高尾山下

最近は備忘録的に過去の旅行の記録をアップしています。

リーを訪ねて三千里・二日目③

2014年04月19日 | 旅行/香港(2014年4月)

博物館においてきた相棒と九龍塘站で合流して、次の目的地へ。

 

九龍塘站を出て、多福道→律倫街→金巴倫道・・・

2014041341

金巴利道(Kimberley Rd.)、金馬倫道(Cameron Rd.)とゴッチャになりそうですが、

ここはCumberland Rd.です。

 

しばらく歩いていくとたどり着きました。

金巴倫道41

2014041325_2 羅曼酒店(Romance Hotel)

2014041324

 

かつて李小龍が住んでいた 「栖鶴小築」、今はラブホテルになっていることで有名(涙)

“功夫界の貴公子”アレクサンダー・フーシェン(傳聲)が、新婚時代に住んだ家でもあります。

それにしても、なんでこんな装飾にしたんだか・・・(溜息)

 

以前の写真をネット上で見つけたので、ちょいと拝借。

Bruceleehouse2 門の上のカーブは当時のままですね

Bruceleehouse1 左がリー邸の門

 

門から中を見たところ。

庭だったところは、駐車場になってしまっています。

2014041328

 

2014041327 門から入って左側の壁。

 

この壁画は当時のままだそうです。李小龍もこれを眺めていたんですかね。

 

 

せっかくなので、中へ入ってみますよ!

2014041348 生活感あふれるホテルの入り口 (笑)

 

うろうろしていると、中から白い上っぱりをきたオバちゃんが出てきました。

「ここで少し休みたいのですが」というようなことを、つたない英語で話してみると、

「私は広東語しかわからないの!広東語で言って!」と怒り口調で言うので、

「休息」とメモして見せたら、わかってもらえました(ホッ)

「どのくらい?」と聞かれたので、「やっこじょん(一個鐘=1時間)」と答えると、

「おお、広東語!」と、オバちゃんは嬉しそう。わかってもらえて私も嬉しいよ(涙)

 

入ると、「どの部屋にする?」なんて聞かれることもなく、いきなり1階の部屋に

通されそうになるところを、2階の部屋にしてもらいました。

 

こんな部屋でした・・・

2014041349 奥はバスルームです

2014041330 もちろんダブルベッド(笑)

2014041336_2 ソファーもテレビもクーラーもあるよ!

2014041356 涼しげなスリッパにはへんな日本語・・・

2014041331 バスルームは広々

2014041334 レトロポップなかんじ

 

内装は直しているでしょうが、この柱はもしかしたら当時のままなのでは??

2014041333

 

2014041332 このタイル、古そうだもの!

 

私たちが通された部屋は、K5。

2階には6つ(だったかな?)の部屋があって、ここがたぶん一番広いです。

他にお客がいないのを幸いに、別の部屋ものぞいてみました。

 

お向かいのK6

2014041351 バスルームの壁が可愛い

20140452 斬新なグリーンのシャワーブース

20140450 この椅子も可愛いです

こじんまりとしていて、この部屋はけっこう好き♪

 

お隣のK4

2014041353

ベッドとソファーがブルーで統一されていて、なかなかシックな印象。

 

A3

2014041354 ベッドヘッドが凝っていますね

 

ストックヤード

2014041355 シーツとかは一応替えてる?

 

あちこち写真を撮っているうちに、あっというまに1時間が過ぎました。

 

料金は先払いで、1時間のご休憩は「いーぱっいー」とオバちゃんが言ったので

202ドルだな、と500ドル出したら返ってきたお釣りが270ドル。

サービス料として、10~15%とられてるんでしょうか??

 

ちなみに1泊いくらか聞いてみたら、500ドルだそうです。

部屋は広々しているし、繁華街のヘタな安ホテルに泊まるよりお得かもしれません。

 

まわりになんにも無いところですけどね・・・

2014041358 ほとんど人通りもありません

 

この九龍塘地域は、高級住宅地なのですが、ラブホテル街でもあり、なぜか幼稚園などの

子供のための施設も多いです。

 

2014041359 金持ちになれそうな名前のラブホテル

 

世界的なスター・李小龍の住んでいた家がラブホテルって、やっぱり悲しいですね・・・

博物館になる話は何度も頓挫しているそうですが、いつかは実現して欲しいものです。

 

(続く)

 


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