坐花酔月 徒然日記

 「花咲く処に腰を下ろし 月を眺めて酒を楽しむ」 この一年、どんな年になるのか。

Extreme Tour 2017/5/5 【高知-東京-鶴岡 編】

2017-05-05 06:00:00 | 『わんぱく』 No Nukes & Renewable energy
◯沢田マンション

今年のGWは車で四国高知まで旅行した。目的は故井山氏の遺作となった井U邸を訪れることと、建築家・渡辺菊眞氏の日時計のある自宅を拝見すること。
2日の午後11時に鶴岡を出発し、東京町田で映画監督・鎌仲ひとみ氏と落ち合い、渋滞の東名高速を一路奈良の渡辺邸へと向かった。
今回の旅行を鎌仲監督は「Extreme Tourだね」と言った。そう、まったく極端で過激(?)な旅行…、なにしろ観光名所には向かわず、素晴らしい建物に接し、素晴らしい仲間と出会った。とても感動的な旅行だった。みなさんありがとうございました。感謝です。
以下「2017/5/3〜5/5」は、太陽建築研究会代表のカミさんが研究会のBlogにUPした記事を載せています。詳しく上手くまとめています。

5/5 Extreme 建築探検 Tour 最終日高知工科大学で施行中の「香美市の金峯神社」を生徒さん達同行で見にいくことにした。
その後、夫婦二人で、「二人だけでどこまでやれるのか、人間の力をためしてみたい」、「100所帯あるマンションを建築しよう」と心に誓って建てた「沢田マンション」を見にいく。


◯高知市 高法寺

朝、目覚めて高法寺の全景と、昨日のドラム缶風呂をながめてみる。
地空庵の前で記念撮影。高知工科大学 渡辺研究室のみんなには、名声や肩書にとらわれない建築を目指してほしい。環境を考えた建築に取り組んでほしい。

玉城さん、映画「小さき声のカノン」の上映を決めてくれてありがとうございます。
菊眞さん、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」紹介お願いしますね。



◯玉城和尚と高知工科大の渡辺ゼミ生達と一緒


◯山車社殿に蔵王大権現を祀る

朝8時出発。山車社殿に到着し、金峯神社については、菊眞さんが様々なこと説明してくれた。
こどもの日の今日、このあたりでは、「ふらふ」という染め物の旗を鯉のぼりと一緒に揚げるそうだ。


◯山車社殿の中の祠


◯ふらふ と 棚田

いよいよ、素人による驚異の巨大建築物、高知に実在する「沢田マンション」


◯3Fまで車が登れるスロープと張り出したエレベーター

スゴイスゴイ、凄すぎる。このド迫力。
菊眞さんが、このような精神を忘れないようにしたいと言っていた。



建設開始が1971年(昭和46年)、展示してあるこれらの発動機は二人が、瀬戸内海を中心に8年の歳月をかけて日本中から集めたもの。全部で40台だそうだ。
以来、これらの発動機は製材機を動かし、発電機を動かし、地下水をくみ上げるポンプを動かしと、マンション建設におけるさまざまな場面で活躍してきた。
収集当時は、すでに廃棄同然で部品のないものなども多かったが、沢田さんが、足りない部分は手作りし、補修して、再び動くように蘇らせたというから驚いた。
人間の限りない可能性を証明し、各界の暑い注目を浴びている「沢田マンション」。
「沢田マンション物語」という本を早速注文した。


◯高知のサグラダファミリアと言われる所以の屋上クレーン

玉城住職がオーナーの光の種という酵素玄米のお店に寄り、近くのひろめ市場で藁焼きのカツオタタキを購入した。初鰹かぁ。そして午後1時半頃に高知を後にした。
帰路途中に遅い昼食でカツオタタキを食べたが、旨い旨い。




◯明石海峡大橋

鎌仲監督を町田の自宅に送り届けたのが5/6午前2時半。そこから仮眠しながら鶴岡に向かい、鶴岡市温海の道の駅に着いたのが9時20分頃だった。そこで食事をしてから、櫛引の温泉に入ってきた。


とてもいい旅行だった。旅行会社が企画するような内容ではなかったけど、行きたい場所に行き、会いたい人に会ってきた。話をしたいことも話をしてきた。高知で買った小夏とトマトは最高に美味しい。

案内を受け入れてくれた渡辺菊眞さん、一緒に行ってくれた鎌仲ひとみ監督のお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
旅で出会った井上さん、高知工科大学の生徒さん達、高法寺の玉城秀大和尚、素敵な出会いをありがとうございました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする