社会人コーチ

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経済停滞打破に向かうコンセプト

2010-08-11 17:53:13 | Weblog
昨日の続きになってしまいます。

今日の「経済教室」は東大の岡崎哲二先生
経済学の先生のようです。

日本の産業構造が変わるのには
どれくらいの年月が掛かっているか
というはなしを書いておられます。

過去の歴史
日本の産業革命の先陣を切ったのは製糸業です
女工哀史の話がくっつくあれです
始まったのが1870年
効率化が実現したのは1900始め
ということで約30年掛かった

次の産業構造改革の立役者は自動車産業
始まりはフォードシステムで本格的導入が1930年台
トヨタが看板方式を確立したのが1960年代前半
ここでも約30年

新しい構造変化を工業面で担っているのはIT技術
アメリカで始まったのが1990年台
日本の介護・医療等の高度サービス業にITが貢献するのは
まだまだ先のこと
が、おおよそ30年たったら実現するはず
後10年!!

どうだろうか?
が、新しい汎用技術が産業構造内に定着し
生産性の工場に寄与するまでには30年くらいは掛かる
というコンセプト
昨日の話しは我慢が足りない!!ということ
かも知れません。

そうだったらうれしいですね。

産業構造を変える責任はだれにあるか

2010-08-10 12:54:19 | Weblog
今日は日経新聞の「経済教室」に書かれている
池尾和人教授の話に触発されて
考えて見ます。

教授は
日本の産業構造は、いまだ「キャッチアップ型」で
景気が悪いといっては
財政出動と金融緩和で何とかしようとする
それはまちがい
先進国型の産業構造にしないと
グローバルな環境に適応できない

先進国型の産業構造とは
高度サービス産業を代表とする産業構造

そのためには
独創性の高い人材が必要である
よって教育の力点も中等教育から高等教育に移さないと
いけないが日本は他の東南アジア各国に比べ
劣っている・・・・・・・と。

され、だれが、なにをすれば
産業構造のシフトは実現するのでしょうか

行政が旗を振る
時間が掛かります
経営者が思考を変える
これでしょう!!

これができない

一人ひとりが「俺の責任」と思うまでは
実現しない

「チームニッポンの創生」
これが俺らのモットーなのですが・・・・

生きることに関して

2010-08-08 09:01:51 | Weblog
どう生きるか、どう死を迎えるか?
最近考えます

吉田松陰は高杉晋作への手紙に

「人間というのは、生死を度外視して、
 なすべきをなす心構えこそが大切なのだ」

と書いています。
すごいですね。
これが30歳台にして理解されたのですから、
すごい。

生きるとか死ぬとか、頓着するな
しなければいけないことを懸命にやれ
ということですね

「無心に生きる」

ということでしょうか。

「平穏死のすすめ」の石飛先生は
「人生では、何をしたかではなく
 どう生きたかが重要ではないか」
と書かれています。

自分を信頼して
無念に生きる
これで行きましょう

平穏死ということ

2010-08-07 09:45:16 | Weblog
しばらくです
8月にはいって、初めてのようですネ

チョッと感動した本を読みましたので
紹介します

石飛幸三著「平穏死のすすめ」講談社
副題「口からたべられなくなったらどうしますか」

延命治療ということの是非を
事例をたくさん入れて考えていただいています

とても良い本です。50歳以上の方にお勧めです

ところで、
師匠の小林恵智和尚は
「病気や怪我で死ぬ人はいない。
 人は寿命で死ぬ」
とおっしゃっていますが
「寿命」とはなにか、でしょうか

老衰、これは生きるものの寿命の兆し。
さてその老衰はいつくるのか?

先日なにかで
日本の男性の10数%は70歳付近で老衰を迎えている
というデータを見ました

70歳代でバリバリ仕事をしておられる方も
たくさん存じ上げています

そして、寿命というのは老衰だけでもないでしょうね
もうキミは使命を果たしたから閑をやるよ、休んでなさい
と神様がいう寿命もあるかもしれません

そう思うと
人の寿命はあるとき突然、来る!!

だから「一日一生」の思いでいきよう
ということなのでしょうか