横浜ジョギング日記

第5回湘南国際マラソン(2011年1月23日)でフルマラソンデビューしました。

【レース報告】第4回横浜市ナイター記録会

2013年09月13日 | トラック競技
2回目のトラック記録会に参加してきました。

「平成25年度第4回横浜市ナイター記録会」
会場:横浜市三ツ沢公園陸上競技場
日時:2013年9月7日(土)
種目:一般男子・高校男子 5000m

トラック競技は6月湘南に次いで2回目の参加になります。
実は8月厚木で行われた記録会にもエントリーしたのでしたが、足首の故障でDNS。
それ以来、現在までエントリーしていたマラソン大会・競技会はありませんでしたので、ここが復活レース。

会場の三ツ沢公園陸上競技場は自宅から歩いて3kmほど。
アップ兼ねて徒歩で会場入り。



到着し、着替え完了。



周囲を見渡すと、、、
中学生と高校生が大多数で、大学生もチラホラ。
一般の参加者(ちょっと浮いてる!?)は少数派・・・

ま、タイムや順位には拘らず、、、
「故障以前の走りに少しでも戻したい」

集合かかり、大きく深呼吸し緊張を抑えスタートラインへ、、、

5000m種目の第1組(33名)、スタート!
実力以上に飛ばしての後半失速が怖い、との思いから抑え気味の序盤。

前回湘南では申告タイムの遅い組だったこともあり、レース展開としては同組中3~4位で上位争い(笑)を楽しめたのでしたが、、、

「えっ!?何これ?」

私の後ろには誰もいません。
つまりビリ。
抑え気味と言っても、そこまでのローペースとの認識はなかったので正直ショック。
最初にスタートした第1組は、申告タイム順で一番遅い組のはず、、、その中でビリってことは!?

中盤以降にペースを大幅に上げる自信などありません。
焦らない、無理なペースアップはしない、自らに言い聞かせ体力温存に努めました。
(でも、やっぱり焦る)

2周目に入り、ようやくビリから脱出。

それからは目の前を走るランナーの背中を追い続けました。
ペースを上げたのではなく、ペースダウンしてきたランナーを一人ずつ抜く展開。
ナイター競技会のため日射しに苦しめられることはありませんでしたが、気温28℃湿度70%の中、滝のように汗が垂れ落ちてきます。
早めの給水を心掛け2周(800m)毎に摂取。

1人、2人、3人、、、4000mまでに5人抜きました。

先頭ランナーに抜かれ周回遅れも体験。
気にしない、とにかく自分のペースで12.5周走り切る。

残り2周、下半身に溜まった疲労を和らげるため給水を太腿と脹脛に浴びせ最後の一踏ん張り。

次々とゴールして行く上位ランナーを横目に最後の1周へ。

湧き出た汗と身体に浴びせた給水で全身ビショビショ、顔は真っ赤で息は荒く、、、

ゴール!

記録 20分33秒(28位/33人中)

ロードでのマラソン・駅伝では経験したことがないような順位(恥)
ちょっとだけ意識していた20分以内という目標にも程遠い。
それでも、復帰レースとして大失速することなく最後まで走り切れたので満足。

今年から挑戦はじめたトラック記録会は、これで一先ず終了。
いよいよ、秋のマラソン・駅伝シーズンに突入します!

ホームランナイター90
データイースト
データイースト

【レース報告】第28回湘南陸上競技大会(2013.06.09)

2013年06月11日 | トラック競技
2007年3月にジョギングをはじめ、2008年3月にマラソン大会初参加、10km、ハーフ、フルと経験してきましたが、、、
先週末、これまで一度も経験したことない新たな試みに挑戦してきました。

それは、陸上競技場トラックでの記録会。

「第28回湘南陸上競技大会」
会場:県立体育センター陸上競技場(藤沢市善行)
日時:2013年6月9日(日)
種目:壮年男子5000m決勝
昨年8月に40歳の大台を突破、壮年デビューw



今まで参加してきたロードでのレースとは、かなり趣が異なります。
ロードではトップランナーから初心者まで小規模大会であっても1000人くらいのランナーと一緒に走ります。
もちろん記録を狙うこともありますが、先ずの目標は「完走」
コースの景観を楽しむことも目的の一つであったりします。

対してトラック
2組に分けて実施したのですが、私が走った組は17人。
1周400mのトラックを反時計回りに12.5周。
ロードで見掛ける初心者ランナーは皆無、、、
仲間の視線も気になります。レース中にせいぜい2ヶ所程度のポイントで遭遇するロードと違い、トラックでは目の届くところを走り続けます。
目の前を12回も通過するのです、、、

スタート前のプレッシャーはロードより遥かに大きい。

初めてのトラック競技、初めてのことが幾つかありました。

①ノースリーブシャツ
従来レースで着ていたTシャツでは浮いてしまわないかな・・・と懸念、初めてノースリーブシャツを購入。
タンクトップ形状のランシャツは未だ着る勇気なく、これが精一杯。
(実際はTシャツの方も結構いました)

②腰ゼッケン(シャツはパンツにインw)
腰ゼッケンの存在自体知りませんでした(笑)
シャツ前後のゼッケンの他に、パンツの右脇に小さなゼッケンを貼り付けられました。
何のために?
ゴール脇に設置されたカメラの映像で走者を特定するためだそうです。
「なるほど、トラックではタイムの計測も順位の確認も厳密なんだ、、、」
そして、そのゼッケンをハッキリ露出させるために、シャツのすそはパンツの中に仕舞わなくてはいけないとのこと。


準備OK

さ、いよいよ本番。
20分00秒で申告した自分は2組のうち遅い方の組。先のスタートです。

7分前に召集がかかり、ゼッケン番号と名前確認。
緊張しながらスタートラインへ。
係員の「流してください」(確か)の一言で、全員数十メートル後方へ走り出したので自分も慌ててついて行きました。
ウォーミングアップ完了、再びスタートラインへ。
腰ゼッケンの順番に横一列に整列。

スタート脇には、ラン仲間も並んで応援してくれています。
緊張を解すべく大きく深呼吸。

そして、
「よーい、スタート!」

スタートロスなど全くなく、全員横一列一斉スタート。

ラン仲間からの「抑えて、抑えて」との声が耳に入ってきました。

初めてのトラック、ペース配分は手探り。
ロードと同じイメージで走れば良いのか?
毎晩10km走っています。
その半分に過ぎません。アップダウンがない分、こっちの方が楽なのでは?
などと考えたりも。(それは、全く違ったのですけど・・・後述)
半周回ってゴールラインを通過。
残りの周回数「12」を示す掲示があります。
序盤は2~3位で走行。
前を走るランナーの背中、トップからの順位・位置関係は常に分かります。

2.5周、1000m通過。
電光掲示板を見ると、3分58秒

普段のジョギングペースは好調時で4'30/kmくらい。
密かに意識していた「20分以内でゴール」このペースを継続し続けないと達成できません。
だが、既に汗だく。
強い日差しが急速に体力を奪っていきます。

5周目を過ぎたあたりから、完全にバテバテ。

「わずか2kmで何でこんなに疲れるの・・・」

精神的な疲労・苦痛も溜まってきました。過去に走ったロードでも苦しめられた自分の苦手コースと同じ理由から。
そのコースとは、
広々とした米軍施設内での東日本駅伝、視界の開けた殺風景な河川敷での横浜ロードレース、湖の周囲道路がコースで前方見通しの良いSAIKOロードレース。
それらの共通点、
コースの遥か前方が見渡せ、走っても走っても変化の少ない景観が続くコース
人それぞれかもしれませんが、私は苦手なのです。
ゴールに向かって前進している感覚が薄い。
前を見ると気が滅入るので、足元を見ながら頭の中で「我慢、我慢」と反芻。
コースのずーっと先を眺めながら、
「あそこまで行くのか・・・でも、あそこもゴールじゃない。まだその先が、、、」

今回感じたトラックでの辛さは、それらのコース以上かも。
先が見渡せ景観の変化など皆無。
今いる地点に、再び戻ってこなくてはいけない、それも何度も何度も。
たった今走った一周より次の一周がツラいのは分かってる。拒絶してる身体に鞭打ち、次の一周へ、、、

ただひたすら、残った体力を振り絞って周回を重ねました。

「5kmって、こんなに辛かったっけ?」

4000m通過、相変わらず3~4位を走行。

仲間の視線はプレッシャーではあったものの、声援はやっぱり有難い。
「前のランナーを追って、まだ追いつけるよ」
「大丈夫他のランナーもつらいんだよ」

体感気温は30℃、全身汗だくで残り一周。
「チリンチリン」
鈴?を鳴らして教えてくれます。
残り400mは全力疾走、、、したかったのですができません。

何で?毎晩10km走っているのに何で?

止まりそうになりながらも懸命に前へ、、、

そして、ようやく最後の直線を駆け抜けゴール。

タイムは目標に遥かに及ばない20分40秒
(その後張り出された正式タイムを見ると、1/100秒まで記録されていました。トラックすげー!)

この程度のタイムながら、遅い組で走った恩恵に与り4位/17人中(全体19位/34人中)とレースとしては楽しませてもらいました。

でも、やっぱり疲れた・・・

今回は、今後のロードに繋がる良い勉強になりました。
改めて思い知らされた自分の最大の欠点、
メンタルの弱さ。
このようなレースを幾つか経験し克服しくのも良いかも。

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