この秋は関ケ原の戦いの話題で盛り上がっている。映画「関ケ原」も公開され続いてゆかりの地でも多くのイベントが催されている。 天下分け目の戦いは東軍の家康軍が勝利したが、今見直しなどで西軍の石田三成の人気が上がっている、我々関西人には阪神タイガースはたまた、石田三成びいきになろうというものである。 戦いに敗れ伊吹山中を敗走中に潜伏したといわれる、岩窟を地元ボランティアの案内で探訪する機会に恵まれた。 湖北、木ノ本古橋から紅葉進む山道をあえぎあえぎ登ること60分、標高560mの山腹に足元を見降ろすような感じで岩窟の小さな入り口が見えた(オトチの岩窟という)。 近年に取り付けられた金属梯子を伝って中へ入り込み、懐中電灯で照らしてみる、岩窟内は天井が迫ったり足元が落ち込んだりしているが20~30㎡ありそうだ、冷気がこもり、こうもりがいたりして気味が悪いが、ここで三成が潜んでいたのか~と感慨、暗闇の中の傷つき疲れはてた三成の落ち武者姿を想像し、しばし岩窟内に目をこらした、最後は覚悟の上追手に見つかり山を下りて行く時はさぞ悔しかっただろうな。
登ること1時間
岩窟の中へ降りる
内部
こうもり
岩窟内はストロボ撮影のため明るく写っているが、実際は漆黒の闇
隠れ岩窟の周辺 ( H29/11/10 )
先日木之本小橋の鶏足寺へいってきましたが、その近くの山でしょうか。
歴史の名残りの岩窟、タイムスリップ出来ますね!
私も歴史探訪を続けています先日は維新ゆかりの地、山口県萩市まで足を延ばしました。