トンネルから中々出られない"青春鈍行列車"

出口の見えない青春から脱出すべく世界を回って見ました。その旅のつれづれをゆっくりと書いて行きます。

一期一会 (5)

2015-12-27 23:20:50 | 日記
読んで見ると「高校の時からアルバイトしていたお金がアメリカへ行けるまで貯まりました。8月にアメリカへ旅行します。サンフランシスコへ行ってMr.Ikedaに会いたいと思っていますが会って貰えますか?」このような内容だった。
あの時の赤ちゃんが旅行出来るまで成長して、、感慨深いものがあった。
一応妻に「私が貧乏旅行中スイスで世話になった人の娘さんがサンフランシスコへ来る、私に会いたいと言っている」と話す。家に泊めるかまでは話さなかった、、
8月某日昼頃、コリンから電話があった。「今サンフランシスコのホテルにいます。今日午後会えますか?」
子供を連れて車で行けばホテルの前にコリンが立っていた。
綺麗な娘さんになっており、私は大変戸惑った。
とりあえず家に行って妻に紹介し、それから市内観光でもと簡単な段取りをつける。コリンに聞けば市内は自分で回ったから出来ればアルカトラス島へ行きたいと言う、「OK、わかった、そうしょう」と言う事でアルカトラス島へ行く事になった。

アルカトラスとはスペイン語でペリカンの意味である。300年以上前スペインが統治していた頃ペリカンが沢山住んでいたそうだ。その後アメリカの領土になってから1872年に軍刑務所をつくりそして30年後に一般刑務所に変わる。かの有名なアル カポネ、マシンガン ケリーが収監されていた。クリント イーストウッドが主演した「アルカトラズ島からの脱出」バートランカスター主演の「鳥人」等の映画でも有名になった。1968年、時の司法長官であったロバート ケネディによって刑務所は閉鎖された。そして今は観光名所として公開されている。