(原発)責任ある人たちの法律的・倫理的問題点(1) 柏市・練馬区
震災から1年も経ってから政府は被災地の瓦礫を広域処理しようと、言い始めました。
新聞広告や、細野大臣が中心になって全国行脚のキャンペーン・・・。
これらにどれだけの経費をかけているのでしょう。
更に大量の汚染された可能性のある瓦礫を全国に拡散させる為には
どれだけの運送費、どれだけの補助費が支払われるのでしょう。
受け入れを表明している自治体の首長や住民の方々、
千葉県柏市や周辺の首都圏にかなりの放射性物質が飛散した事実を正視して下さい。
今なお汚染された汚泥や焼却灰が検出されています。
宮城県や岩手県の瓦礫は汚染されていないと環境相は言っています。
汚染されていない瓦礫を引き受けてくれと言っています。
関東平野の汚染を見ると、宮城県の瓦礫が汚染されていないという主張は信じられません。
それは関西以西と同レベルなんでしょうか。
搬出初期はそうでも、どんどん汚染度が上がる可能性もあります。
大量の瓦礫を搬出し始めたら、厳格に計測するとは思えませんし、
もしも高レベルの物が混ざった時、即座に停止できるのも困難だと思います。
雑多なものが混ざった瓦礫の汚染度が同一だというのも信じられません。
特に愛知以西の自治体の方々、比較的汚染されていない自然を守るべきだと思いませんか?
その自然を守るのが使命だと思いませんか?
「痛みを分かち合う」ってどういうことでしょう。
例えば、病気で苦しんでいる人を助ける為に、同じ病気に罹りますか?
同じ病気になれば、元々の病人が元気になりますか?
病気になれば、健康な人も苦しむことになります。
そしたら病気の人を励ます事も困難になりますし、
病気の人を助けることも出来なくなります。
「絆」とか「痛みを分かち合う」という本来の意味を考えてもらいたいです。
軽率な判断はやめてもらいたいのです。
柏市は原発事故の当初から高い放射線量を測定していましたが、市長は「こんなに遠くまで放射線が来るはずがない」と言って防御をしませんでした。練馬区は初期の被曝を避ける大切な時期に「1年100ミリで大丈夫」ということを公式ブログに載せていました。
日本は多くの原発やその他の放射性物質を利用しています。だから、法治国家として当然のことですが「日本人を被曝から守る法律」というのがあり、その法律に違反すると国民の健康を害するので、罰せられることになっています。
私がいつも触れる事件ですが、2011年の夏に「放射性物質を含む蛍光塗料が塗られたキーホルダー」を持っていた罪で14歳の少年が書類送検されていますが、それがこのことを事実として示しています。
また、日本では殺人教唆、酔っ払い運転の幇助、火事を見て通報しない人の罪など、「当然に犯罪に結びつく行為」は法的に禁止されていますし、特に公的な立場にいる人は法律を厳密に守ることが求められます。被曝の防止に関する法律はそれほど多くはありませんので、知らなかったということはありえません。
政府や自治体が「酒を飲んで運転しても問題はない。事故をおこすのは100人に1人ぐらいだ」などと法律に反して自分の考えで仕事をすることが許されないのは当然です。また、酔っ払い運転を取り締まるのは人手がかかったり、血液中のアルコール量を測定する器械がないからしばらくはできないなどと言うこともありません。
法律を遵守し、日本社会の安寧秩序を守るために私たちは税金を払い、役人を雇っているのです。サボって子供たちを被曝させたり、サボるためにへりくつをこねることはできないのです
・・・・・・・・・
柏市長、練馬区役所の責任者をまず逮捕できるかどうか、検察は検討してその結果を発表するべきです。14歳の少年は書類送検するけれど、柏市長や練馬区は罪を問わないのでは法の下の平等に反すると思います。
次に、公務員の倫理からいって「1年1ミリ、1平方メートル4万ベクレル」などの法律の規定に反して業務を行った公務員は、公務員の倫理規定にそって厳重な処分をする必要があります。
逮捕、あるいは厳重処分が行われれば、法治国家として当然のこと・・・「公務員は法律を守らなければならない」という社会に帰ることができるので、今後、30年ほど続く「被曝生活」が少しでも安全になるでしょう。
心ある公務員は「自らが自己批判し、その結果を公表し、贖罪のために自らの身を何らかの形で処分する」必要があります。それが今回の事故で被曝した多くの子供たちのために公務員(大人)ができることです。魂のある人間であることを示してもらいたいと思います。
日本は多くの原発やその他の放射性物質を利用しています。だから、法治国家として当然のことですが「日本人を被曝から守る法律」というのがあり、その法律に違反すると国民の健康を害するので、罰せられることになっています。
私がいつも触れる事件ですが、2011年の夏に「放射性物質を含む蛍光塗料が塗られたキーホルダー」を持っていた罪で14歳の少年が書類送検されていますが、それがこのことを事実として示しています。
また、日本では殺人教唆、酔っ払い運転の幇助、火事を見て通報しない人の罪など、「当然に犯罪に結びつく行為」は法的に禁止されていますし、特に公的な立場にいる人は法律を厳密に守ることが求められます。被曝の防止に関する法律はそれほど多くはありませんので、知らなかったということはありえません。
政府や自治体が「酒を飲んで運転しても問題はない。事故をおこすのは100人に1人ぐらいだ」などと法律に反して自分の考えで仕事をすることが許されないのは当然です。また、酔っ払い運転を取り締まるのは人手がかかったり、血液中のアルコール量を測定する器械がないからしばらくはできないなどと言うこともありません。
法律を遵守し、日本社会の安寧秩序を守るために私たちは税金を払い、役人を雇っているのです。サボって子供たちを被曝させたり、サボるためにへりくつをこねることはできないのです
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柏市長、練馬区役所の責任者をまず逮捕できるかどうか、検察は検討してその結果を発表するべきです。14歳の少年は書類送検するけれど、柏市長や練馬区は罪を問わないのでは法の下の平等に反すると思います。
次に、公務員の倫理からいって「1年1ミリ、1平方メートル4万ベクレル」などの法律の規定に反して業務を行った公務員は、公務員の倫理規定にそって厳重な処分をする必要があります。
逮捕、あるいは厳重処分が行われれば、法治国家として当然のこと・・・「公務員は法律を守らなければならない」という社会に帰ることができるので、今後、30年ほど続く「被曝生活」が少しでも安全になるでしょう。
心ある公務員は「自らが自己批判し、その結果を公表し、贖罪のために自らの身を何らかの形で処分する」必要があります。それが今回の事故で被曝した多くの子供たちのために公務員(大人)ができることです。魂のある人間であることを示してもらいたいと思います。
震災から1年も経ってから政府は被災地の瓦礫を広域処理しようと、言い始めました。
新聞広告や、細野大臣が中心になって全国行脚のキャンペーン・・・。
これらにどれだけの経費をかけているのでしょう。
更に大量の汚染された可能性のある瓦礫を全国に拡散させる為には
どれだけの運送費、どれだけの補助費が支払われるのでしょう。
受け入れを表明している自治体の首長や住民の方々、
千葉県柏市や周辺の首都圏にかなりの放射性物質が飛散した事実を正視して下さい。
今なお汚染された汚泥や焼却灰が検出されています。
宮城県や岩手県の瓦礫は汚染されていないと環境相は言っています。
汚染されていない瓦礫を引き受けてくれと言っています。
関東平野の汚染を見ると、宮城県の瓦礫が汚染されていないという主張は信じられません。
それは関西以西と同レベルなんでしょうか。
搬出初期はそうでも、どんどん汚染度が上がる可能性もあります。
大量の瓦礫を搬出し始めたら、厳格に計測するとは思えませんし、
もしも高レベルの物が混ざった時、即座に停止できるのも困難だと思います。
雑多なものが混ざった瓦礫の汚染度が同一だというのも信じられません。
特に愛知以西の自治体の方々、比較的汚染されていない自然を守るべきだと思いませんか?
その自然を守るのが使命だと思いませんか?
「痛みを分かち合う」ってどういうことでしょう。
例えば、病気で苦しんでいる人を助ける為に、同じ病気に罹りますか?
同じ病気になれば、元々の病人が元気になりますか?
病気になれば、健康な人も苦しむことになります。
そしたら病気の人を励ます事も困難になりますし、
病気の人を助けることも出来なくなります。
「絆」とか「痛みを分かち合う」という本来の意味を考えてもらいたいです。
軽率な判断はやめてもらいたいのです。