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天使と悪魔とT4

2009年06月16日 | 日記
その場のノリで映画をはしごしてきました。見たのは『天使と悪魔』と『ターミネーター4』です。どっちかというと『天使と悪魔』の方がおもしろかったかな?

『天使と悪魔』はローマ、ヴァチカンが舞台のサスペンス映画。『ダビンチコード』よりは見やすい映画だったと思います。サスペンスの部分に関してはまあまあかもしれませんが、ローマの街並み、教会の荘厳さを堪能するにはちょうどいい映画です。特にヴァチカンのカトリック総本山サンピエトロ大聖堂の場面。世界で一番大きな教会の中にはミケランジェロ、ベルリーニの作品の他、豪華絢爛な装飾品、彫刻がずらりと並んでいますが、それよりも見るべきはその空間の広さです。あの数々の美術品もその壮大な空間にあってこそ生きてくるのです。一番高い丸屋根のクーポラの高さは136M、全長210M、これは実際にその内部に入ってみないと体感できない広さです。日本の超高層ビルを見なれている私でも、1歩中に足を踏み入れたとたん、ポカーンと口を開けて天井を見続けてしまったぐらいですから。そのカトリック教会の権威を象徴する豪華な広さをこの映画を見ることで少しは感じることができるのではないでしょうか。

でも実際はヴァチカンに目をつけられている撮影スタッフには大聖堂内部の撮影許可はおりず(まあ当たり前ですが)違う古城の内部にあの大聖堂を再現したということです。…ハリウッド映画ってすごい。大聖堂を設計したミケランジェロもびっくりですね。