「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章」を川崎チネチッタにて観て来ました
2014年4月よりスタートして、いよいよ迎えたシリーズ最終章であるEp.12ですが、いやー、シビれまくりでした!d(≧▽≦*)
これまでの11章を振り返る10分ほどの総集編の上映から始まったんですが、シリーズを積み重ねてきた ”重み” を改めて思い知らされましたねえ……アニメ版からの歴史というのも勿論そうなんですが、やはり ”実写” の情報量というのは桁違いに凄いです
ここまで各章45分x11回で8時間くらいの分量があったワケですが、実在する役者さんたちが実在する場所であれやこれやの芝居を積み重ねてきた ”説得力” とでも言うんでしょうか……大型ロボットが動き回る架空のSF世界を ”実写” で表現する事が如何に難しいかは(特に日本において)今更言うまでも無いでしょうが、実物大のイングラムがあって、実物大の二課棟があって、大勢の整備班員たちがいて、その中で第二小隊の連中が暴れ回る~っていう丁寧な演出の積み重ねがあって遂に、今回の最終章でアニメ版から(厳密に言えば「劇場版パトレイバー2」から)ダイレクトに繋がる世界観の構築へと見事に結実したのではないでしょうかヽ( ̄▽ ̄)ノ
シリーズ開始当初から予告されていた通り(スチャラカ展開を脱して)シリアスでハードな展開になる ”劇場版” への布石として、構図やカメラワークが不穏になり、ライティングもリアル風になって(キレイな照明ばかりでなく、陰影が濃くなったり、役者の顔に平気で影が落ちたり、逆光だったり)醸し出される緊張感が押井守監督の趣味が全開といった風でw、とにかく素晴らしかったです
以下ネタバレ感想:
Ep.12「大いなる遺産」……特車二課解体がいよいよ現実味を帯びてくるッ…!!
総集編に詰め込まれた膨大な情報量に圧倒されて、日本のドラマシリーズとしてはちょっと考えられないくらいのスケール感を実感していた余韻も冷めやらぬウチに、いきなりの実写版しのぶさんの登場に全身の血液が沸き立つ思いでした( ゜∀゜)o彡゜
既にここの登場シーンが映画系のニュースサイトで公開されていたみたいですが、良かったぁ…ずっと情報遮断しててw
6章の時に流れた予告で、柘植行人らしき人物がチラッと写ってるのを見た時から、ひょっとして(アニメ版で声を担当された)根津甚八さんを担ぎ出したのだろうか?とドキドキしていたんですが、流石にそれは無理だったみたいですな(…既に引退されてますもんねえ)……最後まで顔がまともに映りませんでしたが、声やしゃべり方の雰囲気は非常に柘植っぽく表現されていたと思います
何より印象的だったのは、柘植って「パトレイバー2」の時は荒川茂樹という人物の口から語られる人物像(←しかも荒川の作為が含まれる)と、南雲しのぶという人物との関係性でしかほとんど描写が無かったので、今回、初めてまともに柘植本人にクローズアップされた描写が新鮮でもありましたねえ
そういえば携帯で後藤が GOTO と表示されているのにハッとしたんですが、GO TO で ”~へ行け” という意味になるのにすげー興奮しました(BASICのgoto文ナツカシスw)
劇場長編版予告:
おおおお、まさかラスボスはしのぶさんなのか!????…一方で後藤はしのぶさんを止めるために裏で動いてる???
本予告編なのかどうかはわかりませんが、体感的には相当長く感じた予告映像の迫力が凄まじかったですな……”柘植の思想を継ぐものたち” がふたたび決起する、という展開になるようで、首都上空を舞台にグレイゴーストや陸自のコブラや空自のF-2が出動しまくっている描写にゾクゾクしましたねえ!
Ep.12にて2002年の ”幻のクーデター” が再現されていたシーンはほとんど止め絵でしたが、劇場版にて果たしてどこまで表現出来るのか、期待して待ちたいと思います!
…それにしても、警視庁の面々に対して挑発的な物言いをするしのぶさんの声に喜んでいいやら哀しむべきやら(ノД`)
映画感想一覧
TNG パトレイバー/第1章、TNG パトレイバー/第2章、TNG パトレイバー/第3章、TNG パトレイバー/第4章、TNG パトレイバー/第5章、TNG パトレイバー/第6章、TNG パトレイバー/首都決戦、TNG パトレイバー/首都決戦DC版
2014年4月よりスタートして、いよいよ迎えたシリーズ最終章であるEp.12ですが、いやー、シビれまくりでした!d(≧▽≦*)
これまでの11章を振り返る10分ほどの総集編の上映から始まったんですが、シリーズを積み重ねてきた ”重み” を改めて思い知らされましたねえ……アニメ版からの歴史というのも勿論そうなんですが、やはり ”実写” の情報量というのは桁違いに凄いです
ここまで各章45分x11回で8時間くらいの分量があったワケですが、実在する役者さんたちが実在する場所であれやこれやの芝居を積み重ねてきた ”説得力” とでも言うんでしょうか……大型ロボットが動き回る架空のSF世界を ”実写” で表現する事が如何に難しいかは(特に日本において)今更言うまでも無いでしょうが、実物大のイングラムがあって、実物大の二課棟があって、大勢の整備班員たちがいて、その中で第二小隊の連中が暴れ回る~っていう丁寧な演出の積み重ねがあって遂に、今回の最終章でアニメ版から(厳密に言えば「劇場版パトレイバー2」から)ダイレクトに繋がる世界観の構築へと見事に結実したのではないでしょうかヽ( ̄▽ ̄)ノ
シリーズ開始当初から予告されていた通り(スチャラカ展開を脱して)シリアスでハードな展開になる ”劇場版” への布石として、構図やカメラワークが不穏になり、ライティングもリアル風になって(キレイな照明ばかりでなく、陰影が濃くなったり、役者の顔に平気で影が落ちたり、逆光だったり)醸し出される緊張感が押井守監督の趣味が全開といった風でw、とにかく素晴らしかったです
以下ネタバレ感想:
Ep.12「大いなる遺産」……特車二課解体がいよいよ現実味を帯びてくるッ…!!
総集編に詰め込まれた膨大な情報量に圧倒されて、日本のドラマシリーズとしてはちょっと考えられないくらいのスケール感を実感していた余韻も冷めやらぬウチに、いきなりの実写版しのぶさんの登場に全身の血液が沸き立つ思いでした( ゜∀゜)o彡゜
既にここの登場シーンが映画系のニュースサイトで公開されていたみたいですが、良かったぁ…ずっと情報遮断しててw
6章の時に流れた予告で、柘植行人らしき人物がチラッと写ってるのを見た時から、ひょっとして(アニメ版で声を担当された)根津甚八さんを担ぎ出したのだろうか?とドキドキしていたんですが、流石にそれは無理だったみたいですな(…既に引退されてますもんねえ)……最後まで顔がまともに映りませんでしたが、声やしゃべり方の雰囲気は非常に柘植っぽく表現されていたと思います
何より印象的だったのは、柘植って「パトレイバー2」の時は荒川茂樹という人物の口から語られる人物像(←しかも荒川の作為が含まれる)と、南雲しのぶという人物との関係性でしかほとんど描写が無かったので、今回、初めてまともに柘植本人にクローズアップされた描写が新鮮でもありましたねえ
そういえば携帯で後藤が GOTO と表示されているのにハッとしたんですが、GO TO で ”~へ行け” という意味になるのにすげー興奮しました(BASICのgoto文ナツカシスw)
劇場長編版予告:
おおおお、まさかラスボスはしのぶさんなのか!????…一方で後藤はしのぶさんを止めるために裏で動いてる???
本予告編なのかどうかはわかりませんが、体感的には相当長く感じた予告映像の迫力が凄まじかったですな……”柘植の思想を継ぐものたち” がふたたび決起する、という展開になるようで、首都上空を舞台にグレイゴーストや陸自のコブラや空自のF-2が出動しまくっている描写にゾクゾクしましたねえ!
Ep.12にて2002年の ”幻のクーデター” が再現されていたシーンはほとんど止め絵でしたが、劇場版にて果たしてどこまで表現出来るのか、期待して待ちたいと思います!
…それにしても、警視庁の面々に対して挑発的な物言いをするしのぶさんの声に喜んでいいやら哀しむべきやら(ノД`)
映画感想一覧
TNG パトレイバー/第1章、TNG パトレイバー/第2章、TNG パトレイバー/第3章、TNG パトレイバー/第4章、TNG パトレイバー/第5章、TNG パトレイバー/第6章、TNG パトレイバー/首都決戦、TNG パトレイバー/首都決戦DC版
面白かったですねぇ。根津さんは引退されてたというのは
残念でしたが、柘植役の方も良かったです。
シルエットだけでしたがしのぶさんもかっこよかった。
押井さんの作品は、その時代の空気をちゃんと反映して
いながら、普遍的なテーマもしっかり共存しているので
例えば10年後20年後に見ても古くは感じないんですよね。
パト2が上映された時代から何年も経ったのに、日本の
危機的状況は相変わらずです…。
さておき、妻は何も知らなくても楽しめていたこれまでとは違って
ちょっと「?」な話だと思ったようです。過去の劇場版を
見せてGWに備えようと思いますw
> ちょっと「?」な話だと
まあこればかりは仕方ないw
本当はもっと本格的にP2の出来事を振り返るつもりだったらしいけど(知らない人たち向けに)、予算が全然足りなくなってしまったのだそうで(^0^;)
あと話は変わるけど前にこのブログでも書いた、漫画版パトレイバーにアテレコしてる動画の6話と7話がこの年末年始にアップされたみたい
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25225121
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25318413
もっとしっかり振り返りたかったというのは、言われてみるとそうだろうなぁと思える内容でしたね。
パトレイバーをそもそも知らない人でも楽しめるのが
今シリーズの売りでもあったわけですから(^_^;)
漫画版アテレコの新作ですか!早速見てみますw
第七章の影響で実は買ってなかった劇場版2作のBDが
ほしいとおもったんですが、いまだにDVD抱き合わせの
評判悪いバージョンしか無いんですよね…。
音声は公開当時のオリジナルだけでいいので、改めて画質をちゃんと調整したBD出してくれませんかねぇ。
実写版がヒットしたらその辺もイロイロと商品展開が動くのを祈るしか無いか
そういえば、ヤッターマン二話がパトレイバー2ネタだらけで笑った(o^∀^o)
あの夜のヤッターマンでパト2ネタすか?w
楽しみにしておきます!
PS
今年の226はあるんですかねぇ。1月も終わりなのに
特にアナウンスが無いですよね~。
だからってワケではないけど昨夜の「マモルの部屋」に行ってきたw
出渕裕がハナシを面白くしようとしすぎで漫才みたいだったw
今年は怪しいんじゃないかと思い始めてました…。
ともあれ、ガルムやパトの宣伝になるならトークイベントの
回数もこなしてくれるんじゃないかと思ったりw
出来れば日にちにはこだわらないのでやって欲しいところです。
出渕さん、押井さんが苦手でマジ話にしたくないから
思わず茶化してごまかしてしまうのでしょうかw