インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

パン屋さんのスタンプラリーやってます

2006年12月17日 | 記事
このブログで何度も取り上げているが、
市内の施設・作業所と協働で、横浜市庁舎1階広間にて
毎週金曜日のお昼休みにパン屋さんを開店している。

昨年の夏から、モデルとして市庁舎7階の会議室ではじめ、
市庁舎管理部署との調整を経て、冬に1階広間に移ってから1年。

今では、市職員だけじゃなく、市民も買ってくれている。
威勢のいい声で販売し、長蛇の列ができるので、活気のある風景ができる。

今回、1周年を記念し、スタンプラリーを行うことになった。
12箇所のパン屋さんのうち、3箇所に行ってスタンプをもらえば、
抽選で記念品をゲットできるのだ。

このアイデアも、そして上記のページにあるマップの製作も
パン屋さんが行ったものだ。

パン屋さんの目的は、単なる普及啓発や収入増ではなく、
これを機に地元でもより一層展開できること。
だからスタンプラリーがそのきっかけになればと願っている。

落書き消しと立ち話

2006年12月17日 | 記事
12月10日、都筑区にある授産施設「ワーク中川」そばにて
落書き消しのイベント
NPO法人I Love つづきが主催し、近隣の企業や商店街の協力を得て
公共の壁などを汚している落書きを消すのだ。
当初9日の予定だったのが雨天のため10日になった。

しかし僕がかけつけたときには既に終わっていた。
仕方ないので、ワーク中川に立ち寄る。

そこで、職員と立ち話していろいろ情報を得る。
学芸大が中心になってやっている、知的障害者向けの生涯学習講座。
ICF(国際生活機能分類。国際障害分類改訂版)に基づくアセスメント(評価)。
日本発達障害支援システム学会について。

逆にこちらからは、就労支援の現場で取り組まれている
アセスメントの研究について情報提供。
ICFに基づくアセスメントの取組みに就労という観点を入れたら、という話に。
面白い展開になるかもしれない。

企業×NPOコラボ、特別支援教育シンポ

2006年12月17日 | 記事
12月7日。


とある企業に出向く。
ここで、企業の仕事を請けつつ、障害者の実践訓練をしているNPOと、
企業と意見交換。

NPOは現在、法人格もなく、どこからの補助も受けず
8人前後の障害者に実践を積ませている。
しかし組織・活動団体として脆弱なので、NPO法人化を目指す。

企業としても、これまで以上に連携するために、
NPO法人化には賛成で、バックアップしたいと言っている。

両者は当然目的も活動内容も違うわけだが、
お互いのプラスになる点を探り合っている。
馴れ合いじゃなく、緊張感のある関係がむしろ心地いい。


横浜市教育委員会が主催するシンポジウムへ。
「よこはまから創る特別支援教育シンポジウムPart2」
~特別支援教育指導体制モデル校の実践から特別支援教育の全校展開をめざして~

仕事柄、養護学校の先生とは交流が多いが、
そもそも個人的には養護学校というシステムはあまり好きではない。
その意味で、特別支援教育には期待するものがある。
(「特別支援教育」というネーミングはともかくとして。)

最近、遅ればせながら、同じ役所内の特別支援教育課と
密な話ができるようになったので、
この関係を続けていきたい。

自分からすると、学校は、生徒の面倒を見るのは卒業するまで、
という感覚を持っている気がする。
当然、未来永劫面倒を見るのは不可能かもしれないが、
福祉の世界は卒業後、極端な話亡くなるまでカバーするわけなので、
教育と福祉の密な連携が望まれるわけだ。

教育現場で“成長する”大人たち

2006年12月17日 | 記事
12月5日、韓国から帰って、自宅で一休みした後、
東京財団主催のセミナー、

第6回「ヒトをひきつけるWILLとSKILL」
 教育現場で“成長する”大人たち
 ~「教育」+「楽しい」をシゴトにする秘訣~

に行った。と言っても終了間際。

10分くらいしか話は聞けなかったけど
元楽天で現在横浜市立中の校長を務めている本城さんが
地域に根を張ろうとする姿勢が垣間見えた。