昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

北海道旅行No.26 礼文島トレッキング「桃岩コース」の景色

2010年09月25日 | 北海道の旅
7/16 北海道旅行3日目 14:00頃、礼文島の南部の観光を開始して、「桃岩展望台」まで歩いてきました。

これから「桃岩展望台」を出発、「元地灯台」の手前まで歩き、適当な場所で引き返す予定です。



14:30頃「桃岩展望台」を出発、歩き始めると香深港や、利尻山を望む美しい景色が見えてきました。

花に囲まれた歩道で、妻は、早速スケッチを始めました。

■「桃岩展望台」の案内板にあった「桃岩歩道」の説明文です。
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桃岩歩道
 桃岩展望台から元地灯台までの桃岩歩道(約2.5Km)は、別名「礼文フラワーロード」と呼ばれます。草原や岩場など環境の変化につれて植物相も変わるため、歩道沿いからたくさんの種類の草花の群落を見ることができます。
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礼文島南部の地図です。

「桃岩展望台」から「知床」まで、トレッキングコースが破線で描かれています。

礼文島のパンフレットでは散策の標準的な所要時間は、「桃岩展望台」から「元地灯台」まで約60分、「元地灯台」から「知床」までが40分だそうです。

私たちは、「桃岩展望台」から「折返し地点」まで歩き、「桃岩展望台」の駐車場まで引き返しました。

地図の等高線を見ると「折返し地点」から「元地灯台」までの間が、長い上り坂です。



トレッキングコースから通ってきた「桃岩展望台」が見えて来ました。

写真右手の平らな所が「桃岩展望台」で、稜線に数人の人が立っているのが小さく見えています。

左手の山は「桃岩」で、「桃岩展望台」から尾根続きでした。



「桃岩展望台コース」から北西方向に、「元地港」付近が見えていました。

礼文島西岸には断崖が続いていますが、「元地」は数少ない西岸の集落です。

「元地港」のすぐ先の海岸には「地蔵岩」がありました。

標高200m程度の低い山に雲がかかり、これも最北の地の現象なのでしょうか。



「桃岩展望台コース」で、一番感動した景色です。

歩道のすぐ脇にピンクの「ヨツバシオガマ(四葉塩釜)」が咲き、利尻山に重ねて撮りました。

礼文島の「ヨツバシオガマ」は、花や葉の数が多く、変種としての名称「レブンシオガマ」があるようです。



「桃岩展望台」から少し南に進んだ場所から見下ろした「猫岩」です。

「桃岩展望台」から見た姿からやや変形して見えますが、やはり背を丸めた猫に見えます。



上段の写真の撮影場所から更に南に進み、折返し地点に近い場所から見下ろした「猫岩」です。

この角度から見ると、もはや「猫岩」のイメージはありません。

何と! 「猫岩」には穴が開いていました。

写真で穴を見つけたので、掲載しました。



向こうに見える峰には長い上り坂が続き、その頂上付近からは「元地灯台」が見えてくると思われます。

雄大な景色でした。

上り坂が始まる手前には右に分岐して進む歩道があり、断崖の手前で終わっていました。

地図にある「折返し地点」辺りです。



上段の写真で、向こうに見える峰の頂上付近を拡大したものです。

頂上辺りや、左手の歩道を歩く大勢の人が小さく見えています。



写真の右手に突き出ている場所は、礼文島の東南端「会津ノ崎」です。

奮部[ふんべ]灯台も小さく見えていました。

右端に見えるのは、知床地区の建物と思われます。



「折返し地点」から来た方向を振返った景色です。

周辺には「イブキトラノオ」の美しいピンクの花がどこまでも咲き乱れていました。

向こうの峰の斜面の道は、上段の地図にある上の矢印辺りです。

桃岩展望台の駐車場からここまで約1時間、よく歩いてきたものです。


道のほとりに咲く「レブンウスユキソウ」を見かけました。

歌で有名なアルプスの「エーデルワイス」とそっくりです。

案内板にも書かれていましたが、歩道沿いにはたくさんの種類の高山植物が咲いていました。

たくさんの花々や、雄大な利尻山の景色の中を歩いていると、天国を散歩しているようでした。


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