僕はイスラムの幾何学模様が好きである。ラホールフォート(砦)の横にある、バードシャーフィーモスクを訪れた。17世紀後半、ムガル帝国6代目の皇帝が立てたモスクで、一度に10万人が礼拝できる中庭がある。大理石のドームに彫られたアラベスク模様に心奪われる。イスラム教も偶像崇拝を禁じているので、アラーやマホメットの像などはない。僕は世界史を専攻していたので、この辺の歴史は興味がある。僕はこのムガル帝国時代の絵が好きなのである。男たちが格好良い。ちなみにパキスタンの男たちはどっしりと落ち着いていて感じがいい。ある旅行会社の前を通ったら、「私たちはBRITHISH AIRWAYSのチケットは売りません」との旅行会社組合の垂幕が掲げられていた。格好いいじゃないか(パキスタンは1947年にインドから独立した。ご存じの通り、インドはイギリスの植民地だった。ちなみに東パキスタンと呼ばれていたバングラデシュは、1971年にパキスタンから独立した)。
モヘンジョダロ・ハラッパの遺跡の名前は聞いたことがあるだろう。これもパキスタンである。ラホールでは博物館にも行ったのだが、世界4代文明の一つ、インダス文明の遺跡がモヘンジョダロ・ハラッパからの出土品が並んでいて感動した。この頃からサイコロはあったようだ。展示品を見ていると、自分が想像していたよりも高度な文明があったことが分かる。他にもアラベスク模様の品や、古いコインも沢山展示してあった。久しぶりの博物館ヒットであった。
ご飯もおいしい。カレーが基本だが、インドほどマサラ(スパイス)が効いていなくて、マイルドである。どちらかというとバングラデシュのカレーに近い。チキンカレーがおいしい。そこら辺を走りまわっている鶏だから、肉が引き締まっているのである。チャパティ・ルティーと呼ばれる小麦粉を薄く焼きあげたものを一緒に食べる。カレーがおいしく、チャパティをカレーにたっぷり浸して食べる。食後はもちろんチャイを飲む。合計で大体30~40ルピー(60円~80円)である。パキスタンはインドよりもさらに物価が安い。
朝は近くのモスクから流れてくるアザーン(お祈り)の音で目が覚める)。イスラム教徒97%。バングラデシュよりもそのパーセンテージは高い。いたるところにモスクがあり、人々が礼拝しているのが見える。バングラデシュではこれほどモスクを見かけなかったし、礼拝している姿を見るチャンスも思ったよりはなかった。自分は今イスラムの国にいるのだと実感する。
モヘンジョダロ・ハラッパの遺跡の名前は聞いたことがあるだろう。これもパキスタンである。ラホールでは博物館にも行ったのだが、世界4代文明の一つ、インダス文明の遺跡がモヘンジョダロ・ハラッパからの出土品が並んでいて感動した。この頃からサイコロはあったようだ。展示品を見ていると、自分が想像していたよりも高度な文明があったことが分かる。他にもアラベスク模様の品や、古いコインも沢山展示してあった。久しぶりの博物館ヒットであった。
ご飯もおいしい。カレーが基本だが、インドほどマサラ(スパイス)が効いていなくて、マイルドである。どちらかというとバングラデシュのカレーに近い。チキンカレーがおいしい。そこら辺を走りまわっている鶏だから、肉が引き締まっているのである。チャパティ・ルティーと呼ばれる小麦粉を薄く焼きあげたものを一緒に食べる。カレーがおいしく、チャパティをカレーにたっぷり浸して食べる。食後はもちろんチャイを飲む。合計で大体30~40ルピー(60円~80円)である。パキスタンはインドよりもさらに物価が安い。
朝は近くのモスクから流れてくるアザーン(お祈り)の音で目が覚める)。イスラム教徒97%。バングラデシュよりもそのパーセンテージは高い。いたるところにモスクがあり、人々が礼拝しているのが見える。バングラデシュではこれほどモスクを見かけなかったし、礼拝している姿を見るチャンスも思ったよりはなかった。自分は今イスラムの国にいるのだと実感する。