その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

釜めしXデー

2008-10-19 04:08:22 | その名も、たぁちゃん。

ついにやてきた。

10.15.wed

釜めしXデー


先日、「挑戦者求む!! ― 長野山菜本釜めし ―」で書いたとおり、賞味期限の切れたカップラーメンの山の中から発見された、賞味期限間際の釜めし。

食べるのをちょっぴりためらったけれど、食べずに平和に暮らすのと、食べて腹を壊すのだったら、後者の方が、ネタとしては面白いので食べてみることにした。まぁ、もったいないしね。

そこで、10/15の「賞味」の期限の日に食べてみることにした。

ところが、うっかりしていて、釜めしを食べるタイミングを間違えてしまった。仕事が終わって帰宅したのは、時計の日付変更線を越えてしまった10/16だった。

(/||| ̄▽)/ゲッ!!あっさりとXデー過ぎた…。

過ぎちまったものは仕方ないので、今焦って食べずに朝食べることにした。普段は昼に起きて仕事の準備をするのだが、あまりにも天気が良かったせいか、3時間ほど眠った8時に目が覚めた。

なるほど、確かにおなかも空いている。食うべき時がきた。賞味期限は切れているが、釜めしの機嫌はいかがなものか。やけにまぶしい朝日の下、青天の霹靂を恐れつつも釜めしに手をかけた。

釜めしのパックを開ける。釜の中には「山菜」と書かれたシールの貼ってあるレトルトパックと、早炊米という米のパックが入っていた。

説明通り、レトルトパックを釜にあける。レトルトの中身は、山菜セットと大量のスープだ。釜に溜まったスープの中にドバドバッと米を入れる。そして割りばしで混ぜ混ぜ。

「う~ん。いい匂い。」

ふたをしっかり閉めて、レンジに入れる。レンジで10分~12分ということなので、一番長い12分を選んだ。あえて一番長い時間を選択したのは、もちろん、もしも、の事態を防ぐためである。

もしも、というのは、そう、食当たりである。

よく熱を通せば「大丈夫!」という、何とも中途半端な…。


7分ぐらいを過ぎた頃からだろうか、とってもいい匂いが漂ってきた。「もうすぐだろうか」と期待した分だけ、チンとなるのが随分と遅かったように感じた。

「かれこれ20分ぐらいたっているような…。12分と20分を間違えたか?んなわけないか。('~';) 」

できあがりを知らせるチンを聞いてすぐさまレンジに駆け寄る。レンジの中は湯気が立ちこめていて、ドアから漏れた湯気が滴となって垂れている。

「ちょっと、やりすぎたな。」

ドアを開けると閉じ込められていたおいしい湯気が僕の嗅覚に襲いかかってきた。

「うん、いい香り。」

レンジの中でただひたすら、12分間も間回ただひたすら回り続けていた釜めしを手に取った。

「あち!Σ(・ω・;|||」

本当は予想していた出来事だったのだが、とりあえず素手で触ってみた。釜からも湯気が溢れ出しているんだもん、熱くないはずがない。釜自体の熱さを確かめると、釜の中の飯に、なおさら期待が膨らんだ。


タオルを使って釜めしを取り出し、さっそく蓋をあけ釜を覗き込む。

「あち!( ̄▽ ̄;)」

釜の中に圧縮されていた湯気が覗き込んだ僕の顔に体当たりをしてきた。これも考えれば予想できなくもなかったが、このときは嗅覚だけが先行して、盲目となっていた。


「なるほど、なるほど。釜めし君、なるほどね。」

鼻を中心にまん丸く熱くなった顔でつぶやく(ココロの中で…)。なんともカッチョ悪い目にあった後は、とりあえず悟ったふりをするのが僕たぁちゃん流である。

いったい何を悟ったのかはさっぱりのまま、炊きあがった釜めしを混ぜると、これまたいい香りが僕の食欲を誘いだした。

うん、分かってる。
欲望のままに釜めしを口に入れたら3度目の「あち!( ̄□ ̄;)」ってことになる。分かってる。うん、分かってるよ。分かっちゃってるもんね。

(〃´o`)=3 フーフー

きちんと冷ましてからお口に入れる。


「コメ、カタイ。」

これが最初の感想だった。ホントさみしい感想だが、最初の感想だ。

「くいしん坊!万才」でこの釜めしが出てきたら、松岡修造はうまいコメントを言うかもしれないが、僕の口からは、やはり「コメ、カタイ。」だ。

「たぁちゃんのくいしん坊!万才」のオファーが未だに来ない理由が、今、ちょっぴり分かった気がする。

で、お味の方はというと、まず、ご飯に味がしっかりしみ込んでいない。そのせいだろうか、味自体が濃すぎる気もする。

「ちょっとシンが残った感じのコメの周りに、濃い汁をまとわりつかせました。一応、山菜と人参と、シイタケ入れといたんで、長野風の山菜バージョンの釜めしってことで・・・。」

っと、そんな申し訳なさそうな釜めしだった。僕は首を傾げつつも、手堅くフーフーしつつペロリンチョと完食してやった。


(・_・∂>ん?

気になるのはお味じゃなくて、食べた後に何も起こらなかったのかって?

とりあえず、3日間ほど様子を見たんだけど、大丈夫だったみたい。な・の・で、3日たった今、こうして平和に書いているんですよ。


今回も、オチ切れず…。


【リンク】

「挑戦者求む!! ― 長野山菜本釜めし ―」
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/ecdd134f15e06e70dc36d1036e954d48










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