DUMMY FAKE ROLLERS

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「箒星 / Mr.Children」の難しさ

2007年01月21日 | バンド活動
先日のボランティアライブで、私が歌わせてもらったもう一つの曲が、
Mr.Childrenの「箒星」なのですが、この曲も難しかったですね。

箒星
Mr.Children, KAZUTOSHI SAKURAI
トイズファクトリー

詩もメロディもお気に入り
この曲聴いてると希望が湧いてきます


まず、Aメロの譜割りがなかなか覚えられない(^^;
8分音符と16分音符の配置が結構込み入ってるんですよね。
だから、感覚で歌っちゃうと、毎回「あれ?ここどう歌うんだっけ??」
と頭の中が「?」マークでいっぱいになります。

また、音域も広い。Aメロの「あわてて探してみる~」あたりは、
地を這うように低いし、サビの「すぅっと、優しく、淡く弧を描いて」
あたりは、かなり突き抜けた高さを誇っています。

あと難しいと思ったのが、
1番のサビの最後のフレーズ「頬を撫でてく箒星」というところ。

この「頬を」というところが、とっても歌いづらい。
なんでかというと、ローマ字にするとよくわかりますが、
「HoHoo」ということで、母音の「o」が3つ並ぶんですね。
さらに、”H”は、無声音なので、力が入らない。
しかも、最初の2語「ほほ」が、8分の裏に、16分音符で2つ
入るんです。
これが結構歌いづらいんですよ。

サビの最後の締めのフレーズなので、かなりのプレッシャーです。
裏から入んなきゃいけないし、力の入らない音を16分音符で
2音連続で出さなきゃいけないしで、ちょっと気を抜くと、
リズムに乗り遅れちゃって、かなりカッコ悪い感じになっちゃいます。

これが同じ「o」の連続でも、「心」っていう言葉なら、
「KoKoRo]となって、有声音になるので、
かなり歌いやすいんですけどね。

なので、私は「頬を」の「を」の音を「Wo」と発音して、
「HoHoWo」と歌うようにして、難しさを軽減してました。
カラオケで歌いづらいなーと感じている人は、やってみて下さいね。

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