救急車は来た。サーどこへ行く?
「医療機関受入拒否」はよその世界かと思っていた。
確か昨年、眼を怪我した人が延岡市内で受入先が見つからず、佐伯市内の病院に搬送され、大事には至らなかったケースがあったと記憶している。
しかし、今回は「各病院受入拒否。やっと8ヶ所目で受入。死亡確認」
この事件が図らずも、県北の医療と道路網のお粗末さを露呈した結果となった。
夕刊デイリーによると、県立延岡病院は「状況からして緊急を要するので、時間が勝負。まずは近くの病院」という返事をしたとのことだ。確かにこの判断に間違いは無いのだろう。
しかし、結果として、通報から1時間半後にやっと東郷町の病院へ搬送され、20分後に死亡が確認された。救命処置は施されたのだろうか?
今回の問題は確かに、「救急車が現場に到着した段階で心配停止の状態」にあり、最良の対応がなされたとしても助かる命ではなかったかも知れない。
県病院をはじめ、関わりがあった病院を攻めるつもりは無い。
しかし、どうだろう。東九州高速道路が整備されていたらどうだっただろうか。
日向から1時間圏内は宮崎市、佐伯市まで入る。県立延岡病院も「すぐに本院へ」と答えたに違いない。
私の住む北川町は高速開通後は、大分市・宮崎市が1時間圏内だ。お隣の佐伯市とは災害協定も結んでいる。高速道路が開通したら搬送先のリストが広がる。
ドクターヘリと高速道路の併用で、時間的ロスは大幅に改善され、『「いのちの道」でより早く、安全に「いのちの病院」へ』が実現する。
道路整備の促進を訴える自民党の若手76名も「いのちの道」議員連盟(会長・江藤拓衆院議員)を立ち上げ、中央でがんばっている。今後に期待したい。
「医療機関受入拒否」はよその世界かと思っていた。
確か昨年、眼を怪我した人が延岡市内で受入先が見つからず、佐伯市内の病院に搬送され、大事には至らなかったケースがあったと記憶している。
しかし、今回は「各病院受入拒否。やっと8ヶ所目で受入。死亡確認」
この事件が図らずも、県北の医療と道路網のお粗末さを露呈した結果となった。
夕刊デイリーによると、県立延岡病院は「状況からして緊急を要するので、時間が勝負。まずは近くの病院」という返事をしたとのことだ。確かにこの判断に間違いは無いのだろう。
しかし、結果として、通報から1時間半後にやっと東郷町の病院へ搬送され、20分後に死亡が確認された。救命処置は施されたのだろうか?
今回の問題は確かに、「救急車が現場に到着した段階で心配停止の状態」にあり、最良の対応がなされたとしても助かる命ではなかったかも知れない。
県病院をはじめ、関わりがあった病院を攻めるつもりは無い。
しかし、どうだろう。東九州高速道路が整備されていたらどうだっただろうか。
日向から1時間圏内は宮崎市、佐伯市まで入る。県立延岡病院も「すぐに本院へ」と答えたに違いない。
私の住む北川町は高速開通後は、大分市・宮崎市が1時間圏内だ。お隣の佐伯市とは災害協定も結んでいる。高速道路が開通したら搬送先のリストが広がる。
ドクターヘリと高速道路の併用で、時間的ロスは大幅に改善され、『「いのちの道」でより早く、安全に「いのちの病院」へ』が実現する。
道路整備の促進を訴える自民党の若手76名も「いのちの道」議員連盟(会長・江藤拓衆院議員)を立ち上げ、中央でがんばっている。今後に期待したい。
再度、県病院と交渉するべきだったかもしれません。
しかし、心停止は1分1秒を争うので、延岡までの時間では助からないと県病院は判断したのでしょう。
特ダネによると、日向市内の複数の市立の病院も医師不足で2次救急の当番制を断り、協力体制のみとなっているらしい。
この件は救急隊が到着した時点で心肺停止状態ですから、もともと助かりようがない事例です。
先日の松村邦洋氏のように、直後からの適切な心肺蘇生が出来ていない限り、予後は絶望的です。
(詳細はリンク先をご覧下さい)
「いのちの道」議員連盟というものが発足したという話を聞きましたが、いくら道路を整備しても搬送先の病院が崩壊していては患者さんを救えないのですけどね…
医療崩壊への対策には、何故か資金が回らないのようで…