gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

☆ 【直葬】で増える問題点

2019-02-17 08:25:49 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その968
   ☆ 【直葬】で増える問題点

 大掛かりな一般的な葬儀を行い、その会葬者の対応に追われ、
ゆっくり故人と向き合う時間もなく、本当にこれで良かったの
かと疑問を感じたことから、次に近親者が亡くなったときには、
葬儀をせずに、火葬だけ行うシンプルな【直葬】を選ぶケース
が増えてきていると、前回のブログでご紹介しました。

 しかし、いくらシンプルな【直葬】を選んでも、心得ておく
べきマナーがあると、日本エンディングサポート協会理事長の
佐々木悦子さんは語る。それは、佐々木さんのところに来た相
談者が言うには、相談者は寺の檀家で、【直葬】を済ませた後、
遺骨を持って、お寺に行ったと言う。すると、住職は、
「火葬だけ、なぜオレを呼ばなかったのか。葬儀をやり直せ」
と言うことになった。
「そんなに言うなら、じゃあ、檀家を出ます」
と言うと、
「離檀料を200万円払え」
と言うことなってしまった。『そんなもの払えない』『払え』
と言い争いになったが、最終的には請求は取り下げられた。

このような場合は、火葬の前にお寺に行き、こういう事情で
費用が捻出できないのでと、一言住職に声をかけておけば良か
った。それだけで、お寺の対応は違っていたと思うと、佐々木
さんは語る。でも、もめてしまったら、仏教情報センターに相
談するのも一つの方法と言う。

 だから、頭から、寺はべらぼうに高い金額を請求すると安易
に考えないほうがいい。それは、朝に晩にお経をあげ、檀家の
ためにやってきたことが、突然裏切られたと感じたことのやる
せなさから、『離檀料』という言葉で抵抗したのかもしれない。

しかし、有ってないものと言われる費用のことを聞きにくい
のも確かである。でも、葬儀以外、例えば、納骨、墓じまいな
ど、今後まだまだ関りが出てくることも確かである。だから、
聞きにくいことは、葬儀社に聞いてみるのも一案である。
                 たかし  でした。