「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

サンホセからカーニャスへ

2011-05-03 23:07:56 | 中米防災協力(プロジェクトBOSAI)
中米時間 2011年5月3日(火)

ホテル・バルモラルを一旦チェックアウトし、
8時半にプロジェクト車でカーニャス市へ。
車中は爆睡。普段だったら休憩もあるのだろうが、
後部座席の我々両名が寝ていたので、そのまま直行してくれた模様。

昼前にカーニャス市着。
そのままパンアメリカンハイウェイ横のカーニャ・ブラバ・インへ。
「カーニャスってこんなに暑かったっけ?」というのが第一印象だが、
考えてみれば、雨期入り前のこの時期は暑いに決まっていた。
アホだなぁ……。

ホテルのレストランでスープとステーキの昼食の後、
14時から、旧知のカーニャス市のK副市長、帰国研修員でもあるEさん、
CNE(国家災害緊急事態委員会)のDさんGさん、それに
CNEでインターン中のドイツ人学生さん(名前失念)も交え、
表向きは副市長表敬なるも、実のところは打ち合わせで、
当地で展開中のBOSAI活動について意見交換。
1時間の予定が気づいてみたら2時間半。
なかなか充実した時間であった。

カーニャス市がBOSAI活動用に用意した3400ドルという予算。
途上国とはいえ一つの市のBOSAI予算としては少ないのでは?
との議論はもちろん可能。

それでも、災害対応がBOSAIと思い込んでいる国&人びとが多い中で、
少額であろうとも予防が中心であるBOSAI活動に予算をつけたのだから、
そのことを大いにたたえるべきであろう。

まぁ……。
翌日のワークショップ(ダブルヘッダー)の段取りについては、
良くわかったような、全く分からないような……、
その辺りもまぁ、中米らしさ、か?

一旦ホテルに戻った後、
H専門家が良く通ったという「パリ」という名の中華料理店(!)で夕食。
さすがにザーサイはナシ、どころではない、
サンホセの飲茶の店で書いてもらった字を見せても、
意味すら通じなかった……。

外れではない中華と、当たりの中華の違い、か……。


                     (中米時間5月14日土曜日深夜 遡ってアップ)


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