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ヤマハルーターRTX1200リリースノート拾い読み-Rev.10.01.42-1

2012-10-28 21:45:45 | ヤマハルータ
匠技術研究所
ヤマハルーターRTX1200リリースノート拾い読み-Rev.10.01.42-1


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハルーターRTX1200リリースノート拾い読み-Rev.10.01.42-1では、機能追加11項目のうち、3項目の斜め読みです。読んでみたら「斜め読み」以上の解説になってしまいました。3回ほどに分けて掲載します。

■機能追加[1]-[3]
[1] モバイルインターネット機能で、以下のデータ通信端末に対応した。
- docomo L-03D
- EMOBILE GL03D (LTEには未対応)
- IIJ mobile 510FU
- NTTコム WM320

このファームで追加されたものが以上の機種です。これを含めてサポートしている端末は以下の一覧にあります。

ヤマハルーター技術資料「モバイルインターネット:1.概要」へ

[2] IBGPに対応した。
Unnumbered接続をしているインタフェースを経由するネイバーとは接続できない。

BGPファミリーの動的ルーティングプロトコルの一つがIBGP(Interior Border Gateway Protocol)でAS(Autonomus System)内部での経路情報交換に使います。ASとAS間をつなぐのがEBGP(Exterior Border Gateway Protocol)です。一般にBGPはプロバイダや通信事業者の提供するIP-VPN等との接続で使います。iBGPに対応したことで、BGPによる冗長ネットワークが組みやすくなります。

BGPは大規模かつ複数の通信経路を持ちうるネットワークでネットワークの経路を自動構成するために使います。一般企業では回線の冗長化で使うことができます。

[3] QoSをIPv6に対応した。
これまでのIPv4用のQoS(Quality Of Services)機能をIPv6でも使うことができるようになりました。IPv6パケットを分類するためのクラスフィルターが追加されています。考え方は概ねIPv4と同じです。

続きは、明日。よろしくお願いします。




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