.kuri

アジア・アフリカの旅日記と、ネパールの孤児院(おしん)日記。現在は日本での日常生活を書いてます。

ナイバシャ

2004-12-31 21:14:44 | Kenya
すっかりご無沙汰してしまいました。kuriです。おとといまでナイバシャという湖にいっていました。ナイロビからマタツ(バン)で1時間ちょっと。泊まったのは、湖のほとりのナイバシャYMCAキャンプ場。僕も今年の3月まで、山中湖という湖のほとりのYMCAキャンプ場で働いていたので、何だか感慨深いものがありました。スタッフもいい人たちだったし、一緒に泊まっていた人も親切で、チャイ(ケニアでもチャイやチャパティは良く出ます)をおごってくれたりして。


ナイバシャ湖の隣の名もしらぬ湖で、フラミンゴも見れると聞き、そこを散歩しました。いました、いろんな動物達が。感動したのはキリン。当たり前だけど、キリンが普通に歩いているだけで感動しました。群れだったのですが、近づくと逃げていきました。早い早い。その逃げ足に速さにびっくり。すごい迫力。シマウマもいたのですが、群れが一斉に走り出すときの足音が印象的でした。すごいところです、ここは。


あこがれのサバンナの絶景も見ました。








今年もいよいよあと数時間。いつもBLOGを読んでくれている皆さん、本当にありがとうございます。このBLOGのおかげで僕の旅はより一層充実したものになっています。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

就職活動プロジェクト

2004-12-26 19:54:43 | Others
 どうも。kuriです。今朝はアジアの津波のニュースで本当にびっくりしました。東アフリカ海岸にも津波が来ていました。クリスマス休暇で、リゾートには人がいっぱいいるんですよね。行方不明の人が早く見つかることを心から祈ります。


 僕はお正月もアフリカです。アフリカのどこかは分からないけど。クリスマスはもっと盛り上がるのかと思いきや、意外と静かでした。派手なイルミネーションなどもなかったですね。今はクリスマス休暇で、閉まっている店が多いです。


 そういえば、実はインドの写真がいっぱいが出てきたのです。といっても36枚ですが。オンラインアルバムを作ろうと思っていたのに、デジカメ紛失したために、そのままになっていたのです。インドの写真は沢山撮ったのに、残っているのはこれだけ。暇な人はこちらから見てください。


 前回の就職活動の話の続きですが、もう一度自己分析を始めました。使っている本は、学生の時にも使っていた『絶対内定(杉村太郎/著、ダイヤモンド社)』。といっても、本を持ってきているわけではないので、アマゾンから本の目次をプリントアウトして、思い出しながらやっています。どんな分野で仕事がしたいのかということにのみならず、自分が人生をどう生きたいのか、自分を知って、自分を深く掘り下げていける本です。自分の過去の人生を掘り下げていくことで、自分の経験したことにどんな意味があったのか、そのことによって自分がどのように成長し、それが自分の行動や考え方にどのような影響を及ぼしているのか、それがワークシートをやっていくことで分かります。まあ、こういうのは好き嫌いがあるし、書くのが苦手な人はしんどいかもしれないけど。本の目次を見たい人は、こちらからどうぞ。


 ワークシートの中に、「他人から見た長所・短所」を書く欄があります。よかったら協力してくれませんか?メールの送り先はtakashikuriara@yahoo.co.jpです。内容は「僕の長所と短所」。協力してくれた方には、後できっとお礼をします。コメント欄に書いたらだめですよ(その方が面白いかもしれないけど)。遠慮せずに、ちゃんと短所も書いてくださいね。


それでは、またね。


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BOOKMARK2、追加しました。

【バングラデシュ】
バングラデシュ大百科

【旅行関係】
旅ネタ・ドット・コム - 最新の旅情報が充実。お世話になってます
easyJet / ryanair - 信じられないぐらいに安いヨーロッパの格安航空会社

【useful】
What`s Best! - 各カテゴリーを代表するサイト厳選セレクション!使えます。

【entertainment】
NUMBER WEB - Number編集によるスポーツ情報。全部ではないが、Numberの記事がそのまま読めるので嬉しい。
雑学・小ネタ紹介blog Nowhere and Everywhere
お星様とコンピュータ ★彡
「心に響くあの人の一言」
ラブ・ファミコン ~ ブラウザでファミコンしよう
青空文庫 - 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとHTML形式でそろえています。

ブレイン・スタイル

2004-12-23 23:48:36 | Others
 僕のナイロビの日々はわりと静かです。大してどこにも出かけていません。本を読む時間と、考えている時間、何かを書いている時間、ネットカフェにいる時間が長いです。というのも、日本に帰ったら(ちゃんと帰ります)、就職活動をするので、その下準備をちょっとずつやっているのです。幸いなことに、ナイロビには日本語の貸し本屋(2週間5冊で200シリング=約300円)とか、日本大使館のライブラリーがとっても充実しているのです。とにかく興味がある本を片っ端から読んでいます。


 最近読んで面白かったのは、『ブレイン・スタイル よりよい人間関係をつくる「4つの脳」(マーレーン・ミラー/著 加藤諦三/訳 、講談社 、1998)』。学生の時に、就職活動で適正診断をやったけれど、この本の方がよっぽど役に立つと思いました(自分に関しては)。以下概要です。


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ブレイン・スタイルを知る必要があるのは、「その人に何を期待し、何を期待してはいけないかを知るためである」。そして、「相手に期待してはいけないことを、諦めるためである」。この本を読むことで、ブレイン・スタイルの違う人と、どううまく生きていくかが、理解できるのではないだろうか。(訳者解説より)

●ノーアー(Kタイプ)The Knower
合理性型・論理先行型。問題点に興味を示し、情は切る。
●コンシリアトーア(Cタイプ)The Conciliator
私情型。事を円く収めようとする。人間に興味を示す。
●コンセプター(COタイプ)The Conceptor
直感直情型。マイペースで生きている。日本人には少ない。
●デリバレイター(Dタイプ)The Deliberator
熟慮型。用心深く観察し、情報を集める。慎重派。

あなたのタイプがわかるテストつき!

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 ここにはすごく簡単に書いてあるけれど、実際の本にはもちろんもっと細かく詳しく書かれています。ちなみに僕は日本人に一番多いKタイプでした。いろんな実例を出しながら、以下のことを書いています。


・知識が行動の前にある
・一番良いものを取ろうとするので、なかなか決断できない
・新しい分野での決断が苦手
・慎重、中立、客観的
・分析、評価をする
・システムを作るのが好き
・事実を得た後に直感を使う
・合理的
・利己的
・創造性がない
・先見性がない
・リスクを冒せない
・途中で計画を変える柔軟性がない
・今いるところといなければいけないところのギャップを埋める(改善)が得意
・物事を組み立てられる
・ファイル好きで、そこから必要な情報を取り出して役立てる
・ひとつの問題にいくつもの答えが出せない
・新しいことを学び、それを他人に伝えるのが好き
・手本で勉強する
・沢山の趣味を持ち、均整が取れた人


 まだまだあるのですが、とりあえず。「このタイプの上司と仕事をする時は、こういうことに気をつける」「こういうときは、このタイプを呼べ!」などの項も、いちいちごもっともでした。あの人何タイプなんだろう?と考えると、チームワークの仕事で役にたちそうだ。何よりも自分のことがよく分かりました。


 いよいよクリスマス。みんなどう過ごすんでしょうか?うちの教会は毎年近所でキャロリングをしていています。ロウソクを片手に、賛美歌を歌うのはなかなか良いものです。24日、25日は各地の教会でクリスマスの礼拝やキャロリングなどのイベントがあります。教会で過ごすクリスマスも本当に素敵なものなので、良かったら行ってみてくださいね。日本全国教会検索のサイトから、自分の家や職場の近くの教会が検索できます。


 それではみなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。


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Booksのページ、沢山更新しました。

beggar

2004-12-21 01:34:30 | Kenya
 よっと。ナイロビのサイバーカフェからkuriです。まだナイロビです。明日はちょっと移動して、動物達を見に行こうと思います。ケニアに来る大抵の観光客は、サファリツアーに参加するのですが、高いし、ツアーがあまり好きではないので(集団行動ができない)、自分でふらふら出かけようと決めました。自分で行っても結構見れるようですし。ナイバシャ湖、エレメンテイタ湖(温泉ありとの情報)、ナクル湖(フラミンゴがいる)辺りを見に行ってこようと思っています。


 ナイロビの街には物乞いが増えてきているような気がします。自分でクリスマスを強調して、お金をせびっている人もいました。とにかく数が多いです。インドも多かったのですが、ケニアも多い。特に目に付くのは子ども達。毎日何度もせびられます。食べ物、飲み物を持っていると「それをちょうだい」と言ってきます。


 前に書いたかもしれませんが、インドのカルカッタにいたときに、そこにいた日本人達と、どんな物乞いにお金をあげるかと話し合ったことがあります。身体にハンディを背負っている人にはあげるとか、とにかくあげないとか、いろいろな意見がありました。僕がその時に思ったのは、とにかく僕たちはその時に何かの判断をしているんだということ。お金をあげようと思っても、まさか全ての物乞いにお金をあげるわけにはいかないので、どこかであげる・あげないのジャッジをしているわけです。短い時間の中で、相手の外見、年齢、表情、話し方、声色、内容、相手の構成(家族である場合も多い。たいていお母さんと子ども)などを観察しています。さらには「こいつはお金あげてもシンナーを買ってしまうのではないか」「本当にお金を必要としているのか?(→商売でやっているのであれば、もっと他に必要としている人にあげたい)」などとも考えます。そしてそこにある感情が起こされ、結論が導き出されます。さらには、今ポケットの中に小銭あったけな?と考えたり、あげないことの理由を考えたり・・。自分のその時の状況や気分にも寄るわけです。


 何でこんなことを書いているかというと、自分の中であげる人がいることと、あげない人がいることを、自分にうまく納得させられていないからです。今日ある記事を読みました。その記事の要旨は、「物乞いもある意味で一つの商売である」というものでした。商売であるならば、うまくいかないときもあるし、うまくいくように工夫も出来る。なんだか少し気が楽になるような気もしたのですが、本当にいたしかたなく物乞いになり、本当にうまくいかない人にはあてはまらないでしょう。しかし、物乞いが生活の手段であることに間違いはありません。


 もやもやした思いを抱きながら、物乞いに接している人も多いでしょう。施しの習慣がある国では、まさに習慣としてそれを行っている人もいます。断りきれずに、追い払うように仕方なくあげている人もいます。


 ま、何か結論が出るような問題ではないのだけれど、いつか書いてみようと思っていたので書きました。旅にはいろいろな喜怒哀楽がありますが、僕の旅の「哀」の部分の一つが、物乞いやストリートチルドレンなのです。3歳くらいの子がもう条件反射のように手を差し伸べてきたり、僕の手を握ってきてずっと「ジャンボ、ジャンボ」と言ってきたり・・。旅の中で一体幾人の物乞いとであったでしょうか。覚えている目もいくつかあります。あまりにも暗かったり、哀れだったりして。


 なんだか今日はヘビーだったかもしれませんが、それだけ物乞いが僕の日常にいるということです。


ネパールの孤児院、OSHINの日本語版ホームページがようやく出来ました!

2004-12-18 17:44:56 | Oshin(孤児院)日記
どうも。ナイロビよりkuriです。みなさんお元気ですか?日本は寒いんだろうなあ。


今日はお知らせ。度々紹介しているネパールの孤児院、OSHINの日本語版ホームページがようやく出来てきました(まだ全部完成していないですが・・)。やっと人に見せられる状態になってきたので、ご紹介します。結局blogで作ってしまいました。

http://ocdcnepal.exblog.jp/


最近OSHINへの問い合わせが多くなってきました。寄付や物品の送付に対するお問い合わせも沢山頂いています。詳しい方法はホームページに書きましたので、そちらをご覧ください。


今日ネパールからメールが届きましたが、子ども達は元気にしているようです。子ども達はどんなクリスマスを過ごすのか僕にも分かりませんが、元気に過ごしてほしいと思います。


みなさんもどうぞ良いクリスマスをお迎えください。


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bookmark2(リンク集2)を更新しました。

オーガニックスタイル - NGO・NPOのキャリアナビ。求人情報。
IDJ NET - 国際協力の情報ナビゲーター。求人情報。


キベラ

2004-12-17 17:27:33 | Kenya
(写真は「国際EM事例発表 No.01 2003.11.16 ■ケニヤでのEM技術による公衆衛生と農業の改善より)

どうも。ナイロビよりkuriです。みなさんお元気ですか?ナイロビは快晴です。昼間はGパンをはいていると暑いくらいです。


先日、キベラという大きなスラム街に行ってきました。キベラのことを知ったのは、同じ宿のドミトリーにいる韓国人の女の子が、これからキベラでボランティアをすると言っていたからです。これからキベラで販売プロジェクトに携わるとのこと。僕の宿に泊まっているは、ボランティアをしている人が多いんです。大体はボランティア斡旋組織に申し込んで、紹介してもらっている人達。学校で子どもを教えている人が多いです。


ナイロビからバスで20分ほど西へ。バスの窓から、くぼ地にトタン屋根と土壁の家が密集しているのが見えてきました。びっくりしたのは、スラムの巨大さ。植民地時代の鉄道建設労働者たちが不法占拠して住み始めたというケニア最大のスラムです。その人口は数10万人(100万という資料もあります)と言われています。いたるところにあるゴミの山があり、すえた臭いを発しています。小さな路地を囲んで、土壁とトタン屋根でできた小さな家がびっしりと隙間なく広がっています。キベラは、法的には誰の所有地でもないのですが、先に家を建てた人たちがそれを貸し家にしています。


下水施設がないので、汚水は道に出来た溝を低いほうに低いほうに流れていきます。水道、電気、ガスといった公共サービスはもちろんありません。またAIDSに感染している者も多いそうです。


子ども達は必ず「How are you?」と声を掛けてきます。何度「I`m fine」と答えたことか。大人も子どもも人懐っこい。学校も見学させてもらいました。まず外から覗いていると、すぐにたくさんの子どもが「How are you?」と共に寄ってきました。3時くらいだったのですが、授業中なのかどうかよく分かりませんでした。教室には英語の教材がたくさん貼ってありました。


とにかくその大きさにびっくりしました。たくさんのNGOやボランティアがここで活動していますが、下に一つだけ紹介しておきます。


AMDAケニアのプロジェクト概要


もうひとつはキベラ訪問記。リアリティがあります(NO.2から)。

カラッキシ・ナイロビ


昨日はウエストランドという高級住宅街に行ったのですが、まるで田園調布のようでした。馬鹿でかい敷地。鉄の大きな門の前にはガードがいます。あまりの違いにびっくり。この貧富の差の大きさも、ケニアの特徴です。






ジャンボ!

2004-12-15 00:35:49 | Kenya
 誕生日のメッセージくれた人、ありがとう。海外にいるからか、おもいがけずいっぱいメールをもらったので、すぐにみんなにお礼のメールが書けません。とりあえずこの場を借りて、ありがとうございました!


 ケニアはクリスチャンが多いので(全人口中70%)、街にはクリスマスムードが漂っています。スーパーではクリスマスソングが流れ、セールが行われています。お店のディスプレイも綺麗です。ゴスペルのCDも道端の露店で売っていて、欲しくなります。ナイロビはビルが多く、近代的な大都会。スタバみたいなコーヒーショップもあります(→お気に入り)。歩道の幅が広く、そこには街路樹が植えられています。そこを掃除している人がいます。ゴミ箱もあります(街にゴミ箱がない国って結構多いんですよ。みんなポイ捨て)。カナダ。バンクーバーの町並みを思い出します。


 その一方で、貧しい人たちもたくさん見かけます。物乞いの数も多いです。宿の前の大きなストリートには、10mおき位に物乞いの子どもやおじさん、家族(お母さんと子ども)が座っています。スーパーの前には、貧しい身なりの子どもたちがたむろしています。何とか良いクリスマスを迎えて欲しいなあと心から思います。


 昨日は、ケニア滞在1ヶ月のクミクミ(男だよ)、巨大マーケットに案内してくれました。ナイロビCITYから歩いて30分もかからないのに、物価は半額以下。2人で主に古着を物色。Tシャツは50シリング(約75円)から売っている。インドやネパールよりもセンスがいいと思ったら、どうやらヨーロッパのものがかなり流れてきている様子。古いイベントのTシャツ(環境サミット1997とか、レゲーサマー2000とかそんなやつ)も多いです。援助物資もかなり流れてきている気がします。


 マーケット近くの貧しい人たちが暮らしている集合住宅街も見学。同じ形の建物がずらっと並んでいました。子どもたちはお金をせびったりして来なかったけど、大人たちは怖い人もいる模様。「前にここでトイレ借りたけど、とっても怖かった」とクミクミは言っていました。


 ローカルレストランで休憩。店の中はハエだらけだったけれども、店にいた人たちがみんな良い人たちで、何だかとっても落ち着きました。バングラのローカルレストランのよう。クミクミの片言スワヒリ語がえらく受けていた。クミクミとはよくご飯を一緒に食べに行くが、ケニア人と話すのはたいていクミクミの役割だ。楽しい時をすごして、その場をあとにしました。


・・・・・・・・・・・・・・

富やお金は
私たちを豊かにはしません。
私たちを豊かにするのは、
私たちのそれに対する態度なのです。
神は私たちに、分かち合うために
物を与えてくださいます。
取って置くために
与えてくださるのではありません。
私たちが、分かち合うことを
身につければつけるほど、
私たちは互いに
もっとわかりあうようになり、
愛し合うようになります。
そして、もし私たちが
互いに愛し合うようになれば、
私たちが持っている喜びこそ、
分かち合うことができるようになるでしょう。

「マザーテレサ日々のことば」より



ポレポレ

2004-12-13 00:58:37 | Kenya
どうも、ナイロビでのんびりしているkuriです。今日はケニアの独立記念日ということで、多くの人々がスタジアムでのイベントへ出かけていきました。独立から41年。まだとても若い国です。


ケニアで会いたい人や訪れたいところがあって、コンタクトをとっているのですが、なかなかうまくいかず、毎日大したことをしていません(こんなこと書くと師走で忙しい人たちに怒られそうだけど)。泊まっているゲストハウスがなかなか良いところで、キッチンや冷蔵庫や、日当たりの良い広々としたバルコニーがあるのです。まるで沈没しろと言っているかのようです。


今日は日曜日だったので教会に行ったのですが、牧師さんの歌声が素敵だった!うーん、いいねえ。本当にいい声だった。


タイトルのポレポレは「のんびり」という意味のスワヒリ語です。僕が急いでどこかに行こうとすると、アフリカ人が「ポレポレ」と言います。気がつくと宿のドミトリーでスタッフの人が昼寝をしていたりします。そんなわけで今日はポレポレ日記でした。


ナイロビ

2004-12-10 02:31:20 | Kenya
無事にナイロビに着いた。ケニア航空の飛行機の中は快適で、僕のインド疲れを癒してくれた。


ナイロビは治安が相当悪いと聞いていた。空港からも普通はタクシーを使うのだが、僕は出来れば安く上げたかったので、ツーリストインフォメーションの人にそう言った。インフォのお兄さんはこれから市内に行くとのことで、一緒にローカルバスに乗ってくれた。バスだと30ケニアシリング(約45円)、タクシーだと13ドルである。お兄さんは安い宿も紹介してくれ、そこまで案内してくれた。助かった。プライムタイムというヒルトンホテル近くの宿で、ドミトリーが300シリング(約450円)である。ただし、この宿でサファリツアーを申し込むと、3泊が無料になる。日本人も結構泊まっていて、いろいろ情報も仕入れることが出来た。なんだかアフリカを旅している旅行者達はちょっと違う感じがする。


危ない危ないと言われているナイロビだが、危険な場所と時間を避けていれば、それほどびくびくしなくても済みそうだ。(それでも結構恐いが)。地球の歩き方によると、夜の移動は絶対にタクシーを使うようにと書かれている。幸い宿のすぐ近くにネット屋もレストランもカフェもあるので、それほど問題はない。


宿にいた日本人においしい店をおしえてもらって、早速食べに行く。ローカル食堂。肉がうまい!味付けも良い。ほっとした。カフェにも行ったが、コーヒーがこれまたおいしい。コーヒー大好きな僕は、本場ケニアコーヒーに大満足である。


宿のスタッフとたまたまストリートで会った。彼はマサイ族のハーフである。近くの無料の博物館に案内してくれた。僕にケニアの歴史を紹介したかったらしい。まだ独立して40年。素晴らしい写真がたくさんあって、ケニアの歴史に興味を持った。


どことなく雰囲気が良い。人も良い。みんな「ジャンボ(=hello)」とか「How are you?」と声をかけてくる。明るくていい。ストリートで音楽を演奏している人たちがいるが、この音楽も素晴らしく良い。気候も良い。アフリカは初めてで、実は結構どきどきしていた。体の大きな黒人達に囲まれるとどうなるのだろうと思っていたが、なんだか居心地が良い。人を見ているが楽しい。女性の髪型が面白い。センスが良い。


アフリカは本当に未知の国だった。本や写真で想像を膨らませていた大地に、今本当に来ている。久しぶりにわくわくした。「アフリカの水を飲んだものは、再びその大地に戻る」。昔アフリカについて聞いた言葉が、今日見たホームページに載っていた。何だか滞在が楽しくなりそうな、そんな予感がした一日目だった。



Ashitaha...

2004-12-09 00:37:02 | India


(photo = , Katmandu, Nepal)

Mumbai(Bombay) ni tukimashita. Train de 29 hours...
Shikamo seki ga naku, yoru ha yuka de nemasita. Hiruma ha shinsetsu na Indojin ga seki wo waketekuremasitaga...


Asuha nannto ! Kenya(Africa) desu. Chotto Fuann desu. Demo enjoy site kimasu.
Dareka Nairobi infomation attara kudasai.

Soredeha!


How to love

2004-12-07 00:39:59 | India

(バラナシ、ベンガリートラを悠々と歩く牛。ベンガリートラは道が狭い。「ハイッツ!」と言って、人々が牛を道から追っ払っている。逃げないときはペシペシ叩く。)


バラナシ駅について、出口への角を曲がろうとしたら牛が出てきた。あ、インドに来たんだと思った。


温厚なネパール人に接した後に、観光地のインド人(北インド)は本当に疲れる。僕の顔なんか「$」とか「¥」にしか見えないんだろうなあと思った。


前回インドに来た時も思ったことだが、インド人を愛するのはハードだ。インドの感想は前にも書いた。→バラナシ(ヴァーラーナスィー)


バラナシなど、僕にとっては完全に異教徒の地なのだ。朝4時から鳴り響くプジャ(礼拝音楽)。黄色の衣装に身を包んだサドウ-(ヒンズー教の僧侶)達は、僕の額や頭になにかを振りかけたり、つけたりして、お金を取ろうとする。外国人から何とかして金を取ろうとするインド人に気を抜けない。全然価値感の違う人々。理解しようと簡単に頑張れるレベルではない。自分と同じ人を愛するのは簡単だ。人間は自分と違う人々を排除しようとする。それでも人を愛することは出来る。自分は変わらないし、変わってはいけない。そんなことを考えさせてくれるインドの旅である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。(新約聖書マタイ22:39)


varanasi

2004-12-05 00:29:51 | India


12.3-4

朝6時起床。ホーリーランドゲストハウスに行き、バンコクに行くチャッピーを起こす。パッキングもせずに爆睡していた。8時、カトマンズ・ナヤバスパーク出発。疲れていたのか、よく眠った。起きている時間はオレンジを片手に「ルワンダ中央銀行総裁日記(服部正也著)」を読みふけった。18時、国境の街スノウリ着。ボーダーはなんなく通過。今回はバスが遅れなかったので、無事にゴウラクプール行きのバスを掴まえることが出来た。


22:30、ゴウラクプール駅着。寝台車のチケットを買おうとしたが満席。2等の木の椅子座席車に乗り込む。寝るために座席上の網棚を確保した。23:30、出発。網棚に寝ころんだが、やはり寝にくいので、車掌に「寝台はあるか?」と聞いたら。あるとのこと。寝台車に移り、熟睡。予定より1時間遅れて、朝5:30にバラナシ駅に到着。リキシャワラー(サイクルリキシャ)がぼろうとしなかったので、感動した。少々遠慮がちにバクシーシを要求したので、素直に払った。


朝のバラナシは意外と寒かった。前回泊まったフレンズゲストハウスに行ったが、ドミトリーの皆さんが熟睡していて鍵が開かなかったので、とりあえずガンガー(ガンジス川)へ。ガンガーの向こうに朝日を見る。遠くの方は霧がかっていて、なかなか幻想的。チャイを飲みながら、しばらくガートで時を過ごす。


ガンガーで声を掛けられた日本人画家れいさんと朝食を食べに行く。カトマンズにいた斎藤夫妻に会った。先に出発したけいさん達チャリダー組がいる宿を教えてくれた。無事にバラナシに着いていたようだ。


ビシュヌゲストハウスで無事にけいさん、あいちゃん、先生、はぶっちゃんのチャリダー組と再会。楽しい11日間の旅だったようだ。当初の予定通りネパールでは民家に泊まり、食事も毎晩ちゃっかりごちそうになったらしい。インド側では、ドライバー達が泊まる簡易宿泊所に泊まったようだ。ゴールシーンのムービーを見せてくれた。僕もビシュヌゲストハウスを宿にした。はぶっちゃんは、これからカルカッタまでチャリ旅をするそうで、またも誘われた。けいさんはデリーまでチャリ旅。両方とも行かないけど。


バラナシ自体は2回目なのでたいした感動はなかったが、会いたい人達と無事に再会できて良かった。次に行く国のチケットもゲット。いよいよ数日後にアジアを離れる。



Realstory

2004-12-03 01:26:26 | Oshin(孤児院)日記

 ついに明日、ネパールを離れる。今年のネパール総滞在日数、110日。結構いたなあ。子ども達にお別れを言ったが、さすがに今回は少しつらかった。次来るのはいつになるのだろう。


 とりあえず、インド。そこから次の目的地に移動する。まだこの旅の目的地が残っている。久しぶりに旅らしい旅が始まる。

kitchen

2004-12-01 13:50:18 | Oshin(孤児院)日記

ダルバートというネパール料理。ダル=豆、バート=ご飯です。そこにトルカリという副菜がついて、ダルバートセット。朝ごはんは、クッキーやパンも食べたりしますが、基本的に毎食ダルバート。学校がお休みの土曜日だけお肉が出る。味はおいしいけど、毎回だと僕にはちとつらい。でもみんなはダルバート大好き。





チャータイム。キッチンの中で食事をする。食事の時だけはみんな静か。