
早いモノで、第一章から2ヶ月弱が経ちまして第2章の公開となりましたが、今回はこれ大丈夫なのか?と流石にちょっと心配になる内容に(汗)
Ep.2もEp.3も、何でもありのパトレイバー世界からしても ”半歩” くらい逸脱してしまってるカンジなので、特にEp.3にゲストで登場した竹中直人の役柄については今後、重要なタイミングで再登場する~くらいの展開にならないとオレとしても納得が行かないかもしれません( ̄▽ ̄;)
ラストで流れた第3章の予告がやたらとエンタメ志向っぽく見えて面白そうなので、ここまで来たら最後まで付き合おうと受け止める観客も多いとは思うんですが、いやー、最初の3話まででここまでやっちゃうとは、果たして今後どうなっちゃうんだこのシリーズ…w
以下ネタバレ感想:
Ep.2「98式再起動せよ」……特車二課の存在を疎ましく思っている警視庁警備部内の思惑を背景に、まともに動けないイングラムを何とかして ”立たせる” 事に四苦八苦するというエピソードですが、文字通り、”立たせる” 事だけに最初から最後まで注力するだけで丸々一話分を消化してしまいましたw
イングラムが動くシーンがほとんど無かった~と散々言われたであろうEp.1への批判を受け止めてか、今回は動くシーンがかなり長めになってました……但し、ゆらゆらとひたすら画面の奥で微妙に揺れ動いているだけですが(^_^;)
CGの技術的には、冒頭の空手の型のモーションや合成の違和感の無さとかが相当なハイレベルで感心すること請け合いなんですが、やってる事があまりにもバカバカしくて…w
そしてラストのオチも、まさかEp.1でやった爆発オチをまた?……と訝しんでる観客を驚愕の別世界へと引き摺り込む演出の豪腕っぷりに、もう頭がどうにかなっちゃいそうでしたねえ\(^o^)/
Ep.3「鉄拳アキラ」……非番にはゲーセンの格闘ゲーム「鉄拳」に明け暮れる明の前に、謎のオヤジが立ち塞がるというエピソードなんですが、一体このハナシのどこがパトレイバーなのか?と問われるとオレもどう答えていいのやら困るというかw
冒頭で、前回ラストのあのカタストロフィから何事もなく二課棟が登場する事でなんか変な笑いがこみ上げてくるのを止められなかったのはさておきw、とにかくEp.3を見終えた時のオレの複雑な心境をどうにかして表現するならば、”煙に巻かれた” という一語に尽きると思います( ̄▽ ̄;)
明の ”勝ちにこだわる” 暴力性の背景には何があるのか、私生活や過去なんかも全く語られることが無いのでモヤモヤしっぱなしな上に、竹中直人の役柄までが最後まで謎のままで、(上でも書いたように)これは後のエピソードでテロリストみたいな ”敵役” で再登場するのでもなければ、ホントに出て来た意味がわからないなあ(^_^;)
竹中直人の意味深な説教セリフよりも、カーシャが更衣室で明に投げかけた言葉の方が遙かに重要性が高そうなんですが、明のカーシャへの対抗意識とその裏返しってことなんですかね……こちらもまだ推測する材料が全然足りないカンジでモヤモヤです…orz
ただ、明を演じる真野恵里菜のPVみたいな意味ならば、今回のEp.3の存在意義は絶大だったと言わざるを得ません……オレの今までの人生で好きな役者やタレントさんなんかはいても、アイドルを応援する趣味は全然無かったハズなんですが、このコは応援したくなるなあ( ゜∀゜)o彡゜

Ep.4予告:
コンビニに籠城って、犯罪として得られるリターンが少なすぎる気がするんですが(しかも警察官を次々と人質にってw)、犯人がどういう思惑なのかが気になりますな
Ep.5予告:
熱海の怪獣決戦は押井守自身による監督で、なんと前後編の大作になるようでw……嶋田久作の怪演に今から期待度MAXです(・∀・)
映画感想一覧
TNG パトレイバー/第1章、TNG パトレイバー/第3章、TNG パトレイバー/第4章、TNG パトレイバー/第5章、、TNG パトレイバー/第6章、TNG パトレイバー/第7章、TNG パトレイバー/首都決戦、TNG パトレイバー/首都決戦DC版
それにしてもお客さんに心配されるようじゃちょっとこの先が心配ですけども、
全部見ないと見えてこないものもあると思うので、ここはしっかりお布施させて
頂きますよw
引き続きの漫画的表現の数々。さすがにしっかりと見方のチャンネルを切り替えましたw
再起動せよの方はお金のかかったコントを見てるような気分でした。アニメ的な話を実写で
やるにはどこまでやればいいのか。パトの世界観を借りて色々実験してるなぁと(^^;)
鉄拳アキラも変な話でしたが、こっちは竹中さんの魅力でグイグイ引っ張る感じがあって
よく考えなくてもおかしなストーリーなのに何だか無理なく見れたし、面白かったんですよね。
サブキャラ達が話の筋とは関係ないことを言ってるような語りの部分も、腑に落ちるというか
良い説教だなーとか妙に感心しちゃってw 最後に文字通り煙に巻かれちゃいますが、それも
不快じゃなくて「やられた~!」って笑いながら言えちゃうスッキリ感。いかにも押井さんが好みそうな
“勝つための思想”でしたが、泉野の行動原理とか漫画的暴力シーンとか自体、本当にあったことなのか、
夢の中の出来事なんじゃないのかなどなど・・・。哲学っぽいことを嫌味なく見せられてちょっと考えさせられる。
こういうのも悪くないなーと思いました。もろ信者的な感想ですがw
俺は竹中さんのキャラが今回限りでも、再登場しても、どっちでも歓迎です!
パトレイバーを知らなかった妻と観た(第一集から観てます)のですが、実写で漫画表現を
やることの違和感が気になって、なかなか内容に入っていけないのは相変わらずだったそうでうす。
投げっぱなしのストーリー展開に戸惑ってはいましたが、原作を知らなくても総じて面白かったとのこと。
先入観を持たずに今後も見続けることで来年の劇場版もちゃんと楽しめるのではないかと期待しつつ、
次の第三集も観に行こうと思います!
只しつこいようだけど、竹中直人の扱いは現状だと全く納得行ってないです( ̄▽ ̄;)
寺山修司とかオレ全然わからないからってのと、意図的に明と ”接触” してる風な素振りにしか見えなかった…
意味有り気で実は何にも無いっていう肩透かしの可能性もw
まさに二月のかもめ・・・意図はあるのか無いのか自由過ぎて判断つきません!w