上川陽子外相は14日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長との会談後、IAEAに計約1850万ユーロ(約29億8千万円)の支援を行うと表明した。
日本がIAEAに30億円近くの支援、と聞けば要らぬ想像をしてしまいます。
福島原発の処理水放水の管理、監視をしているIAEAです。
今、そんな巨額の支援をすると言えば、中国や韓国が「監視を甘くしてもらう為だ」と言いそうです。
つまりこの支援金を「袖の下」と見なして批判するのではと。
以前もありました。
日本はIAEAに賄賂を渡していると。
韓国が。
東京新聞が出したIAEAの中立性を貶める記事を、韓国紙が「日本でもIAEAの中立性が疑問視されている」と取り上げた。
— 小咲なな (@TIOffoa1Iny67ll) July 9, 2023
証拠も無く「IAEAは中立ではない」「日本から賄賂を受け取った」と騒ぐ韓国メディア・韓国野党など反日勢への"アシスト"。
東京新聞に報道機関の資格があるかhttps://t.co/4oowNjWS22
そして中国も。
中国はIAEAに日本の100万ユーロの賄賂を受けとりましたかと責めて質問している
— 世界モンゴル人連盟 (@worldmongolian) August 29, 2023
IAEAの職員があなたの質問が出鱈目だとウンザリしてる様だ
pic.twitter.com/fnqjIKVaPk
共同通信社の報道だと賄賂疑惑が再燃しそうですが、
実際はウクライナ等への支援に使われるようです。
具体的にはウクライナの原子力関連施設の安全管理、
太平洋島嶼国の海洋モニタリング(監視)能力の構築支援などだそうです。
とは言え、30億もの支援金が必要なのかどうなのか。
岸田さんの海外への大判振る舞いと取れる支援と、国内へは財布の紐を占める様な政策。
ちょっと納得がいかない部分があります。
勿論、国際社会で味方を作るのは大事ですし、困った時の真の友を作るのは大事です。
それは分かるのですが、能登半島地震への支援が十分なのか、
本当に生活に困っている人への支援も十分なのか、そんな事を考えてしまいます。