風と生きよう・2

人もモノも愛おしきかな

ジャマイカ・ジャマイカ・・・「北八ヶ岳縦走」

2011年09月26日 | 日記
八ヶ岳に行ってきました。
アルパインな南ではなく、しっとりした北八ヶ岳を夏沢鉱泉前泊で縦走してきましたが、ずっと快晴で、北・中央・南アルプスの素晴らしい展望を眺めながらの贅沢な山歩きでした。

コースは:
①日目:夏沢鉱泉前泊
②日目:夏沢鉱泉~根石岳~東天狗岳~西天狗岳~ニュウ~白駒池(白駒荘泊)( 8h+休憩 )
③日目:白駒池~北横岳(ピストン)( 5h+休憩 )

○トップの写真は東天狗岳から北横岳方面を望む
①夏沢鉱泉
②夏沢鉱泉・室内
③夏沢峠へ向かう
④東天狗岳から西天狗岳とアルプスの山々を望む
④’東天狗岳からは2週間前に常念がら眺めた槍・穂高が見える
⑤東天狗岳からニュウへ下る
⑥白駒池の夜明け
⑦おとぎり平あたりのササ原から茶臼岳
⑧北横山岳から歩いてきた道を振り返る

 ②


 ④


④’


 ⑥


 ⑧


バスも山小屋も上等。毎日お弁当付き、ガイドさんも感じが良く、という至れりつくせりの快適なツアー。でも、下山後、蓼科の高級温泉ホテルで入浴、そのあと案内された大広間では「蓼科牛」の鉄板ステーキ付きのミニ懐石でお食事、とまでくると、「こんなのトーゼン」という面持ちの常連さん達の中でちょっとしたカルチャー・ショックのレオンでした。日本各地で大勢の被災者が日々の生活に困っておられるこんな時、こんな贅沢なことしてていいんだろか・・・と100%は喜べません。みんなが一回だけこんなツアーを我慢して募金に回してくれたら・・・、どうしてもそう思ってしまうのでした。

■そんなとても快適ながら胸の痛みも覚える山旅を終えて今朝、テレビの画面に、何か悩みを抱えているらしい人が写っており、そこへレゲエ風の男女が現れて、「ツライ時はジャマイカ、ジャマイカ・・・って5回唱えるといいんだよ!」と言っていました。「じゃ、ま、いっか」だって! そうですね、ま、今回はそういうことにしておきましょう。 





秋ですね~

2011年09月22日 | 日記
台風が通り過ぎて、突然秋ですね。といっても神戸でさえ被害を受けた方があり、今災害の真っただ中の方々も大勢おられる中、すべてが決して他人事ではないことを忘れてはいけないと思う毎日です。

今日はお墓参りに行ってきました。今月はトラノオ。いつものようにぴかぴかの「JAのお花」です。安くて申し訳ないけれど、採りたて、切りたてがやっぱり一番、と思えるのです。

■明日から、今年最後の夏山・北八ヶ岳の縦走に行ってきます。予報では晴れ。でも風が強いかも知れないということです。皆さんもよい連休をお過ごしください。

遠くへ・・・

2011年09月19日 | 日記
心よ 私を連れて行っておくれ
遠くへ
水平線よりも遠く
星々よりももっと遠く
死者たちと
微笑みかわすことができるところ
生まれてくる胎児たちの
あえかな心音の聞こえるところ
私たちの浅はかな考えの及ばぬほど
遠いところへ 心よ
連れて行っておくれ
希望よりも遠く
絶望をはるかに超えた
遠くへ



谷川俊太郎さんの「遠くへ」という詩です。「死」をいつまでも嘆き悲しんではいけない。その訳はこのあたりにあるように思っています。こんな死生観を持っている人が他にもいてくれて、とても癒されるレオンです。


■嘆くまい 母はかがやく雲に乗り ではサヨナラと 笑みて逝かれたり
   


くるみやの「抹茶ソフトクリーム」

2011年09月18日 | 日記
ソフトクリームが人気の明石の「くるみや」さんが、ことしから抹茶ソフトを始めました。
バニラに負けず美味しいです。

ただ、抹茶ソフトの機械がおいてあるのは明石駅構内のお店だけだそうで、播但汽船乗り場前の「本店」では買えませんので気をつけてください。なんだかとってもローカルな話題ですが、明石方面に行かれることがあればぜひどうぞ。

■おばあさんの仲良しグループとか、「おじさん」や「おじいさん」が一人でソフトを食べに来られているのはなかなか楽しい光景です。地域に密着して続いてきた証し(明石)ですね。

こんなところを歩いていました・・北アルプス「常念岳~蝶が岳」

2011年09月13日 | 日記
ご無沙汰しました。
この週末は、山の会の「還暦登山(オーバー還暦も可)で常念岳~蝶が岳を歩いてきました。
2日目は今までで一番の長丁場でへとへとになりましたが、3日間めったにないほどの好天に恵まれました。それに涼しい~!

アルプス銀座の山々をすぐそこに見ながらの稜線歩きは、ぜいたくの一語に尽きる旅でした。
なるほどね~、あんなに素晴らしい山々がすぐ目の前に並んでいたら「次はあそこに行こう!!!」と意欲にかられるはずです。アルプス通いをする人たちの気持ちが、レオン、初めて分りました。はい、はまりそうです。

ルートは⇒ 一の沢~常念小屋(泊)~常念岳~蝶ケ岳~徳沢~上高地(”山のひだや”泊)。

     


      


      


   


参加者:13名 歩行時間:一の沢~常念小屋 3.5h 常念小屋~明神 11h(”色々あって”メチャ時間がかかりました)

■13名の誰が欠けてもこんなに楽しくはなかったと思うほど盛り上がり、良い仲間に感謝の山旅でした。いつ何が起こるか分からない年齢の私たちです。一日一日を良い思い出とともに過ごせたとしたら、こんなにありがたいことはないと思うレオンです。

■初めて3日も母さんナシで過ごした「きち」は、帰ると満面の笑顔で(?)突進してきました。
やはりほとんどご飯を食べていなかったそうで、お土産がわりにささみロールをあげるとガブッッ!!と丸かぶり。そしてお皿に残ったままだったエサを平らげ、お母さんの膝へ落ち着いて「はァ~、極楽」とでもいうように目を閉じていました。いじらしものです。

そして「じま」には前より懐いていました。3日も世話になるとやっぱり恩を感じるんでしょうね。

にょきにょき・・・赤いキノコと白いキノコ

2011年09月07日 | 日記
     

あれ? ミニトマトが落ちてる・・   ・・・と思ったらキノコでした。
              


     

怪しい二人・・・        なんとも形容しがたい形です。

      
     
          ■赤い方は天狗道の手前に、白いのは雷声寺へ向かうあたりで見つけました。
           世界には、まだ見ぬケッタイなものがいっぱいありそうです。
 
   (家にあったキノコ図鑑では赤い方がタマゴタケ、白い方は分りませんでした。どなたかご存知の方はありませんか?) 

ボッカトレです・・・

2011年09月05日 | 日記
■今日はボッカトレをしてきました。

■ザックの重いのがほんとに苦手のレオンなので、いややなァ・・・と思いながらも10kgにしたザックを担ぎ、シンドイついでに黒岩尾根を歩くことにしました。

■でも、土地の人の話で黒岩尾根は台風で谷が増水して危険らしいので、布引から稲妻坂~天狗道を通って摩耶山へ向かうことにしましたが、これとて全山縦走でめげそうになる道です。シンドそうやなァ・・・。(なるべく)がんばれ、ワタシ。

■よれよれながらめでたく摩耶山に到着。下山にはいつもの青谷道ではなく、途中から西にそれて旧摩耶道をとりましたが、今は歩く人もないのか、すごく荒れて淋しげ。ところどころ道が崩れ、イノシシ君たちが掘り返した跡が半端じゃない生々しさです。 小鳥の声に交じってブフッ」という獣の声が聞こえた気がしましたが、空耳かなァ?・・・こころなし早足になるレオン。

■でも、この道は山腹を自然のままに巻いているので、くねくね方向を変えながら結構時間がかかります。やっと雷声寺へ下る道へ出たときはさすがにホッとしました。

・・・・という次第で、本日の歩行時間は休憩込みの6時間でしたが、久方ぶりに「自分で」歩いた実感のある一日でした。やはりたまには一人で歩くことも大事です。

○トップの写真は淋しげな旧摩耶道です。
①台風で増水した布引の滝。土、日はもっとすごかったそうです。
②新神戸の雷声寺へ下る道。イノシシ君の気配が無くなってホッ。

①  ② 


ぷりぷりの「ハマチ」♪

2011年09月04日 | 日記
明石にきてから釣りたてのお魚をいただくことが増えました。
今回は釣り好きの山男・Sさんから「ハマチ」をいただきました。見て頂戴、この「ぷりぷり」を!

さっそく一番上等の出刃包丁(これはというお魚をさばくときだけ取り出す)でさばき、お刺身と塩焼きにしました。その美味たるや、スーパーで買うハマチとのあまりの差に愕然としました。山も釣りもできるSさん、ついでに畑もしてくれないかなあ・・・。

■「こんなんお店で買ったらハーマッチ」と言いたいところを、ぐっとこらえる大人なレオンです。