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国内携帯売上・シャープ携帯・トヨタ中国製産

2007-02-26 17:25:55 | Dニュース

06年国内携帯電話、最も売れた端末は?
(2007/02/23  Itmedia)

マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングを紹介。
06年に最も売れた端末は、ウィルコムの京セラ製端末「WX300K」だった。
WX300Kは“シンプル京ぽん”の愛称のもと、06年のウィルコム販売ランキングにおいて、全週で首位を獲得。ウィルコム内では圧倒的な強さを見せた本機だが、総合の販売台数でも携帯3キャリアの人気機種をを抑えて首位を獲得したことに改めて驚かされる。
ウィルコムは、同社同士はもちろん「070」の番号で始まる他社PHSサービスとの通話を月額2900円で定額にする「ウィルコム定額プラン」が好評で、家族間の通話用として複数回線をまとめて導入する例も多数見られた。WX300Kは家族用とするニーズのほか、同社のスマートフォン(W-ZERO3シリーズ)や他社携帯の音声通話用セカンド機などとして利用されることも多く、音声通話がメインのユーザー向け端末として、長期に渡って人気を得た格好。
続いてドコモの「P902i」(ドコモ年間1位)、「SH902i」(ドコモ年間2位)、「W41CA」(au年間1位)がランクインした。TOP10内の顔ぶれは、WX300KとW41CA以外は全てドコモ向けの端末となっており、総合的に見るとドコモ向け端末の販売台数は他社よりやはり多かったことがここから判断できる。
しかし、06年下半期の結果を見るとやや状況の変化が見うけられる。大きく目立つのはソフトバンクモバイル向け機種の躍進。総合ランキングでは1機種も入らなかった同社の端末だが、下半期のみを見ると4位(705SH)と9位(905SH)に2機種もランクインした。
06年の下半期は、10月24日に始まった番号ポータビリティ制度を契機に、ソフトバンクモバイルはボーダフォンからのブランド切り替えをはじめ、大量・多色の端末投入や新たな料金制度の導入など、さまざまな施策を行い、積極的に契約者流入を図った。705SHと905SHがランクインしたのは、その効果が端的に表れたと言える。
年間総合のランクインはW41CAのみだったauも、下半期は「ウォークマンケータイ W42S」と「W43S」、2機種のソニー・エリクソン・モバイル製端末がそれぞれ7位と10位に入った。これらは06年のau夏モデル/秋冬モデルで人気を得た端末の1つで、こちらも番号ポータビリティを機に契約数が大きく躍進した結果の相乗効果と考えられる。
なお06年の上半期にNTTドコモは、流通在庫が増加したため、後の調達総数を絞る在庫調整を行った。
このことも、下半期に他社に販売シェアを奪われた大きな理由の1つとして挙げられる。また、06年の冬商戦でトレンドとなった“ワンセグ”端末の投入の遅れも気になるところ。06年冬商戦向けの主力機種「FOMA 903i」シリーズは、シャープ製の「SH903i」(06年10月発売)を筆頭に07年2月現在も人気だが、これらにワンセグ機能はない。同日に発表されたワンセグ対応の「903iTV」シリーズや高速通信対応の
「903iX HIGH-SPEED」シリーズは、例年契約者が急増する傾向のある春商戦向けとして07年になって、ようやく発売される。
07年は、昨年末に「家電のように多品種少量生産体制になる」(KDDIの小野寺社長)、「来年も約50機種を投入する」(NTTドコモの中村社長)と両社のトップが述べたように、過去最多となった06年並みの量の端末が登場すると予想される。すでに1月に発表された春商戦向けモデルも、ワンセグやデザイナーズ携帯、ほぼ全部入りの高機能機種、多色展開、薄型など、さまざまな特徴を持つ端末が多く登場している。
追い上げるauやソフトバンクモバイルに対し、ワンセグ・高速通信対応端末などを含めたラインアップも拡充され、在庫調整の足かせも解消されるであろうNTTドコモがどのような動きを見せるか。イー・モバイルなどの新規参入キャリアはどうか。インセンティブモデルやSIMロックのあり方などを含め、携帯電話のビジネスモデルに変化が生じるのか。これらが07年の携帯市場の動向を占ううえで重要になるポイントの1つといえそうだ。

シャープ-赤外線通信でケータイ写真をテレビに表示できるアダプター-
(2007/02/24  BCN・CNET)

シャープは23日、高速赤外線通信(IrSS)を使って、対応のカメラ付き携帯電話で撮影した画像を無線で受信し、ケーブルで接続したテレビに映し出すことができるワイヤレスフォトアダプター「HN-IR1」を4月25日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は1万4000円前後の見込み。
赤外線通信を利用することで、メモリカードなどを使わずにテレビに携帯電話で撮影した写真を楽しむことができる。通信速度は4Mbps(メガビット/秒)で、300万画素の画像データの場合は約2秒で受信する。
通信距離は最大20cm。受信した画像はD端子、ビデオ端子を使ってテレビなどに出力する。D端子では、1920×1080画素のフルハイビジョンで表示可能。
写真のサイズに合わせ、画像の回転したり、拡大表示することもできる。本体上面に、テレビに表示した画像を右に90度ずつ回転させる「右回転」ボタン、画面一杯に画像を拡大表示する「表示切替」ボタンを備えた。
対応する携帯電話はシャープ製の9端末。携帯電話会社別ではNTTドコモが「SH903i」「SH902iS」「SH902iSL」「SH702iS」、ソフトバンクモバイルは「911SH」「910SH」「811SH」「810SH」、au(KDDI)では「W51SH」となる。
対応するファイル形式はJPEGで、受信可能なファイル容量は最大6MB、画像サイズは縦横ともに4080画素以下の最大800万画素。サイズは幅約79×奥行き約70×高さ約28mm、重さは約66g。電源はACアダプター。月産台数2000台を予定している。

トヨタ-09年までに中国で12車種生産へ-
(2007/02/26 朝日新聞)

トヨタ自動車は09年までに中国での現地生産を現在の9車種から12車種に増やす方針を固め、部品メーカーに示した。新たに稼働させる天津第3工場と広州第2工場でSUV(スポーツ用多目的車)の生産を始め、コンパクト車から大型車までミニバンを除く主力車が出そろう。多様化が進む中国市場に様々なタイプを投入し、2010年の販売シェア10%を目指す。
広州第1工場は昨秋に年産能力が20万台に倍増され、08年半ばに排気量1リットル級のコンパクト車ヤリス(日本名ヴィッツ)の生産を追加。09年までに第2工場(年産能力は当初10万台)を建設し、3リットル級の中型SUVのハイランダー(日本名クルーガー)を生産する。
一方、広州と並ぶ2大拠点の天津では、今夏に稼働させる第3工場(年産能力20万台)でカローラに続き、2.4リットル級の小型SUVのRAV4を生産する方針。
ハイランダーは米南部に建設する北米第8工場で、RAV4は08年稼働のカナダ第2工場でも生産する方針。
いずれも国内で生産してきたが、世界販売が計50万台のSUVを日本、北米、中国の世界3極で生産する態勢が整う。06年の海外輸出が過去最高の252万台となったトヨタにとっては、現地化加速で貿易摩擦を封じる狙いがある。



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