RTXシリーズを管理するソフトウエアRT-Master ProからRTX1200を見ているところです。

右は住商情報のテクニカルスタッフ。以前一緒に働いていた仲間です。

■RTX1200のエコ対応
プレゼンテーションの多くの時間を使って、ヤマハが企業体としてエコに取り組んでいる歴史とRTX1200開発・生産・ユーザー先での利用・回収再利用の各段階でのエコ対策の紹介がありました。RTX1200の実消費電力を実際にいくつかの条件で測定している様子です。

左手はヤマハの開発エンジニアの方、右手はヤマハルータの発表会、rt100i-usersやヤマハのスタッフブログでよく登場の平野さん。手に持っているのは小型のカメラで場内のプロジェクターに機器の様子が写っています。会場で測定した実測値は別途紹介します。開発者の生の声が聴けるのはヤマハらしくて良いですね。

■ヤマハルータは「国内生産・静岡産」
ヤマハルータRTシリーズは、初代RT100iのころからエコ対応を考慮した開発がなされていたとのことです。実際2000年ごろに「ルーターのエコ対応」を営業的に打ち出すことをヤマハと検討したことがあります。当時はまだ国内のエコに対する意識が低く、積極的な打ち出しは行われず、そのころからカタログに少しずつ記載が始まっています。

ヤマハがルータを国内生産をしている理由のひとつはエコ対応であり、生産時の物流等を含めた、製品のライフサイクルを考えての解だそうです。開発から生産まで全てが静岡県内(浜松・袋井)で行われています。

ヤマハのルータのユーザはその選択をしたときから、エコ対策を実施していることになりますね。利用者側の面では特に「消費電力」が尺度になりますが、RTX1200では徹底的に消費電力を減らすために電源を自社開発したとのことです。またRTX1200で実現したエコ機能の効果を実機を使って説明がありました。エコを知る上でも興味深い発表でしたので、別途紹介していきます。

ヤマハルータのエコ対策を広く知っていただくために、ヤマハルータのホームページでこんなアイコンが公開されました。

ヤマハルータのジョークアイコン集(2008年10月15日公開)へ




(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3で行いました。


☆中小企業のIT活用に関する、ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!

OpenOffice.orgをダウンロード Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード Firefox meter なかのひと
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヤマハRTX1200を使ってみる(2... | トップ | Ubuntu8.10が10月30日にリリース »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ヤマハルータ」カテゴリの最新記事