前から気にしていた東小俣からの尾根筋行を行く。時間も遅く出たので半日コースで、午後からの予定もあるので9.00過ぎから行く。
熊野川と別れている安藏川の東側にある東小俣発電所へのゲートがある。
ゲート手前の橋を渡り、目の前に竹藪が続き進む。
上に進むと電力会社の鉄塔への看板があり、右側へ行くと掘り込みが姿を現す。
更に進むと鉄塔が姿を現す。道は鉄塔の巡視路をかねているので歩き易いし、この付近からは、田が耕作されていた跡がある。現在は竹が茂っている。
熊野川側には、杉が植林されているし、巡視路を兼ねているので楽に行ける。
耕作されていたので農機具が放置されていた。此れより上は杉林となり尾根に続く。
浅いが掘り込みは続く。見透視は良く、近年まで手入れがあった様に見える。
この道跡も広げた所は崩れて浅くなっている。
途中の尾根筋では、高台の様に土盛されていて2段になっている。
道を造った時の残土を積み上げたのか30坪くらいの平地になっている。雑木が無ければ周囲を見渡すには絶好の場所に位置する。
両側には、東側には安藏川、西側には熊野川が眼下に見える。熊野川から富山市内も見えるが雑木が邪魔する。
時々、見える景色は良く、早く来れば紅葉が見れたものと思われる。
時間もないので高台のある所で引き返す。もともと、この道跡は、奥に進めば
赤倉集落ー小原へと繋がる道跡と思える。東小俣から下に向けては湯端城への道にもなる。また、対岸にあった文殊寺城を見るにも絶好の道跡でもある。
そんな道跡に一歩踏み入れたがウレ往来・鎌倉街道と良くにている気がするので春には熊野川ダムの見える所まで行きたい。