くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

男女3人伊勢物語-「伊勢内宮」編

2010年01月13日 | 旅日記
払暁に詣でた外宮から内宮へ向かう途中。
数多付いている穢れを落とすべく、二見浦で禊を済ませ、かつて不夜城衆が攻めたけど、私は行けなかった伊勢の安土城」を外から観て、(内宮へ)向かいました。

二見浦から内宮までは、車で20分ほどです。

内宮は、外宮の静かとは一変して、如何にも「門前町」としての賑わいがありました。

着いたのが朝の9時前だったので、「おかげ横丁」と称する表参道に軒を連ねる店(たな)の多くは準備中でしたが、それでも、なんだかとてもワクワクする町並みに、参拝への期待が大きく高まります。

ここに在りました、【赤福】が。

参道の景観に、銀行や郵便局も町並みの合わせてます。

また、表参道から一本路地に入ると...

店(たな)が密集していて、より風情よくなってます。

どの店の開店前でしたが、それが余計にいい雰囲気を醸し出していました。

逆に、五十鈴川に出てみると...

京都の鴨川沿いの様な風情があります。

人出の少ない内に、表参道を隈なく巡ってから、いよいよ内宮(皇大御宮)へ。

この時は五十鈴川に掛かる宇治橋が式年遷宮の一環で架け替え普請中だったので、仮橋を渡って境内へと入りました。

翌月の初めに落成し、渡始式が挙行されたようです。



砂利の敷かれた広い神苑を通り、火除橋を渡って御手水場で口手を清め、一の鳥居を潜ってから目に止まったのが五十鈴川御手洗場。

かつてはここは禊をしてから参拝をしていたらしいですが、いまは、水量などの関係で入ることなどが出来ないので、清流をじっくりと、時間を掛けて耳目に収めて、内面からしっかりと禊をして、二の鳥居を潜って神楽殿の前を通り、御正宮へ参拝しました。



御正宮の隣には、式年遷宮で新しい社殿が普請される(新御敷)地がありました。

さすがに、9時を過ぎると人出も多くなり、神楽殿や御正殿には、特別参拝の人達がたくさん居られましたが・・・ちょっと、いや、すんごく羨ましかったです。

この日は、4日後に挙行される祭礼(神嘗祭)に向けて衛士さんが練習中で、暫しその人たちに付いて(笑)

御稲御倉,忌火屋殿,外幣殿の前を通って荒祭宮に参拝。

次に、反対側に位置する風日折宮へ。
五十鈴川に架かる風日折宮橋を渡って参拝。

(引き返して)参集殿という参拝者用の休憩所へ。

配られている茶を喫し、御神酒を買い、暫し休んでから、(参拝を終えて)内宮をより出ました。

見事な舞台と錦鯉が泳いでました。


この時、10時半。
気が付けば、出立前に家で食事を取ってから・・・15時間以上、何も食べていなかったので、おかげ横丁でお食事処を捜索。
この後、昼頃に津へ行かなければなからかったのに、多くの店は、開くのが11時。。。
それでは絶対間に合わないので、若干途方に暮れていたら、松坂牛の料理が食べられる一軒のお店が開いているのを発見!
一応、メニューや値段などを確かめて、入店しました。
ここで私が選んだのが、確か・・・「松沢牛のたたき丼」だったと思います。

久しぶりにありついた食事は美味かったですが、そうでなくても、このご飯は美味かった!!
あ~ぁ・・・(多分)初めて食べた松坂牛は、たたきだからか、あっさり目でした。
ご飯のお代わりが出来たら、きっと、3杯はかたいと思います(笑)

さすが三連休の初日だから・・・か、朝着いた時には疎らだった人影が、1時間半も経ったらもう、表参道なんて、行き交うだけでも難儀なほどの人出。
駐車場に至っては、入れないで大車列,大渋滞になってました。
この光景を見て、つくづく「早く来てよかった」と、思いました。

さて、次へ「藤堂高虎公祭」の(自前)武者行列を観に津へ、伊勢道をぶっ飛ばして行きました。

【次回】・・・→「津まつり」編・・・→
【前回】←・・・「二 見 浦」編←・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男女3人伊勢物語-「二見浦」編 | トップ | 男女3人伊勢物語-「津まつ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅日記」カテゴリの最新記事