夢の始まり

脳卒中になってから見えてくることもある。

飲酒運転

2006-09-20 | Weblog
飲酒運転
茸を食べようと包みを開けると、シメジの方は木端微塵崩れて棒だけになっていました。怪しい偽松露茸を輪切りにすると、とても食指などのびない異様構造でした。今回は諦めです。
今日は20年も前に居酒屋をやっていた頃一緒に働いてくれたUさんがドリームに来てくれました。学生だった彼はいま3人の立派なお父さん、でも病気だからでしょうか、会うと随分流れたときも忘れ病気になる、前のその前の楽しかった飲み屋時代に思いが飛んでいきます。

それよりずっと昔、飲んでやったことは、正体がないほど酔っていたのだからしかたないという時代がありました。
僕もたいした罪悪感もなく飲酒運転を常習としていました。大事故すれすれの経験もあります。「二本足では転びそうで危ないから、転ばない4輪に乗って帰る」など無茶苦茶なことが通りました。
検問にかかり名前もまともに書けない自分を見て、初めて酔っていると自覚した事があります。タクシーも通らないところでの検問で、警官に「これからどうやって帰ればいいの?」と聞くと、その警官は「どこまで帰るの?・・・ああそれならそまで今の時間には検問していないから、」という答え。それでそのまま乗って帰った事があります。
徹夜の麻雀の後、人を送っていったりすることも常習で、そんなでしたから「事故を起こすなら居眠り運転だな」と思っていました。実際ちょっとの坂道で止まり、サイドを引いてなくてこつんと追突した事があります。降りてきて怒る人に「はぁ」なんて。
居眠りは完全に意識がありません。お酒を飲めば意識過剰の自分だけの世界です。ブレーキが独りで働く訳ではなく、また車のアクセルに自制心などついていないのですから、車は凶器ですよね。「検問が怖い」、それがもう間違いなのです。
病気にならなかったら、人をはねていたかも知れない僕です。
その点今は運転しませんから安心して飲めます。でも体半分が上手く作動しないので酔えば歩くことが飲酒運転以上に危なくなりました。
http://takaryuu.exblog.jp/ のブログに「お酒」を連載しています。