
昨日は満月でした。

7時頃まではキレイな月夜でしたが、あっという間に


日に日に寒くなってきています。
10月も半分終わりました。
今年も残すところ2ヵ月半です。
さてさて、今日は一枚板のダイニングテーブルの再塗装をご紹介。
ある日の午後、お客様自ら弊社を尋ねてこられました。
「ダイニングテーブルの塗装をしていただきたい」 とのご希望で、工場で見本をお見せしながら、工程等 詳しくご説明しました。
翌日、見せて頂きにお伺いすると、一枚板のしっかりしたダイニングテーブルです。
ココで一枚板のテーブルについて軽くご説明


「丸太から製材された一枚の板からできるテーブルのことです。」
と言えば簡単に聞こえますが、そんな生易しいものではありません!
樹齢80年以下の丸太では800㎜以上の一枚板は取れません。
900㎜クラスの一枚板を産出するには、樹齢150年以上の丸太からでないと無理なのです。
150年!? この世の人々はまだ誰も生まれていません!(たぶん・・

そしてこの150年もの自然の恵みの中から 模様・風格・安定感・強度 等を厳選すると残るのはわずか

そしてそして、このわずかな素材を丹念に丹念に手を掛けて製材して6年以上!
やっと一枚のテーブル板ができあがるのです。
又、森林伐採に伴い、今後 幅広の一枚板が取れる様な原木が出回ることはなくなるでしょう。
とここまで書けばどれ程の価値のものなのかわかって頂けるでしょうか・・

こちらのお客様は、わざわざ長野県まで足を運んでお買い求めになられたそうです。
という訳で、ご説明はこのくらいで本題に・・
お預かりして、工場に持ち帰って


既存は漆塗りで仕上げてありますが、長く使うダイニングテーブルとしては漆では今一つ頼りなく・・既に劣化が始まっていました。

拡大するとこんな感じ・・

ところによっては、木目が隆起しかけているところも・・


先ずは養生

そして既存の漆を全て落としました。←(これが結構大変


う~ん!さすが150年!!


お客様のお好みの色で下塗りから塗装開始!

同じ画像が何度も続くのでスキップしま~す!


完成!



アップで見るとこんな感じ・・


木の目も滑らかに、程よい艶感に仕上がりました!

それではもう一度、塗装前と見比べてみて下さい

~施工前~

~施工後~

お客様宅に無事に到着!


「なかなかいい塗装業者さんが見つからなくて、2年も探しましたが、お願いして本当に良かったです!」
とお客様にも喜んで頂きました。

このダイニングテーブルと合わせて、もう1台の「座卓の再塗装」もご依頼頂きましたが、そちらのご紹介はまた次回・・

過去の











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