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フルHD BD・各社超薄型TV/携帯等「CEATEC JAPAN 2007」開幕・MS Zune

2007-10-05 08:20:29 | Dニュース

松下電器-フルHDで「4倍録画」のBDレコーダーを11月に発売へ-
(2007/10/03 日経・日刊工業新聞・読売新聞・毎日新聞)

松下電器産業は10月2日開幕した「CEATEC JAPAN 2007」で、Blu-ray Disc(BD)ドライブなどを搭載した「ハイビジョンDIGAシリーズ」の新製品2機種6モデルを11月1日に発売すると発表した。すべてのモデルで「MPEG-4 AVC/H.264」エンコーダーを搭載し、同じHDD容量を搭載した従来モデルと比べ、BSデジタル放送の場合で約4倍の長時間録画が行えるようになったという。
「MPEG-4 AVC/H.264」エンコーダーはBSデジタル放送などのフルハイビジョン(HD)番組を1920×1080のフルHD解像度で圧縮録画できる。松下は自社開発のシステムLSI「UniPhier」にエンコーダー部を統合して新製品に搭載した。
画像を4分の1に圧縮して録画する新技術を搭載しており、50GBのBD 1枚に、世界最長となる18時間のフルHD映像を記録できる。
BDドライブを搭載する上位機種は、HDD容量が1TBの「DMR-BW900」、500GBの「DMR-BW800」、250GBの「DMR-BW700」の3モデル。いずれも各種デジタルチューナーを2系統搭載し、2番組を同時録画できる。12ビットの階調表現が行える「ディープカラー」やPHL(パナソニックハリウッド研究所)標準の高精度色信号処理技術を搭載するなど、DVDドライブを搭載する下位機種と比べると映像出力機能を強化している。
DVDドライブを搭載する下位機種は、HDD容量が500GBの「DMR-XW300」、250ギガバイトの「DMR-XW100」、250GBのHDDとVHSデッキを搭載する3in1タイプの「DMR-XW200V」の3機種。この3モデルでもUniPhierを搭載しており、MPEG-4 AVC/H.264形式で番組を録画できるほか、HDDに録画したMPEG-4AVC/H.264形式の番組データをそのままDVDメディアに対してムーブできる(BDドライブ搭載モデルでもこの機能をサポート)。ただしDVDメディアに録画したMPEG-4 AVC/H.264形式の番組データは、現状では今回発表したDIGAの最新機種でしか再生できない。
従来の動画圧縮技術より2~3倍の効率で圧縮できるため、録画時間を延ばせる。容量1TBのHDDにフルHD映像を業界最長の381時間記録できる。
価格は、「DMR-BW900」が30万円前後、「DMR-BW800」が23万円前後、「DMR-BW700」が18万円前後、「DMR-XW300」が13万円前後、「DMR-XW100」が10万円前後、「DMR-XW200V」が13万円前後。
新製品投入により「08年は次世代対応機がDVDレコーダー全体の約4分の1を占めるまで成長する」(松下)見通しで、年末商戦に向けた各社の販売競争が本格化しそうだ。
一方、「HD DVD」陣営の東芝は、近く投入すると見られる録画再生機の新モデルを参考出品した。HD DVDディスクに約6時間の録画ができるのが特徴。ただ、発売時期や価格は未定という。
BD対応のレコーダーは価格の高さが最大の弱点とされてきた。このため、シャープは市場価格10万円前後の普及機の投入を発表、ソニーも14万円前後のモデルを準備するなど手頃な価格の機種の投入が相次いでいる。これに対し、松下電器は機能を充実した高価格帯の機種をそろえることで、他社との差別化を図る。

日立製作所-厚さ3.5cmの薄型液晶テレビを年内に発売へ-
(2007/10/03 日経)

日立製作所は10月2日、最薄部の厚さが3.5cmの「薄型」液晶テレビを年内に発売する方針を明らかにした。まず国内で32型以上の複数機種を投入、08年以降に海外での販売も検討する。超薄型テレビを巡っては、ソニーが11型有機ELテレビを年内に発売するほか、日本ビクターも欧州で最薄部で3.7cmの42型液晶テレビを08年3月に発売する。日立の年内投入で各社の開発ペースが加速しそうだ。
重量は10kg以下になる見通し。価格は未定。日立はパネル設計を見直して厚さを従来比約8cm薄くしたほか、放熱効率を高め、背面板が平らになるデザインを実現した。壁掛けしやすくなるだけでなく、背面を加工できるためテレビを壁際以外の場所に置くのも可能。日立は32型以上の液晶テレビを発売、販売状況をみて32型未満にも広げる。

薄型テレビ-大画面競争の次は「さらなる薄型」-
(2007/10/03 Itmedia・毎日新聞・日経)

10月2日に開幕したエレクトロニクス・IT関連の総合見本市「CEATEC JAPAN 2007」の目玉展示は「さらに薄くなった」薄型テレビ。シャープや日立製作所、日本ビクターは液晶で、ソニーは有機ELで、これまでにない薄さをアピールしている。
薄型テレビ技術競争の主戦場はこれまで、画面の大型化だった。液晶はシャープが1月に108V型を、プラズマは松下電器産業が103V型を7月に発表するなど、1インチ単位の競争が繰り広げられてきた。だが最大サイズが100V型を超えた昨年ごろから、大型化は従来ほどのインパクトを持たなくなってきた。加えて、大きすぎるテレビは一般家庭に置けるものではなく、単なる技術アピールにしかならないという面もある。
そこで各社が次の技術ターゲットに据えたのが薄型化。「これまでにない薄いテレビ」なら、大型化競争に飽きた消費者に向けて「パネルの薄さ○○ミリ」などという新鮮な数値を提示できる上、壁掛けなど新しい視聴スタイルも提案できる。
液晶陣営では、最薄部が20mmの52V型試作品を発表したシャープを追いかけるように、日立が同19mmの32V型試作機を参考展示。09年の量産に向けて開発を進めている。専用ブースには長い列ができていた。
日本ビクターも最薄部37mmの42V型液晶テレビを発表。こちらは商品化が決まっており、来春から欧州で、次いで日本国内でも販売する予定。
ソニーの11V型有機ELテレビ「XEL-1」はパネルが3mmと極薄。画質の高さも抜きん出ており、画面に顔を近づけてじっと見つめる人も多かった。有機ELは大型化が課題とされてきたが、27V型も参考出展して大型化の可能性を示していた。
シャープのテレビ展示ゾーンのテーマは「Dream of Wall TV」。薄さ20mmの52V型だけでなく108V型液晶テレビまで「壁掛け」として展示。「108V型テレビはまるで大きな窓。朝の陽の光が差し込みます」とコンパニオンは話す。
薄さ20mmの製品に関しては、壁に掛けてまるで絵画のようにテレビを“鑑賞”したり、薄い台にディスプレイをまるごと収納できる「ポップアップ」機構にしたり、薄型で可能になるリビングの未来図を提示している。
各社がこれだけ薄型化に力を入れていることを見るとテレビの薄型化は今後も進んでいくとみられ、薄型化競争に参戦していないプラズマ陣営も今後、薄型化にかじを切らざるを得ないかもしれない。
だが、単純に「他社より1ミリ薄い」を競うなら、1インチの大きさを競ってきた大型化競争と変わらない。テレビが薄くなることでどんな幸せがもたらされるのかを示すことができなければ、単なるスペック競争に終わってしまう危険性もありそうだ。

シャープ-26型と22型のフルHD液晶テレビを参考出展-
(2007/10/03 日経エレクトロニクス)

シャープは,26型および22型で画素数が1920×1080(いわゆるフルHD)の液晶テレビを参考出展した。
同社がラインアップするフルHDの液晶テレビとしては,これまで32型が最も小さな画面寸法だった。
今回の試作品は,今後「AQUOS」ブランドでラインアップしていく考え。ただし,リビング向けのテレビという提案ではなく「パソコンに接続するモニター兼テレビ」(シャープ)という位置付けを想定しているという。

シャープ-12.1型で厚さ2.88mmの液晶パネルを参考展示-
(2007/10/03 日経エレクトロニクス)

シャープは,最薄部の厚さが2.88mmの12.1型の液晶パネルを展示した。同じ画面寸法の同社従来品の厚さは約10mmだった。約1/3に薄型化したことになる。
同様の薄型ディスプレイとして,10月1日,ソニーが11型で最薄部の厚さが3mmの有機ELテレビの発売を発表したばかり。シャープの関係者は「有機ELを意識したわけではない」と笑顔でかわすものの,明らかに有機ELに対抗したとみられる。シャープは07年8月,厚さ2cmの液晶テレビの試作品を発表し,「液晶の次は液晶が担う」と宣言したが,中小型品についても「液晶の次は液晶が担う」ことを示した。
試作品は,表示性能の面でも従来の中小型液晶パネルより優れた指標を備える。コントラスト比は2000対1,応答時間は8ms,色再現範囲はNTSC規格比80%。画素数は1280×800。バックライトはLEDを採用。
薄型化の技術については,06年10月にシャープが披露した厚さ0.89mmの2.2型液晶パネルと同様の手法を採用したとする。後工程でガラスを削るなどして薄くしているとするが,それ以上の具体的な内容は明かさない。量産時期は未定。産業用途や小型テレビなどに向けるという。

サムスン電子-液晶ディスプレーの第8世代の投資を強化-
(韓国  2007/10/03 NNA)

サムスン電子が液晶ディスプレー(LCD)の第8世代の投資に力を入れている。同社は8月末に52インチパネルの量産を開始したソニーとの合弁会社「S-LCD」の第8世代第1ライン(8-1ライン)で、46インチパネルの量産も開始。来年初めには第2ライン(8-2ライン)の投資も開始する方針で、大型パネル市場の攻略に拍車をかける。
デジタルタイムスによると、サムスン電子の関係者はこのほど、8-1ラインでは市況によって52インチと46インチのうち利益が上げられるパネルの生産に集中し、年内に月産5万枚の量産態勢を整えると明らかにした。同ラインでは、ガラス基板1枚から52インチは6枚、46インチは8枚のパネルを生産できる。52インチを大型パネルの標準規格に推す同社は当初、同ラインの生産品目を52インチに絞るとしていた。
サムスン電子はまた、8-1ラインに続き8-2ラインの投資もソニーと共同で行うことを決めた。現在、ソニーと話し合いを進めており、投資規模は第1ラインと同レベルになる見込み。早ければ来年初めにも投資を行う。サムスンは第2ラインの稼働に向け、すでに装備メーカーへの予約発注も行っているという。
同社が攻撃的な投資を進める背景には、大型化が進む世界のLCD市場で影響力を最大限に高める狙いがあるとみられる。
市場調査機関のディスプレイサーチによると、サムスン電子の50インチ以上の大型パネル市場のシェアは今年第1四半期(1~3月)の35%から第2四半期(4~6月)は40%に上昇。第3四半期は54%、第4四半期(10~12月)は58%に達するとみられる。
一方、LGフィリップスLCD(LPL)は早ければ来年初めにも第8世代の投資を開始し、09年上半期(1~6月)から量産をスタートする計画。

NTTドコモ-緊急地震速報に対応する携帯電話を年内に発売-
(2007/10/03 フジサンケイビジネス)

NTTドコモは、気象庁が10月1日から始めた緊急地震速報に対応した携帯端末の新機種を年内に発売する。12月に投入する「905iシリーズ」に速報の受信機能を搭載する計画。強い揺れが想定される地域にいると、端末に文字情報で速報が送信される。
緊急地震速報は、発生直後の初期微動をとらえ、大きな揺れの直前に予想震度などをNHKのテレビやラジオを通じて知らせる仕組み。
NTTドコモによると、携帯端末への送信は気象庁の速報から10秒以内に配信。震度5弱以上の地震が発生した場合、震度4以上の揺れが想定される地域内にある端末に向け、「○○(場所や地域名)で地震発生。強い揺れに備えてください」とのメッセージを送る。
配信には、一定の地域にある該当端末に一斉に同時発信できる「セル・ブロードキャスト・システム」と呼ばれる方式を採用した。
従来のメール送信に使用しているシステムでは、一斉にメッセージを配信すると、システムへの負荷が集中し、大幅な着信遅延などが起きる可能性があり、緊急性が高い速報には利用できなかった。NTTドコモは気象庁の要請を受けて、05年12月からシステムや端末の開発に着手。KDDIとも意見交換しながら、端末に組み込む基板などの研究開発を進めてきた。
端末に表示される文言や速報を知らせる着信音などをできるだけ統一するため、通信各社との調整も進めてきたという。
KDDIは「受信機能を搭載した端末の発売は未定」としているが、関係者によると、来年春、夏に発表される新機種をめどに搭載することを検討している。すでに技術的な課題はクリアしており、NTTドコモとは仕組みが異なるものの、速報の文言などは、「ユーザーサイドが混乱しないよう同じものを提供する」(関係者)という。
ソフトバンクは、08年度中に発売する端末に受信機能を搭載する予定だが、提供方法などの詳細については、「検討中」としている。 

NTTドコモ-未来の携帯電話を展示-
(2007/10/03 日経・日経エレクトロニクス)

千葉市の幕張メッセで10月2日に開幕した「CEATEC JAPAN 2007」のNTTドコモブースでは、脈拍から体脂肪まで計れる健康携帯やタッチパネルの表示に電子ペーパーを使った携帯など「未来のケータイ」が展示されにぎわっている。
「電子ペーパー携帯」はキーボード部に電子ペーパーのタッチパネルを採用し、用途によってキーボード表示を変化させることができる。NECが開発したもの。
キートップは透明な樹脂で、個々のキーの下に電子ペーパーが設置されている。電源オフの状態では、電源キーだけが表示されている。電源キーを押して待ち受けモードになると、通常の携帯電話のようにアイコンや数字がキーに表示される。メニュー選択時には十字キーの表示がアイコンから矢印に変わり、電卓モードでは十字キーが四則演算用の表示になる。また、メール入力時には,ひらがな、カタカナ、英字、数字のそれぞれのモードに応じて表示が変わる。
電子ペーパーを利用することで、キーの表示は印刷並みの高コントラストを実現した。また、フレキシブルな表示を実現しながら電源を切っても表示が残るのも特徴。
電子ペーパーを使うことで消費電力が少なくなり、触ったときのクリック感が出せるという。「そのとき必要なだけのボタンを電子ペーパーに表示するので、迷うことがなくわかりやすい。らくらくホンのようなユニバーサル携帯にしたい」(企画担当者)としている。
また、「ウェルネス携帯」は携帯電話1台で手軽に健康管理ができるというコンセプト携帯。カロリーを計算してくれる歩数計や脈拍計、体脂肪計に口臭測定器まで搭載し、食生活や運動量などの健康データを管理することができる。
ジョギングやウォーキング時に音楽を聴きながら距離や時間を計れる「ワークアウトミュージックプレイヤー」という機能もある。出展した端末は三菱電機製で、今のところ発売などの具体的予定はないという。

携帯電話内蔵カメラ-09年にも800万画素に-
(2007/10/03 日経)

携帯電話に搭載するデジタルカメラが09年にも800万画素時代を迎えそうだ。東芝、ソニーなどは08年末から「電子の目」となる画像センサーで高精細な写真を撮影できる携帯向けの800万画素品を出荷する。
現行の最高クラスは500万画素だが、再来年以降は一般のデジカメ並みの画素数を持つ携帯が普及することになる。
東芝はカメラ付き携帯電話に搭載する800万画素のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーを08年末から量産し、ソニーも同時期に供給を始める方針。東芝は現在、消費電力が少なくて済むCMOS型で320万画素品までを量産しており、来年初めには510万画素、来年末には800万画素品に引き上げる。

NTTドコモ-「人体通信」技術を搭載した携帯電話を開発-
(2007/10/02 日経)

NTTドコモは人の体を電線代わりにして情報をやり取りする「人体通信」の技術を搭載した携帯電話を開発した。携帯をポケットに入れたままドアノブを握れば、携帯から発信したID情報で個人を認証し解錠する電子キーシステムや、人と握手するだけで携帯同士がデータ交換する用途も可能になるという。数年後の商品化を目指す。いつでもどこでも通信を可能にする「ユビキタス社会」の実現へ向け、携帯の高機能化を進める。
このほど作った試作機には、半導体ベンチャーのカイザーテクノロジー(神奈川県平塚市)が製造したチップを搭載。通信速度は毎秒最大40キロビット程度だが、将来的にはメガビット級に高めていく。

松下電器-32GバイトのSDメモリーカードを参考出展-
(2007/10/03 日経エレクトロニクス)

松下電器産業は,記録容量が32GバイトのSDメモリーカードを試作,CEATEC会場に参考出展した。HDTV画質の動画を約5時間20分格納できる。08年の前半に発売することを目指す。
データの転送速度は20Mバイト/秒である。会場では,実際に32Gバイトの容量を備えていることを,パソコンの画面を使いながら紹介した。また,メモリーカード内部を分解し,構成部品も見せていた。

松下電器-無線LAN内蔵のPLCアダプターを試作展示-
(2007/10/03 日経エレクトロニクス)

松下電器産業は,無線LAN機能を内蔵したPLC(電力線通信)アダプターを試作,CEATEC会場に参考出展した。家庭の電源コンセントに差し込めば,PLCネットワーク経由で無線LANのカバー・エリアを増設できる。08年ころの発売を想定する。
2.4GHz帯の無線LAN(IEEE802.11b/g)の送受信機能を組み込んだ。このほかEthernetのハブとしても機能する。松下電器産業などが推進するPLC規格「HD-PLC」に準拠する。ウェーブレットOFDMを使い,最大190Mビット/秒でデータを送受信できる。
今回のCEATECでは松下電器産業ブースのほか,HD-PLC主体のブースもあり,PLCアダプターやルーターなどが出展されている。

米Microsoft-フラッシュベースの第2世代Zuneを発表?-
(2007/10/03 日経)

Microsoftが米国時間10月2日に音楽プレーヤー「Zune」の第2世代目を発表する計画だという。同社に近い情報筋が述べている。
Microsoft会長であるBill Gates氏は、第2世代Zuneの正式発表に参加する見込みだと、ウェブサイトBetaNewsが10月1日に報じている。この発表を知る情報筋がこの報道を認めた。
BetaNewsによると、第2世代機は、Zuneで初めてフラッシュメモリを搭載し、11月にリリースされる予定だという。また、新型Zuneの大きさは3インチ(約76mm)×1.25インチ(約31mm)で、外見は「iPod nano」によく似ていると述べている。
Microsoftの広報担当にインタビューを求めたが、すぐには返答を得られなかった。



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