夢の始まり

脳卒中になってから見えてくることもある。

市バス

2006-12-30 | Weblog
今日の写真3点を http://takaryuu.exblog.jp/ に載せました。よろしければ、コピーして左上に貼り付け検索してください。

目を覚ますと、抜けるような晴天です。
本当は海が見たいのですが、海より大きな空をいっぱい見てみようと思いました。
ラジオが、東海地方の晴天を告げ、その後に「現在の気温は1度」です。
のんびり空を眺めていられるような気温じゃありません。

1時になって、そろそろ気温も上がっているに違いない、と外にでました。
住宅街のここら辺りは、上を見れば電線ばかり、少し歩くとカラタチの実が枝の先に残っていました。
そのむこうには実生の橙でしょうか、カラタチに負けないほど立派な棘の木には大きな実がなっていました。
橙は実がつき、黄色くなって、春になると又緑に変身、そして丸々2年経ってから採るのでしょう。

出たついで、ダイエーに行くことにしました。
バスを乗り継ぎ、でも、年の瀬バスは遅れがちです、引き山はバスターミナル、色々な植え込みもあります。
このところの強風で山茶花の花びらが地面を染めています。
空には月も出ていました。
遅れてきたバスが止まると見えたとき風が強く吹き、帽子が飛んでいってしまいました。
追いかけ、杖ですくって、ハアハアいいながらバスに乗り無事ダイエーに。

カメラのバッテリーが寿命みたいで、聞くともう取り寄せ商品、「5000円です」
・・なんでそんなにするのさ!・・
しばらくこれで我慢して新しい買おう、
明日の結果次第です。(宝くじ)

バス停には人が待っていて、
             ラッキー
何しろ1時間に1本しかないのですから。
でも時間が来てもバスは来ません。
もう10分も過ぎているのです。
「まだ来ませんねえ渋滞かしら」「先に出たのじゃ」「事故かしら」
待っていた人は僕の言うことを全部否定します。
じゃあなぜこないんだ??

結局渋滞で遅れたそうで、20分遅れでやってきました。
乗客は全員無料パスの全部で4人、バスの本数が減るのも仕方ありませんが、、、
「お先に乗ってください、私は足が悪くておそいから」といわれ、
          僕もとは言えないほど悪そうで、お先にと乗り込みました。

来ない理由を全部否定してもただ待つ、
                 車を持たない我々にはこれしかないのです。

答えていてくれた彼曰く、「天気のいい日ならいいですがねえ・・・」
みんなとっても気長です。

口笛

2006-12-30 | Weblog
嬉しいことがあります。
口笛が吹けるようになってきました。
発症する1週間くらい前から口笛の音程が狂い始め、変だと思っていました。
自慢するようですが、「チリビリビン」という曲も吹けたのですから、吹けない曲はありません。僕はかなり口笛が上手く吹けました。
その音程が狂い、発病後は音も出なくなってしまいました。
お話をするだけが発音ではないのですね。
口笛を吹けなくなったとき、手も片手になり、笛も吹けなくなりました。
篠笛か尺八でしたが音は出せました。
笛のいらない口笛は誰もいないところで思い切り吹いていたものです。
犬も口笛がよく分かるようで、音で表情を変えます。
犬も僕が病気になったとき貰ってもらいました。
充分散歩させてあげられないことがかわいそうだったからです。
僕は思いを残さない名人で、それで平気なのです。
ひゅーひゅーいっていた口笛?の音が、それもも音程が確かな音になるのです。
かなり遅いメロディーしかまだだめですが、とても嬉しいことです。

マヒ側が

2006-12-29 | Weblog
今年初、そして最後になるのでしょうか?寒波到来です。
そんな中、勇気を出して、最後の散髪に出かけました。
満員を覚悟していた床屋には、一人しかいなくて、主人は庭掃除です。
僕が入ると店に戻り、ですから待たずに散髪してもらえました。
最後の顔をあたるとき、くしゃみが出そうになり、剃刀を持っていますから、中断してもらい、くしゃみをしました。
マヒ側の、手や足が大きく反応して飛び出します。
それがおかしくて、おかしいと思うと笑えてきてこれも困ったものです。
カメラのバッテリーを買おうと電気屋を探したのですが見つかりません。
以前よく安売りのチラシが入っていたのに、迷子になるほど探してもなくて、ビルの形とあった地点を総合的に判断すると、今は居酒屋のあるところ、電気屋はつぶれていたようです。
藤ヶ丘というこの辺りの要の地にあって、電気屋が1軒も存続できないことは驚き、駐車場が無いからでしょうね。
バスにかなりの時間があったので、冷え切った体をあたためようと、たこ焼き屋さんに入いりました。
“藤ヶ丘名物?“と看板にある、たこ焼きは中がふわふわでとても美味しいのです。
大人より子どもが多くて、子どもの頃行ったお好み焼き屋を思い出しました。
ころあいをみて、バス停に。まだ10分あって、北風はあっという間に温まっていた体温を吹き飛ばしてしまいました。
寒くなると、マヒ側が硬直してきます。
どんどん固まってきて、筋肉が痛み始めてしまいました。
まだ緑風荘にいたとき、冬の通院にはこんなことが多くて、先生に「マヒ側の手が硬直して痛い」といいますと、「なおす方法はあるのよ、筋弛緩剤を使えば痛くなくなるけど、全身の筋肉に効いちゃうから歩けなくなるわね、寒い日には出ないようにしなさい」でした。
くしゃみや欠伸もそうですが、自由に動かすことのできない筋肉が、意識しないですることには敏感に呼応して動くことはおかしいです。

膝が反る

2006-12-29 | Weblog
整形外科も昨日で終り、マヒ足の膝が常々痛むと相談しました。
「膝が反足になるんだ。脳卒中には駄目かも知れないけど、膝をカバーするサポーターがあるから使ってみる?」
着けて歩くと「これでは弱すぎるね、ひざの反足も多いのだ」。
この前は僕のズボンの汚れや靴そして靴の履き方を見て、足の指がマヒしていること、足首がしっかりしていないことなど観察していたようです。
実はマヒ足の靴はつま先はもう縫い目で減っているのです。
何が良いか、ということは、やって見ないと分からないけれど、膝の保護するには膝までの長い装具が良いね。一度試してみようか、ということになりました。
言ってくれることが納得できると、他に自分でも思いつかないのですから、たとえ上手くいかなくても安心できるものです。
問診も大事でしょうが観察眼の確かさを感じ、不便な場所の小さな医院なのに繁する訳です。

今年も・・・

2006-12-28 | Weblog
ドリームは今日で今年の活動を終わりました。
今日は最後の大掃除、どうしようかと思いつつ出かけていました。
僕は硝子拭きが好きです。
くもったところは許せません。
小学生の時からそうでした。
隅に汚れが残っていると気になります。
眼鏡や鏡の汚れも嫌いです。
電車の中でお化粧をする人がよくいるのですが、その子の鏡が汚れていると、「顔の前に鏡をみがけ」と言いたくなってしまいます。
でも車中でお化粧をしているのを見るのって、ただでストリップショーを見ているみたいで得した感じ。
悪く言えば「よく平気でできるね」です。
帰ってから整形に行きました。
ここも今日で終り、なかなか親切なお医者さんでした。
来年はもう少し歩きやすくなるかも・・・

ええ!雑煮

2006-12-27 | Weblog
ラジオ聞いてたら、凄い雑煮の話を。
名古屋はシンプル菜だけどころではありません。
島根は餅の醤油汁、、、、よく入って海苔なのだそうで。
ただもう一種類あって、これがなんとぜんざい。
小豆を砂糖で煮て餅を入れる。
それじゃあ本当にぜんざいじゃない!
いえいえ、ぜんざいとは、神在(ジンザイ)がなまったものだとか、ウ~納得するか、です。

2006-12-27 | Weblog
麺は中国の発明なのでしょうか?
イタリアではパスタになりました。東南アジア各地には色々な麺があるようです。
日本にも実に多くの麺があり、麺の味と汁を楽しむという風に発展しています。
日本一腰のない麺は伊勢うどんだといいます。いちばん硬い麺は名古屋の味噌煮込みでしょう。腰という点では讃岐うどんが群を抜きます。
太いうどんは山梨のほうとうでしょうか、うどん、きしめん、冷麦、素麺、包丁切り、手伸ばし、・・・それぞれに舌触り、喉越しが違ってきます。
熱い出し汁、つけて食べるもの、味を絡めるもの、炒めて味をつける食べ方・・・、
醤油・ソース・塩こしょう・ケチャップ・・・など、ご飯にはないバリエーションを持っている麺です。
あまり食べないのですが、一つだけ選べと言われたら、きしめんをとりたい僕です。
腰のあるきしめんのピラピラ唇に絡みつく感触と、汁の味を絡める、あの幅のある麺はなんともいえません。

赤飯

2006-12-26 | Weblog
小学校低学年の時は粟や稗のお餅もありました。
プチプチしてあまりのびないのですが、美味しかったように覚えています。
いつもお腹が減っていたからでしょうか、何を食べてもおいしかった。
その味を今でも覚えていたりして、今は美味しいものを食べても昨日何食べたっけ?です。
これはボケか。
今日は“ランの館“と大須に行こうと出かけました。
矢場町でバスを降りると、雨がパラパラ・・・、
急いでランの館に入ると、館内はクリスマスの片付けで、いろいろバタバタ、
はずされていくところを見るのは寂しいものですね。
そさくさと外に出ると、雨はほんぶり模様、大須まで行けそうもなく、帰ってきてしまいました。
お節に黒豆は欠かせません。丹波のブドウ豆はとても高価で家では買えませんが、豆を調べていてびっくりしたことがあります。
赤飯は小豆ですよね、これが小豆とは違う赤ささげという豆のことも多いのだそうです。
ささげとは神にささげるということで、煮ても豆がはじけることがなくて、妊娠したとき食べていただくのはこの豆が本当だとか。
見かけはほとんど同じで、違いは臍が丸か楕円かの違いだそうです。
赤ささげの方が、ご飯もほんのり赤くなって良いとか、
こんど食べるときは注意して見ないと。

雑煮

2006-12-25 | Weblog
壁紙はイースター島のモアイ像です。
日本の奈良平安の頃人口は1万人から3万人が住んでいて、たくさんの木も茂っていてカヌー作りが上手かったそうですが、材木を切りつくし、衰亡してしまいました。
またあるときスペイン人が来て、それがイースターの日だったので島の名前がイースター島なのだそうです。
スペイン人は彼らを奴隷として連れて行き、また天然痘も持ってきて、現在の人口は111人だそうです。
サモア唯一文字を持っていたところだそうですが、インカとの類似があるということです。
それもスペイン人が呪われた文字という事で封印してしまい、今ではほとんど解読も難しくなっているということです。
本当かどうか責任を持たないお話ですが・・・壁紙の説明でした。

雑煮あれこれ
名古屋の雑煮は実にシンプルです。
切り餅ともち菜(ふだん草)だけです。
餅は焼かずに入れます。
贅沢といえるのは食べるとき花鰹をひとつまみ載せる事くらいです。
その上菜っ葉を残すのが正しい食べ方だという人までいます。
まず、箸で菜っ葉をつまみ、目の高さより上に上げてから食べます。
そして最後には菜っ葉を残すのです。
「名を上げ、名を残す」のだそうです。
博多でご馳走になった雑煮はあれでおせち料理でした。
鰤や八頭人参・・・、大きな器に色々な食材が入っています。
四国のどこの県だったでしょうか?
あんころ餅に白味噌の雑煮があって、あんこの入った餅を持ってきて作ってくれといわれ一緒に食べたことがありましたが、なんとも変なものでした。

2006-12-24 | Weblog
お餅
お餅は家で搗きましたか?
お餅は○餅?□の切り餅?名古屋は切ります。
母の実家が本屋でしたので、小学校の頃まで年の瀬最後の休日は餅つきをしました。
蒸篭に何度ももち米を蒸し、蒸しあがると男集がもちを搗きます。
搗き終わった餅は、餅とり粉を敷いて暑さ1,5㎝ほどにのばして重ねます。
子どもたちは、この日は食べ放題、ついた餅が運ばれてくるとつまんで食べることができました。
昔は今よりかなり寒かったと思うのですが、鏡開をする頃には、お餅に黴が生え始めていて、少々の黴は無視して食べた覚えがあります。
暮れに1箱買うみかんもその頃腐り始め、それも食べました。
醤油も味噌もよく白い黴がはえました。
今不思議に何も黴ませんし、黴たものはみんな捨てられてしまいす。