鰻=浜名湖ってイメージであるが、浦和は昔は沼地が多く鰻が多く生息していた場所らしい。そして鰻の蒲焼きの発祥の地という説がある。
そんな場所で江戸時代から続く老舗である小島屋に行ってみた。
この辺では超有名である。でも行くのは今回が初めてである。
店構えは古民家風の建物で、梁は太い木を使っているのでかなり古い建物であろう。丁度空いたときのようで同じく駐車場に駐めた人は待たされていた。
鯉コクなどとのセット料理である6000円オーバーのモノを注文する人は個室に行けるようだ(^_^;) 鰻重だけで充分。でも卵焼きが美味そうだった(^u^)
広間で六卓有る部屋に案内された。恐らく他にも席は有るのだろう? 駐車場の規模からするとこの人の収容人数とは思えないからである。
注文すると直ぐにメニューは回収され、写真を撮る間がなかったのが残念。
蒲焼きには大中小と選択肢があるのだが、蒲焼きは2800円のお新香と肝吸いのセットしか無い。これは珍しいであろう。待つこと15分ほどだったかで出てきた。
まず、肉厚な鰻に驚く。これが柔らかく焼き上がっているのかと思ったら、少しプりっとした感じ。関西風の蒸さないで焼いてあるだけの調理法なのかも知れない。鰻を焼いたことは無いので定かではない。味は少々甘めだが、絶妙な量のタレが掛かっており、上品な感じにさえ思えた。ご飯の量も多いと思うがペロッと食べてしまった。スーパーで買ってきた鰻は皮が嫌な感じなのだが、身と皮が剥がれず割ける。美味いです。
好みとしては、同じく浦和にある「山崎屋」の方がヲイラは好みである。
(昭和天皇を含む三代が食べている)
柔らかな食感の方が好きなのだ。
直ぐ近くの城跡に「幸楽園」という鰻屋がある。ここも制覇しないと行けない。
昭和初期に創業なので歴史は浅いが、こちらは皇族御用達らしい。
http://www.unagi.org/meiten/5.htm
http://www.yamazakiya.net/
http://www.unagi-kourakuen.com/index.html