
Kobe City
Leica Ⅲf Elmar 5cm F3.5
第2世代DVDの規格争いで、HD DVDの東芝が敗退、とか。
そういえば東芝はかつてのビデオ戦争でもベータ陣営だったから、どうもお気の毒、というしかない。
ちなみに、自分が生涯最初に買ったビデオデッキは東芝のベータ方式であった(先見の明なし)。
その教訓を生かして、というわけでもないが、我が家では、どうしてもテレビを録画する必要があるときは(そんなこと滅多にないのだが)、今もGコード予約でビデオに録画するのであって(ただしベータではない)、DVD録画なんて遠い世界の話だ。
人類の歴史は、木片や紙に始まる、まさに記録媒体の発明の歴史でもある。
次々と様々なメディアが生まれ消えていく中、半世紀以上も前の道具で、今もこうしてきちんと画像を記録することができるフィルムカメラとは何と偉大な発明であろうか、とライカ片手に思わずにいられない。
(似たようなことを以前にこちらにも)

一時、デジタル録画にと思ったのですが、
パンフレットを見てもよく分からず、そうこうしているうちにブルーレイの時代へ。
世の中から置いていかれている気がしますが、生活する上で支障がないので「まーいいか」という感じです。
その点、フイルムは分かりやすくていいですね。
たいへん便利ですが、本体価格だけで比べて同価格帯のVHSのほうが画質は良いようです。
このへんもデジカメと銀塩を彷彿とさせるものがあります。
でもVHSテープというのは、カメラのフィルムよりは短命に終わりそうな気配を感じますが、どうでしょうか。
HDの件では、決断の早さに好感をもちました。ただ、本当に消費者にとってBDの方が良いのかは解らず終いでしたが。