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☆ 尿トラブルを予防する

2019-02-07 07:32:34 | 日記
「ぶらり車イス紀行」   その965
    ☆ 尿トラブルを予防する

 年齢を重ねるごとに、悩みが大きくなるのは尿のトラブルである。
その代表的なものが『尿失禁』や『頻尿』である。

 そこで、『尿失禁』を簡単に説明すると、くしゃみや咳をした時
に思わず下着を濡らしたり、また、トイレまでオシッコが間に合わ
ずに漏らしたりすることである。『尿失禁』は女性に多く、年齢と
ともに多くなり、40~50歳代の女性では、2人に1人が経験し
ていると言う。しかし、『尿失禁』を経験している人は多いが、医
療機関を受診する人は少ない。なぜなら、恥ずかしいと言う気持ち
が先に立って、誰にも相談できずに一人で悩んでいる。ところが、
医療機関に受診して、誰もが経験していると分かるとホッとする。
だけど、『尿失禁』とまでいかなくてもトイレが近い、トイレに間
に合わない、などの症状のため旅行や外出をためらったり、仕事に
支障をきたしたりして、日常生活に悪影響が出ている。

 また、『頻尿』を簡単に説明すると、オシッコとオシッコの間隔
が近かったり、オシッコの回数が多いことを言う。特に、夜間頻尿
は、夜寝た後、オシッコのたびに起きなければならず、日常生活に
支障をきたす。しかし、夜間頻尿は加齢とともに増え、40歳以上
の約4500万人の男女に、夜間1~2回以上排尿のために起きる
夜間頻尿があると言われている。

 これら尿トラブルの原因の一つとして、排尿をコントロールする
『骨盤底筋』の衰えと言われる。その『骨盤底筋』は、骨盤の底に
あって、膀胱や尿道などの臓器を支えて排尿をコントロールしてい
る重要な筋肉である。ところが、『骨盤底筋』は、妊娠・出産時に
負担がかかりやすい筋肉なので、女性の中に、出産後に『尿失禁』
を起こしやすい。しかし、徐々に回復するにはするが、完全に回復
しないまま加齢が重なると、より深刻な尿トラブルを招くことにも
繋がる。それを防ぐために『骨盤底筋』を鍛えておくべきだと言わ
れる。だけど、ほかの部位の筋肉と同様に、意識して鍛えなければ
年々衰えてしまうと言われる。

 しかし、従来の骨盤底筋体操(ケーゲル体操)では、高齢者には
効果が薄くなっている。そこで、その解決のために、腰をリズミカ
ルに弾ませるという全く新しい骨盤底筋トレーニングが生まれた。

 詳しいことは、次の本をお読みください。
     *『尿トラブルが自分でこっそり治せる!
            米国の専門医式ピフィラティス』
         (武田淳也著、わかさ出版刊)

 ピフィラティスの10運動の中でも、特に骨盤底筋を鍛える効果
の高い3運動を紹介している。その中の3運動を全部行っても、所
要時間はわずか5分です。また、5分も時間が取れない人、ひざ痛
や腰痛の人、骨盤臓器脱の人のために、それぞれ1運動だけですむ
特別メニューも紹介している。是非、お試しください。
                 たかし  でした。