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Ubuntu 12.04上のLXC付属のfedora仮想テンプレートは動作しない

2013-03-16 21:23:54 | 仮想サーバー
匠技術研究所
Ubuntu 12.04上のLXC付属のfedora仮想テンプレートは動作しない


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
前回に引き続き、Ubuntu 12.04上のLXCでfedora仮想マシンを標準テンプレートを使って立ち上げようとしましたが、結果は失敗です。

Ubuntu 12.04に、素直にLXCをインストールすると、いくつかの仮想マシン用のテンプレートが入ります。

■LXCインストール
$ sudo apt-get install lxc

■LXCインストールに含まれている仮想マシンのテンプレート
$ sudo ls /usr/lib/lxc/templates/
lxc-busybox lxc-fedora lxc-sshd lxc-ubuntu-cloud
lxc-debian lxc-opensuse lxc-ubuntu

■LXCテンプレートfedoraはそのままでは利用できない
このテンプレートは"fedora 14"までインストールできるテンプレートです。インストール中に以下のエラーメッセージが出ます。

エラー: Cannot retrieve repository metadata (repomd.xml) for repository: fedora. Please verify its path and try again

このテンプレートではfedora 15を含み新しいバージョンのfedoraリリースをインストールすることはできません。さらにfedora 14は公式サポート終了で、リポジトリの移動が始まっています。テンプレートの想定する場所にリポジトリがないのです。

2013年3月16日午前に調べた限りでは
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/releases/14/ は削除済み。
このサイトにfedora-archiveはありません。

http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/releases/14/Everything/x86_64/os/ には残っています。
このサイトにfedora-archiveはありません。

いろいろ試しましたが「標準テンプレート」をそのまま使ったfedoraのインストールはできないと判断し、このシリーズも2回で終了です。。。。

次回はOpenVZのテンプレートを使ってCentos6の仮想マシンのインストールを紹介します。


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