博物館においてきた相棒と九龍塘站で合流して、次の目的地へ。
九龍塘站を出て、多福道→律倫街→金巴倫道・・・
金巴利道(Kimberley Rd.)、金馬倫道(Cameron Rd.)とゴッチャになりそうですが、
ここはCumberland Rd.です。
しばらく歩いていくとたどり着きました。
金巴倫道41
かつて李小龍が住んでいた 「栖鶴小築」、今はラブホテルになっていることで有名(涙)
“功夫界の貴公子”アレクサンダー・フーシェン(傳聲)が、新婚時代に住んだ家でもあります。
それにしても、なんでこんな装飾にしたんだか・・・(溜息)
以前の写真をネット上で見つけたので、ちょいと拝借。
門から中を見たところ。
庭だったところは、駐車場になってしまっています。
この壁画は当時のままだそうです。李小龍もこれを眺めていたんですかね。
せっかくなので、中へ入ってみますよ!
うろうろしていると、中から白い上っぱりをきたオバちゃんが出てきました。
「ここで少し休みたいのですが」というようなことを、つたない英語で話してみると、
「私は広東語しかわからないの!広東語で言って!」と怒り口調で言うので、
「休息」とメモして見せたら、わかってもらえました(ホッ)
「どのくらい?」と聞かれたので、「やっこじょん(一個鐘=1時間)」と答えると、
「おお、広東語!」と、オバちゃんは嬉しそう。わかってもらえて私も嬉しいよ(涙)
入ると、「どの部屋にする?」なんて聞かれることもなく、いきなり1階の部屋に
通されそうになるところを、2階の部屋にしてもらいました。
こんな部屋でした・・・
内装は直しているでしょうが、この柱はもしかしたら当時のままなのでは??
私たちが通された部屋は、K5。
2階には6つ(だったかな?)の部屋があって、ここがたぶん一番広いです。
他にお客がいないのを幸いに、別の部屋ものぞいてみました。
お向かいのK6
こじんまりとしていて、この部屋はけっこう好き♪
お隣のK4
ベッドとソファーがブルーで統一されていて、なかなかシックな印象。
A3
ストックヤード
あちこち写真を撮っているうちに、あっというまに1時間が過ぎました。
料金は先払いで、1時間のご休憩は「いーぱっいー」とオバちゃんが言ったので
202ドルだな、と500ドル出したら返ってきたお釣りが270ドル。
サービス料として、10~15%とられてるんでしょうか??
ちなみに1泊いくらか聞いてみたら、500ドルだそうです。
部屋は広々しているし、繁華街のヘタな安ホテルに泊まるよりお得かもしれません。
まわりになんにも無いところですけどね・・・
この九龍塘地域は、高級住宅地なのですが、ラブホテル街でもあり、なぜか幼稚園などの
子供のための施設も多いです。
世界的なスター・李小龍の住んでいた家がラブホテルって、やっぱり悲しいですね・・・
博物館になる話は何度も頓挫しているそうですが、いつかは実現して欲しいものです。
(続く)
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