さて、続きです。こういうものは速攻で書かないいけません。他の方のインプレを先に読んでしまい、筆が鈍ってしまうからです。筆が鈍るってのは大袈裟かな、気の小さい私は多少なりとも影響をうけてしまうからなんです。
UTOPIAシリーズは質感や解像度、スピード感などの諸項目が全域で、しかも高いレベルで揃っていてとても纏まりの良いスピーカーだと思います。ただ、上手くいえませんが味や個性みたいなものが欲しいような…。なんだか全て理論で話す秀才みたいな印象です。
Kipodは大音量で聴くと密閉型の癖のようなものが聴こえます。低音がイマイチ抜け切らないような…。家庭における一般的な音量だと気にならないかもしれませんが。XT25を限界まで鳴らしている様は力感と危うさが紙一重と感じました。
DYNAUDIOは低域の沈み込みが魅力的。セッティングにもう少し余裕を持たせた状態で聴いてみたかったです。
エアータイトでタンノイを鳴らしていたのですが、なんだか不自然な感じ。タンノイのクラシックシリーズは結構好きだったりするのですが…
SONICSは見かけのいびつさと違和感を感じる爽やかで透明な音でした。
音を聴けないで残念だったNO.1のCS3.7(ちなみに2番目はSYSTEM8です)。見ているうちに格好よく見えてきたのは私だけでしょうか。頭なでたくなるんですよね。
ジャーマンフィジックスがなくなって売り物がコードだけになってしまったかのようなタイムロード。ここの802Dの鳴り方はかなり好みに近いものでした。多分話題にならないでしょうけど。
V1.5と全く同じようにダクトからポコポコとした癖が聴こえるVIVIDのK1。これさえなければ好みなんですけど。
scanspeakの15WとHIQUPHONを組み合わせたPAWEL ACOUSTICSの小型スピーカーは見栄えこそぱっとしないけれど、ユニットの良さをフルに引き出しているかのようななかなか良い音。中高域の音色がなかなか魅力的です。意外性のある低域は背面のパッシヴラジエータ(多分SEAS製)のおかげと思います。
JBLのフラッグシップ機はまだまだ本領発揮には程遠いのかそれとも本領というものが存在しないのかちょっと判断できません。少し質感が硬過ぎるような気がします。
オーディオ的には今回のショウの最高峰と感じたマランツブースの800D。これをSignature Diamondと比べてみると低域の支えがいかに大切であるかを考えさせられます。中高域のクオリティーはSignature Diamondの方が上回るかもしれませんが、トータルの音の完成度は800Dの圧勝です。
で、音楽的に最高峰なのはストラディバリ。まだまだ良く鳴るのかもしれませんが、私には十分魅力的に聴こえます。このスピーカーを買った人はきっとクラシックを聴くのが楽しくてしょうがないでしょうね。そのような意味ではリスナーの音楽の趣向さえ変えてしまうような特異な能力を持ったオーディオ機器だと思います。
UTOPIAシリーズは質感や解像度、スピード感などの諸項目が全域で、しかも高いレベルで揃っていてとても纏まりの良いスピーカーだと思います。ただ、上手くいえませんが味や個性みたいなものが欲しいような…。なんだか全て理論で話す秀才みたいな印象です。
Kipodは大音量で聴くと密閉型の癖のようなものが聴こえます。低音がイマイチ抜け切らないような…。家庭における一般的な音量だと気にならないかもしれませんが。XT25を限界まで鳴らしている様は力感と危うさが紙一重と感じました。
DYNAUDIOは低域の沈み込みが魅力的。セッティングにもう少し余裕を持たせた状態で聴いてみたかったです。
エアータイトでタンノイを鳴らしていたのですが、なんだか不自然な感じ。タンノイのクラシックシリーズは結構好きだったりするのですが…
SONICSは見かけのいびつさと違和感を感じる爽やかで透明な音でした。
音を聴けないで残念だったNO.1のCS3.7(ちなみに2番目はSYSTEM8です)。見ているうちに格好よく見えてきたのは私だけでしょうか。頭なでたくなるんですよね。
ジャーマンフィジックスがなくなって売り物がコードだけになってしまったかのようなタイムロード。ここの802Dの鳴り方はかなり好みに近いものでした。多分話題にならないでしょうけど。
V1.5と全く同じようにダクトからポコポコとした癖が聴こえるVIVIDのK1。これさえなければ好みなんですけど。
scanspeakの15WとHIQUPHONを組み合わせたPAWEL ACOUSTICSの小型スピーカーは見栄えこそぱっとしないけれど、ユニットの良さをフルに引き出しているかのようななかなか良い音。中高域の音色がなかなか魅力的です。意外性のある低域は背面のパッシヴラジエータ(多分SEAS製)のおかげと思います。
JBLのフラッグシップ機はまだまだ本領発揮には程遠いのかそれとも本領というものが存在しないのかちょっと判断できません。少し質感が硬過ぎるような気がします。
オーディオ的には今回のショウの最高峰と感じたマランツブースの800D。これをSignature Diamondと比べてみると低域の支えがいかに大切であるかを考えさせられます。中高域のクオリティーはSignature Diamondの方が上回るかもしれませんが、トータルの音の完成度は800Dの圧勝です。
で、音楽的に最高峰なのはストラディバリ。まだまだ良く鳴るのかもしれませんが、私には十分魅力的に聴こえます。このスピーカーを買った人はきっとクラシックを聴くのが楽しくてしょうがないでしょうね。そのような意味ではリスナーの音楽の趣向さえ変えてしまうような特異な能力を持ったオーディオ機器だと思います。